【梅雨明け後に猛暑到来!?】気象予報士・蓬莱大介さんが解説！ 7月の天気予報と今が旬のアスパラガス

梅雨後半の大雨には警戒が必要

2023年7月の平均気温は平年より高めで降水量も平年並みか多い傾向です。例年以上に高温多湿で梅雨後半の大雨には警戒が必要ということです。

また、梅雨明けの時期はまだはっきりと分かっていませんが、平年は7月19日頃であることから、この時期になると夏の太平洋高気圧が強まり、1週間ほど猛暑が続く見込みです。この最初の猛暑のタイミングは、熱中症の搬送者数が急増して重症者数も多いので気をつけてくださいね。家族が遠くに離れている場合は、こまめに連絡をとって、部屋の温度が適切か、エアコンや扇風機の稼働状況を確認し、水分補給が十分に行われているか確認するとよいでしょう。

今年の梅雨は例年よりも高温多湿で、夏バテのような症状を感じる方も多いかもしれません。梅雨明け後の夏は猛暑と予想されているため、朝晩のウォーキングなどの軽い運動や、3食きっちりとした食事で体力をつけるようにしましょう。

今が旬のアスパラガスで梅雨バテに打ち勝つ！

しかし、梅雨バテで食欲が低下しているという方もいると思います。そこで、おすすめしたいのは、今が旬のアスパラガス。アスパラガスには栄養ドリンクにも含まれる成分で、疲労回復やスタミナ増強に効果があるとされるアスパラギン酸が含まれています。

読売テレビの「かんさい情報ネットten.」でも紹介しましたが、香川県ではうどんに加えアスパラガスも名産品の一つです。「さぬきのめざめ」というブランド野菜があり、この品種は、一般的なアスパラガスよりも太く長く、柔らかく独特の食感があります。茹でずにそのまま生でいただくことができ、ジューシーでやわらかく、マヨネーズを付けてサラダにもおすすめです。

気象に関する情報を集める読売テレビの「ウェザールーム」チームが、「さぬきのめざめ」を使ったアレンジ料理を考案しました。例えば肉巻きは、アスパラが太く柔らかいため、さらにおいしく仕上がります。アスパラをベーコンで巻いてもおいしそうです。

「さぬきのめざめ」は関西のスーパーマーケットでも手に入りますから、ぜひ明日の献立の参考にしてみてくださいね！（解説／蓬莱大介）

蓬莱 大介ほうらい だいすけ

2011年より読売テレビの気象キャスターを担当し、現在は「情報ライブ ミヤネ屋」、「かんさい情報ネット ten.」、「ウェークアップ！ぷらす」に出演中。翌日の天気のポイントをイラストで教えてくれる「スケッチ予報」では、ユーモア溢れるイラストが大人気！