グルメライターが「行ってよかった」今年オープンした大阪のグルメ店
食いだおれの街・大阪には今年もたくさんのお店がオープンしました。
今回はannaのグルメライター・けんけんがこれまで足を運んだお店をピックアップしてご紹介。全て今年オープンした話題のお店なのでぜひチェックしてみてくださいね。
(1)コスパ高すぎ!予約困難な焼鳥の名店の姉妹店
(2)サクもちカヌレが人気「昼と夜で別の顔を持つ」カフェ&レストラン
(3)アヒルで支払う?オープン後SNSで話題沸騰のレトロな大衆酒場
(4)「まるで魔法…」福島の人気店が移転リニューアルオープン!
(5)使うのは果実のみ!水を一切使わない「高級かき氷専門店」
(6)も、元彼の串揚げ…!? クセがすごいネオ大衆酒場
(7)名物・こぼれ寿司は必食♡ ネオ寿司酒場
(8)グルメ通が注目!予約の取りにくい有名鮨店
(9)予約困難…大阪の人気焼き鳥屋の新店がオープン
(10)コスパ高すぎ…!新進気鋭の焼肉店
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
■1:コスパ高すぎ!予約困難な焼鳥の名店の姉妹店
2021年1月、天満にオープンした焼鳥屋『チキチキ(CHIKI CHIKI)』は、大阪で予約が難しい人気の焼鳥屋『吾一(ごいち)』の新店。『吾一』でいただく焼鳥は火入れが絶妙。その仕上がりに多くのファンがおり、新たにオープンした『チキチキ(CHIKI CHIKI)』も話題を呼び、早くも予約困難店に。
料金は前払いスタイルで、5,000円(税込)のコース一択。ビール、チューハイ、ハイボール、焼酎の飲み放題が付いて5,000円はかなりお得! 日本酒がないのが残念ですが、持ち込みOKなのでどうしても飲みたい場合は持って行っても◎。
次は名物の『モモタタキ』。『吾一』と同様、料理の最初に提供されます。
やはり火入れが最高。中がほんのりピンクでレア。噛むたびにうま味が口いっぱいに広がります! 皮目もパリッパリで食感と香りも楽しめました。
ここから串7種の始まり。まずは『ムネ』。中はふっくらジューシー。ちなみに鳥を焼き上げているのは『吾一』のお弟子さん。意志を継いで素晴らしい技術をお持ちです。
ここで串が終わって〆に突入。『タルタルポテサラ』は半分くらいまでそのままでいただき、あとの半分はとっておきましょう。
『吾一』ではなかった新メニュー『唐揚げ』。和テイストであっさりめ。ここに先ほど取っておいた『タルタルポテサラ』をつけて、チキン南蛮のようにいただくと、さらにうまさ倍増です!
最後の〆は『焼きおにぎりのスープ茶漬け』『焼きおにぎり』『卵黄乗せタレまぶし丼』の3品からチョイスできます。
筆者の注文した『卵黄乗せタレまぶし丼』には、甘めのタレが混ざったごはんの上に大葉と卵黄が。大葉の爽やかな風味がアクセントになって、コース終盤ですがペロッといただきました。
<店舗詳細>
チキチキ(CHIKI CHIKI)
住所:大阪府大阪市北区天神橋5-7-19 1F
最寄駅:JR『天満駅』/大阪メトロ・阪急『天神橋筋六丁目駅』
■2:サクもちカヌレが人気「昼と夜で別の顔を持つ」カフェ&レストラン
2021年2月、本町にオープンした『余白』は、昼間はカフェとして、夜はフランス料理店として営業している珍しいお店です。
焼き菓子は100~300円とリーズナブル。どれも美味しそうで選ぶのに迷います。ドリンクメニューは焼き菓子にぴったりなコーヒーや紅茶が中心となっています。
筆者は『ブレンドホット』(450円・税込)と『カヌレ ド ボルドー』(380円・税込)、『フィナンシェ』(300円・税込)を注文。ブレンドコーヒーは酸味控えめで、苦みが強めでした。ほんのり甘いお菓子と相性ぴったりです。
『フィナンシェ』はバターとアーモンドの香りがふわっと。上品な口当たりです。『カヌレ ド ボルドー』の表面は思っていた以上にしっかりとしていますが、中はしっとりとしていて、「サクッ」と「もちっ」の食感が一度に味わえました。
<店舗詳細>
