グルテンフリーのおやつに。清楚でかわいい米粉のクッキー【奈良・学園前】
本日の一品 > gluten free patisserie YURIKO MINATOの「HANA」(奈良・学園前)
和洋問わず、あまいもんに詳しいライターの齋藤優子さんが、最近個人で営む良店が増えていると注目しているのが、奈良エリア。今回は、学園前駅にあるオーガニックや地元産の食材にこだわるグルテンフリー パティスリーの米粉クッキーを推してくれました。
【水曜15時のあまいもん】とは?
関西の食に精通するライター、エディター、フォトグラファーなど“取材のプロ”たちが、ほんとは教えたくない関西の「推しおやつ」を、和洋問わずレコメンド。確かな目利きで選んだあまいもんは、どれもわざわざ足を運んで大正解の、ハズレなしのおいしさです。
「小麦粉好きが食べても大満足のグルテンフリークッキー」(齋藤さん)
gluten free patisserie YURIKO MINATO「HANA」
「グルテンフリーやヴィーガンのお菓子は、どうしても味のインパクトに欠けていたり、素っ気ないビジュアルになったりしがち。でも、この米粉のクッキーは、小麦粉を使ったお菓子が大好きな私が食べても大満足のおいしさで、そのうえ、手土産にできるかわいさもあります」(齋藤さん)
2021年に奈良・学園前にオープンしたグルテンフリー パティスリーの看板アイテム。数ある米粉の中から、もっともサクサクに仕上がるという兵庫・丹波篠山産の米粉をセレクト。アーモンド粉や有機ココナッツオイルなどと合わせた生地を花形に焼き、カフェインフリーの有機キャロブのクリームをサンドしています。口の中で生地がサクサクとほどけていくとともに、キャロブのチョコレートを思わせる香ばしい風味が広がります。
昔から甘いものが大好きだったという店主の湊 優理子さんは、体調を崩したのを機に、小麦粉や乳製品不使用のお菓子を選ぶようになりました。ところが、満足するようなものになかなか出合えず、いっそ自分で作ろうと一念発起。勉強をして店舗を構えたそうです。食の大切さを実感した湊さんが作る焼き菓子は、体にやさしいのはもちろん、いわゆるお菓子好きが食べてもおいしいと思える、インパクトのある味わいです。
編集部の「これも食べたい!」
「SABLE」(ラベンダー)、「ハーブティー」(レモングラス)
「目指しているのは、心と体にやさしいお菓子作り。少しでも体にいいものを使って、ほっとできる癒やしの時間を届けたい」。そんなお店のコンセプトを聞いて選んだのが、ハーブを使ったサブレとハーブティーです。サブレは、丹波篠山産の米粉を中心に、地元産のドライラベンダーを焼き込んでいて、ハーブと海塩が利いています。地元の食材を積極的に使っていて、ハーブティーのレモングラスも、近々、奈良産のものになる予定だそう。
教えてくれた人齋藤優子/Yuko Saito
『BRUTUS』『&Premium』など、雑誌を中心に執筆しているライター。食に関する取材が多く、しばしば関西を訪れているうちに、関東とは違う食文化をもっと知りたくなり、2018年に京都にも拠点を設ける。現在は京都と東京を行ったり来たりの日々。
DATA
gluten free patisserie YURIKO MINATO/グルテンフリー パティスリー ユリコ ミナト
奈良県奈良市登美ヶ丘3-2-10 コスモビル1F
TEL.070-4412-5212
営業時間:10:30~16:00
定休日:不定休(営業日はInstagram にて告知)
https://yuriko-minato.stores.jp/
\from Editor/
米粉のお菓子は随分前からあるけれど、なかなか好みのものに出合えませんでした。やっぱり小麦粉には敵わない!? なんて思いを、こちらのクッキーが覆してくれました。小麦粉もバターも白砂糖も使っていないのに、ここまでおいしくできるんですね。アレルギーはないですが、これからもっとグルテンフリーのお菓子を試してみたくなりました。
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