「ねむれないわたし」を食べてみない?【大阪】発・名パティスリーの個性派ケーキ3選
人気連載「水曜15時のあまいもん」担当の編集チームが「これも食べたい!」と追加オーダーしたお菓子を紹介するおまけコーナーのなかから、おすすめをピックアップ。
今回は、大阪の人気パティスリーでキャッチした、個性派ケーキをご紹介。アシェットデセールからヴィーガンスイーツ、フランスの伝統ケーキまで、どれも見逃せません!
低温で3時間、じっくり焼かれたメレンゲが絶品
℃ sesshi(セッシ)「ねむれないわたし」(大阪)
昔ながらの商店街〈文の里商店街〉にある、母娘で営むギャラリーカフェの看板メニューはパフェですが、アシェットデセール(お皿で提供されるデザート)の美しさとおいしさも見逃せません。
パティシエの金子由貴さんが「焼いたメレンゲが大好きなので、もっとそのおいしさを知ってほしくて」と、〈わたし〉という名で数種メニューにのせているスペシャリテのひとつが、こちらのパブロバです。
「パブロバ」とは、ニュージーランドもしくはオーストラリアで誕生したとされる、焼いたメレンゲを生クリームやフルーツで飾ったお菓子です。金子さんは、そこにアイスクリームやスポンジ生地、デコレーションの飴などを施して、アシェットデセールに仕立てています。低温で3時間、じっくり焼かれたメレンゲは、サクッと歯切れが良く、無糖の生クリームやアイスクリームと重なり、とても軽やかです。(記事より)
目にも口にも楽しくおいしいデセールはアート作品のようで、感性が刺激されますね!
ペーストも手作り! 見た目も華やかなヴィーガンケーキ
ヴィーガンカフェ シスター「ピーカンナッツのムース」(大阪)
堺筋本町のビジネス街の一画にあるヴィーガンスイーツ専門店で、ナッツ好きの取材班が心をつかまれたのが、こちら。
ピーカンナッツのクランチがぎっしり詰まった濃厚な風味がやみつきになるピーカンナッツのムース。実はこれ、ピーカンナッツをローストし、ペーストにするところから作っているのだそう! ケーキ作りには、市販の製菓材料が使えないため、ココナッツバターやカカオバターなどを一から作り、使っているといいます。(記事より)
映える見た目もさることながら、口に運ぶときちんとおいしい。実際に食べてみると、丹念に作り込まれたヴィーガンスイーツだというのがわかります。
フランスの伝統ケーキを素敵にアレンジ
パティスリー ペシュミニョン「パリブレスト」(大阪)
最寄り駅は、阪急箕面線の牧落駅。パティシエである日仏夫妻が営むこちらのパティスリーは、閑静な邸宅街にありながら行列の絶えないお店です。
シンプルな見た目ながら、なんとも濃厚そうなプラリネクリームの存在感に惹かれたのが、パリブレスト。シュー生地にプラリネクリームを絞ったこちらも、フランス菓子の定番です。スペイン・マルコナ産のアーモンドとイタリア・ピエモンテ産のヘーゼルナッツをローストするところからプラリネを作り、それをなめらかなムースリーヌと合わせていて、風味の素晴らしさは想像以上。ザクッとした食感のシュー生地ともマッチしています。(記事より)
小ぶりだけれど、食べ応えたっぷりのケーキ。ご褒美スイーツとしても最適!
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