余白
住所:大阪府大阪市中央区久太郎町3-1-22 oskビル 1F
最寄駅:大阪メトロ『本町駅』『堺筋本町駅』
■3:アヒルで支払う?オープン後SNSで話題沸騰のレトロな大衆酒場
2021年3月、心斎橋にオープンした、“銭湯”がコンセプトの大衆酒場『スタンド酒場 焼売銭湯 アメリカ村店』。オープンから間もなく個性的すぎるとSNSで話題を呼び、早くもにぎわいを見せる人気店です。
店内には大きな湯船カウンターがあり、中央部分をぐるっと囲むように設置。壁には富士山の絵が描かれていて、まさに銭湯そのもの! 海には焼売がぷかぷか浮かんでいて遊びごころに溢れています。
こちらのお店の注文の仕方は少し特殊。料金は前払い制ですが、事前に食券機で食券を購入して代わりに“アヒルのおもちゃ”を受け取ります。アヒルは1羽90円。予算に応じてまとめて購入します。もちろん余った分は払い戻し可能。
『地サイダーサワー』(6羽※540円・税込)はグラスも瓶もレトロでかわいい。ついつい写真を撮りたくなります。
『焼売食べ比べセット』(2羽※180円・税込)。豚のほうはかなり肉汁がすごい! 食べ応えもあります。鶏のほうは意外にもあっさり。どちらもパクパクと何個でも食べられそうです。
風呂桶にそのまま入った状態で提供される『おでんの出汁風呂』(7羽※630円・税込)や、『幸せのアジフライ』(4羽※360円・税込)、『ホルモンかすうどん』(6羽※540円・税込)など、さまざまなメニューが楽しめます。
<店舗詳細>
スタンド酒場 焼売銭湯 アメリカ村店
住所:大阪府大阪市中央区西心斎橋2-10-27 森ビル1F
最寄駅:大阪メトロ『四ツ橋駅』
■4:「まるで魔法…」福島の人気店が移転リニューアルオープン!
2021年4月、京橋に移転リニューアルオープンした『やまみちさき』。移転前はかき氷とお酒がメインのお店でしたが、お酒に合うアテの種類が追加。居酒屋やバーとしても軽く利用でき、使い勝手が良くなりました。
『おふろ屋さんのポテサラ』(550円・税込)は、じゃがいもの食感が活きていてホクホク。筆者のおすすめは『グリーンカレー餃子』(650円・税込)。餃子の上にはパクチーがどっさり。一口食べるとグリーンカレーの風味がやってきておいしい。ハイボールとの相性もばっちりです。
店主さんは、これまで様々なかき氷を食べ歩き、使う食材や組み合わせなどを研究。出来上がったかき氷は、食べ進めるごとに味などが変わります。
筆者が注文したのは『ピスターシュ』(1,800円・税込)。フランボワーズソースとピスタチオのムースがかかった豪華なかき氷。序盤はフランボワーズの甘酸っぱさが口いっぱいに広がります。濃厚なピスタチオムースもアクセントになっていました。
どんどん食べ進めていくと、中からカカオニブとホワイトチョコレートがお目見え。食感と味の変化が加わり食べていて楽しいです。
さらに一番下にはチョコレートケーキが。ちょっとしたサプライズ感もあり、最後まで飽きずにいただくことができました。
<店舗詳細>
やまみちさき
住所:大阪府大阪市都島区東野田町3-6-11
最寄駅:JR『京橋駅』
■5:使うのは果実のみ!水を一切使わない「高級かき氷専門店」
2021年5月、中崎町にオープンしたかき氷専門店『かきごおらん』は、水の氷は一切使わず果実のみで作ったかき氷がいただけるお店で、味はもちろん演出や見た目も美しいことからSNSで話題になっています。
こちらのお店では一滴も水を使いません。純粋に果汁のみで作り上げたかき氷は味が濃厚! その分お値段はしますが、とてもぜいたくな気分になれること間違いなしですよ。
クラウンメロンを使った贅沢すぎるかき氷をはじめ、素材や産地にこだわった旬の果物を使ったかき氷がたくさん! 『ピスタチオ&ラズベリーしか勝たん!』『濃厚な口溶け、脳内トロピカル』『アダムとイブは我慢できない』など、個性的なメニュー名にも注目です。
