ずうっと食べ続けたくなる、おいしい余韻。リピート必至、和の“推しおやつ”
人気連載「水曜15時のあまいもん」担当の編集チームが「これも食べたい!」と追加オーダーしたお菓子を紹介するおまけコーナーで取り上げられた、お菓子をピックアップ。
今回は【京都・奈良】で見つけた、和菓子をお届け。見た目は素朴ながら職人技を感じさせる本格的な味わいで、食べる手がとまらなくなること必至の3選です。
やわらか団子と味噌の香ばしさが、反則級のおいしさ!
まるに抱き柏「あぶり団子」(京都)
シンプルでありながら、どこか懐かしくやさしい雰囲気に心が惹かれるからでしょうか。和菓子屋さんに足を運ぶと、ついお団子を頼んでしまいます。京菓子の老舗を経て西森敬祐さんがはじめた和菓子店「まるに抱き柏」で、“おっ、白味噌のお団子だ!”と思わず飛びついてしまったのが、あぶり団子。
炙ったやわらかなお団子を、京都・石野の白味噌をベースにしたタレにくぐらせています。実は、つい最近、サノさん(お店を紹介してくれたクリエイター)も食べたそうで、「お団子につけた焼き目の香ばしさと、白味噌のたれの甘じょっぱさが重なって、かなり好みの味。おやつにも、おみやにも、レギュラー入り確定です」だそう!(記事より)
お団子は季節によって味が変わるそう。おいしいお団子と共に季節の移ろいを楽しむのは、まさに“口福”の極みですね。
思い出に残る“生菓子体験”
萬御菓子誂處 樫舎「お抹茶と季節の生菓子」(奈良)
風情ある、奈良・ならまちにある名店「萬御菓子誂處 樫舎」の生菓子は、店主・喜多誠一郎さんの志がつまった、和菓子好きなら一度は食べておきたい逸品です。テイクアウトもできるので、おみやにも。
この日選んだのは、百合根きんとん。餡は加えず、名産地として知られる北海道真狩村の百合根のみで作った真っ白なきんとんは、ふんわりと軽やか。黒文字を入れると、中から紅に染めた備中白小豆を使った紅餡がのぞく趣向にも心が躍ります。(記事より)
なお、目の前で作り立てをカウンター越しに楽しめるのは、「和菓子のコース(要予約)」もおすすめ。きっと、思い出に残る体験となるはずですよ。
とろんと舌ざわりが絶品!
七条ふたば「わらび餅」(京都)
京都・出町柳の「出町ふたば」で修業を積んだ初代のひ孫にあたる藤村陽平さんが、その技と味を受け継ぎ、暖簾を守っているのが「七条ふたば」。看板商品は「豆餅」ですが、「わらび餅」もぜひ味わって欲しい逸品です。
あんこが入らないタイプのわらび餅は黒糖の風味が強いものが多いのですが、これは沖縄・波照間産のあっさりめの黒糖を使っていて、甘すぎず、すっきりとした味わい。本わらび粉をブレンドして練り上げているという、とろんと舌ざわりのいいお餅とともにすっと喉を通り、香り高いきなこの余韻も格別。(記事より)
絶品わらび餅を楽しめるのは、6~10月のみ。今から、あまいもんリストに入れておきましょう!
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