
オーストリア王室御用達店が作る、ミニチュアクッキー。東京から京都に拠点を移しさらに躍進!【京都・岡崎】
本日の一品 > ホーフベッカライ エーデッガー・タックスの「ミニゲベック」(京都・岡崎)
東京に住んでいたころから、野澤孝彦シェフが作るドイツ・オーストリア菓子が大好きだったというフードライターの齋藤優子さん。自身が京都に拠点を設けた後、野澤シェフが京都で店を構えていると知って、喜び勇んで飛んでいったといいます。しかも、パンからお菓子、カフェまであって、東京にいたころよりもっと進化を感じるというのは、うれしい限りです。

【水曜15時のあまいもん】とは?
関西の食に精通するライター、エディター、フォトグラファーなど“取材のプロ”たちが、ほんとは教えたくない関西の「推しおやつ」を、和洋問わずレコメンド。確かな目利きで選んだあまいもんは、どれもわざわざ足を運んで大正解の、ハズレなしのおいしさです。
「小さな中に文化と技とおいしさが詰まっています」(齋藤さん)
ホーフベッカライ エーデッガー・タックス「ミニゲベック」

「カイザーゼンメルにキプフェル、プレッツェル……。オーストリアの代表的なパンを模したミニチュアクッキーは、食べるのが惜しくなるほどの可愛さ。でも、ぜひ、食べてみてください。生地は同じなのに、形によって食感が変わり、生地自体の味の感じ方も変わってくるから不思議。野澤シェフをはじめ、スタッフがひとつひとつ手で成形しているというのも、愛おしさ倍増です」(齋藤さん)
オーストリアのグラーツで1569年から続く王家御用達ベーカリー「ホーフベッカライ エーデッガー・タックス」の日本店。長年、オーストリア、ドイツ菓子を作ってきた野澤孝彦シェフは、本店の8代目から全幅の信頼を受け、本店のレシピを元に、端正で確かな菓子やパンを作っています。この「ミニゲベック」も、実は本店から依頼されて誕生したものだそうで、本国ではヴィーガンで作っているといいます。

編集部の「これも食べたい!」
モンブラン

生ケーキの冷蔵ケースで、ひと際目を引くのが、三角形のモンブラン。チョコレートのスポンジ生地を土台に、栗のクリームを丸く積み上げ、生クリームで雪山を表現したユニークなスタイルは、もちろん、本店と同じ。ただ、ここでは国産とフランス産の栗をブレンドしてラム酒で煮てクリームにしていて、ねっとり感とほっくり感が絶妙なバランスです。

お店は、コロナ禍の2020年に京都で再オープン。そのとき、スタッフも皆、京都に移ってきてくれたそうで、野澤シェフは腰を据えてお菓子やパンと向き合えている様子。ザッハトルテなど、長年作ってきたお菓子も、見えないところで着実に進化しているそうです。

教えてくれた人齋藤優子/Yuko Saito
『BRUTUS』『&Premium』など、雑誌を中心に執筆しているライター。食に関する取材が多く、しばしば関西を訪れているうちに、関東とは違う食文化をもっと知りたくなり、2018年に京都にも拠点を設ける。現在は京都と東京を行ったり来たりの日々。

DATA
ホーフベッカライ エーデッカー・タックス
京都府京都市左京区岡崎成勝寺町3-2
TEL.075-746-6875
営業時間:10:00~18:00
定休日:水木
https://edegger-tax.jp/
\from Editor/
平安神宮に程近い、雰囲気のいいレストランやカフェが立ち並ぶ岡崎エリアにベッカライはありました。キリッと端正な姿形をしたお菓子やパンが並ぶ様子は、それだけで技術の高さが伝わってくるよう。大阪など近県から車で購入に訪れる人や、外国人客も多く、オーストリア王家御用達の老舗ベーカリーが、古都にすっかり根付いているのが見てとれました。
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