筆者はクラウンメロンを使った『王様とのひと時を過ごしてみませんか?』(2,000円・税込)を注文。グラスに盛り付けられていて美しい……! まるでカクテルのようなビジュアルで、緑色のボックスに覆われていてすごいインパクトです。
百貨店などでは1万円以上する高級マスクメロン『クラウンメロン』を惜しげもなく使ったかき氷。
通常のものよりもかなり甘くてびっくり! メロンクリームとメロン氷も合わさって絶品です。
<店舗詳細>
かきごおらん
住所:大阪府大阪市北区中崎西2-4-35 2F
最寄駅:大阪メトロ『中崎町駅』
■6:も、元彼の串揚げ…!? クセがすごいネオ大衆酒場
2021年6月、梅田にオープンした『恋愛酒場メイ子 梅田店』は、店名の通り、“恋愛”をテーマにしたおしゃれでかわいいネオ大衆酒場で、内装や料理にもひと工夫効かせ、個性があふれています。恋愛話に華を咲かせられること間違いなし! 女子会にぴったりのお店です。
秘密の女子会には半個室席がおすすめ。店内には願い事を結ぶハート型のオブジェが設置されています。箸入れ袋に書くスペースがあるので、帰り際に結んでみてはいかがでしょうか。
メニュー名はとても個性的。「元カレが好きだった串揚げ」というパワーワードなど、強烈なサブタイトルが付けられていて、中には言葉に出すのが恥ずかしいものまで……! 話のネタになって盛り上がるはず。
アルコールの入ったクリームソーダや、飲むたびにグレードアップする『シンデレラサワー』など個性的なドリンク名もズラリ。
サブタイトルが個性的すぎる『私の愛した元彼たち ~串揚げ5種~』(750円・税込)は、ユウタ(サーモン串)、ケント(牛串)、カイト(アスパラ串)、レン(エビチリ串)、ショウタ(豚串)の5人(5種)盛り合わせ。元彼の名前をメニューにしてしまう斬新な串揚げ。いろいろな味があって楽しいです。
ぜひ飲んでほしいのは『シンデレラサワー』(各700円・税込)。飲むたびにグラスの大きさと味が変わる、いわゆる“出世サワー”で、シンデレラのようにサクセスストーリーが描かれています。3杯目のギガジョッキは片手では持てないぐらいの重量感。飲む際は酔いすぎないように気を付けてください。
<店舗詳細>
恋愛酒場メイ子 梅田店
住所:大阪府大阪市北区芝田1-8-1 D.D.HOUSE 3F
最寄駅:阪急『大阪梅田駅』/JR『大阪駅』/大阪メトロ『梅田駅』『東梅田駅』
■7:名物・こぼれ寿司は必食♡ 大阪に「ネオ寿司酒場」がオープン
2021年7月、天満にオープンした『すしや コトブキツカサ 天満店』は、まるでカフェのようなおしゃれな雰囲気で、若年層でも気軽に入りやすいお店として人気を博しています。
お寿司は一貫80円~ととてもリーズナブル。そのほか盛り合わせなどもありました。寿司屋さんには珍しく、おつまみ系も充実。揚げ物があるのが嬉しいですね。
飲み物は自家製クラフトコーラサワーなど珍しいものがそろっています。
お店の名物は『こぼれ寿司』(1,980円・税込)。かっぱ巻きの上に、山のように高く盛られた海鮮がどっさり。中が見えないぐらいのボリュームでびっくりします。まぐろやサーモン、たい、いくらなど宝石のようにきらめいていて見た目も豪華な一品。
一品料理は一味工夫されたものが豊富。『イカフライしば漬けタルタル』(390円・税込)は、揚げたてのイカフライの上にしば漬けのタルタルソースがかかった創作料理。しば漬けタルタルが脂っこさを緩和。お酒に合う良いアテです。
〆は『和牛あぶり』(1貫 500円・税込)を注文。店員さんが目の前で炙ってくれる演出付き。これはテンションがあがります。
香ばしい牛肉の下にはシャリが隠れています。ひと思いに一口でパクリ。肉の甘みが口いっぱいに広がって贅沢気分に浸れました。
<店舗詳細>
すしや コトブキツカサ 天満店
住所:大阪府大阪市北区池田町16-6 レジュールアッシュ天神橋
最寄駅:JR『天満駅』
■8:グルメ通が注目!予約の取りにくい有名鮨店
2021年7月、梅田にオープンした『鮨革命 本店 梅田大阪駅前』は、大阪で予約の取りにくい有名鮨店『赤酢」系列で、オープンから間もないですが多くのグルメ通が訪問する話題のお店です。
提供されるお寿司は基本的にほぼすべて2貫から。厳選寿司は1貫からの注文です。
こちらのお店のシャリには、赤酢とブレンドした“ロゼ酢”を使用。赤酢ほど酸味が強くなくてマイルドで美味しいんです。
『金目鯛』。筆者は今回のコースで金目鯛が一番おいしいと感じました。皮目を炙って香ばしく、身はうま味が詰まってプリプリ。
『たまご』は少し変わった形での提供。優しい甘さでほっと落ち着きます。
お寿司のあとは赤出汁を飲んでほっと一息。
締めのスイーツは抹茶ロールケーキ。お寿司15貫に赤出汁・茶わん蒸し・スイーツも付いて5,500円は、梅田という好立地から考えるととてもリーズナブルに感じました。
<店舗詳細>
鮨革命 本店 梅田大阪駅前
住所:大阪府大阪市北区芝田2-2-8 幸福相互ビル 1F
最寄駅:JR『大阪駅』/阪急『大阪梅田駅』/大阪メトロ『梅田駅』
■9:【予約困難】大阪の人気焼き鳥屋の新店がオープン
2021年8月、中津にオープンした『CHIKICHIKI 中津店』は、大阪で予約の取れない人気店『吾一』の系列店です。やはり中津店も予約困難店『吾一』の意志を受け継いで間違いない味。コストパフォーマンスも素晴らしく感じました。
こちらのお店は飲み放題コースのみ。日本酒無しの『飲み放題5,000円コース』と日本酒ありの『飲み放題7,000円コース』。日本酒が好きならぜひ7,000円コースを注文してほしいです。全国の銘酒30種以上の飲み放題がついて7,000円は破格……!
『吾一』は炭火で焼き上げていましたが、中津店では炭火と電熱のハイブリッド。炭だけで焼き上げるものよりも少し味や香りが異なっているように感じました。
ここから串のコースが始まり。串は合計8本。むね、こころ、つくね、せせりなど一本一本のポーションは一口サイズで食べやすく仕上がっています。
他店とは違い『吾一』の名物『ももたたき』(1,000円・税込)はコース外なので、気になる方は追加でオーダーすると◎。
<店舗詳細>
CHIKI CHIKI 中津店
住所:大阪府大阪市北区中津1-10-12 アトレ中津 1F
最寄駅:大阪メトロ『中津駅』
■10:コスパ高すぎ…!新進気鋭の焼肉店
2021年9月、福島にオープンした焼き肉店『福島 焼肉 藤四郎』。ワンランク上の焼き肉をリーズナブルに楽しみたい方におすすめのお店です。
こちらのお店の大きな特徴は、一つ一つ職人が手作りした特注のリングで焼き上げる“焔炮焼(えんぽうやき)”の技術。
耐熱性と蓄熱製を備え、焼いたお肉を縁側の上に置くことで冷めて硬くなるのを防いでくれるのだそう。焼いてしばらくたってからでもお肉の温度と柔らかさを維持。ちょっとおなかがいっぱいになってき休憩するときにも便利。
もちろんお肉にもこだわりが光ります。独自の仕入れによる厳選した国産和牛のさまざまな部位を提供しています。
『すき焼きロース』(1枚580円・税抜き)や『厚切りタン』(880円・税抜き)、『レアステーキユッケ』(980円・税抜き)など、どれも美味しいのに破格の安さ。大阪駅から一駅という好立地でこのコストパフォーマンスはなかなか珍しいんじゃないでしょうか。
『肉寿司 うにいくら』(1貫480円・税抜き)はいくらを自分で乗せてからいただきます。お肉とうにといくらの間違いない組み合わせ。口の中でトロけます。
大人数の利用なら『おまかせ和牛5種盛り』(1,980円・税抜き)がおすすめです。お酒も380円~とリーズナブルなのも嬉しいところ。
<店舗詳細>
福島 焼肉 藤四郎
住所:大阪府大阪市福島区福島7-21-15 2F
最寄駅:JR『福島駅』
いかがでしたか? 大阪に今年オープンした話題のお店。ぜひ足を運んでみてくださいね。(取材・文/けんけん 編集/anna編集部)
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※ けんけん
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