今こそやるべき!新学期までに終わらせたい「子どもの教科書&作品の整理収納術」
学年末になると、“旧学年の教科書をどうするか問題”は、学生のお子さんがいる家庭ではあるあるのお悩みではないでしょうか? 潔く捨てるか、まだ使うかもと残しておくか、迷ってしまいますよね。
また、子どもが作品をまとめて持って帰ってくるタイミングでもあります。一緒に整理していたら、子どもが「あれもこれもぜーんぶ置いておきたい!」となったり、お母さんが「全部捨てられなーい!」ということになったりすることも。
そこで今回は、整理収納アドバイザー・整理収納教育士の筆者が、子どもの“教科書や作品のおすすめ収納術”をご紹介していきます。
■捨てられない…行き場に悩む「子どもの教科書収納術」
筆者は、2人の娘がいますが、収納については全く違うタイプ。長女は、「まだ使うかもしれない……」と“捨てられないタイプ”で、一方次女は、「もう使わない!万が一使うことがあっても何とかなる」と“捨てるタイプ”。
このように姉妹で全く違うタイプなのですが、整理収納の指導の基本として、置いているだけで安心することはあるので、心配なら無理に捨てる必要はないと伝えています。
ただ、ポイントはどれもこれも残すのではなく、期間や保管場所を決めて必要なものだけを残しておくこと。長女は捨てられないタイプなので、高校受験の時は塾の先生に確認して必要かもというものだけ残すことにしました。安心のお守り代わりです。
置いておきたいものが決まれば、ゴムバンドでまとめましょう。箱に入れたり、ブックスタンドを買い足したりしなくてもゴムバンドでしっかり見やすくまとめて収納できます。ゴムバンドは他にも衣類をまとめる際などに使いまわせて、持っていると便利な収納グッズですよ。
旧学年の荷物が片付いたら、次は新学年の教科書の収納です。教科書やノートは、“縦置き”が基本。縦置きの収納グッズでおすすめなのが、立ち上がりがないタイプのブックスタンドです。こちらのタイプだと出し入れがしやすくなるので、毎日使う教科書やノートは立ち上がりがないタイプが断然使いやすいですよ。
教科が混ざらないようにラベリングをすればばっちりです。いくつか仕切りが付いているタイプと違って、一教科ごとに持ち運べるのも◎
■整理するのは学年末が◎「子どもの作品の整理収納術」
学年末になって、子どもがまとめて作品を持って帰ってくると、どう整理したらいいのかわからなくなることはありませんか?「子どもの作品ってどうやって収納していますか?」と、整理収納サポートの現場でもよく聞かれます。
(1)まずは持ち帰った1年分の作品を子どもと確認しながらまとめる
まずは持って帰ってきた作品を春休み中に子どもとまとめていきます。ちなみに過去分も収納グッズを購入し、学年毎に収納しています。「上手にできたねーこの色いいねー」「これはああでこうで……」と話も弾みますよね。
そしてこの時に「ここに入る分ね」と限度があることを促します。立体の作品などはかさばるので選別から外れたものは、写真に撮って残すのも◎
(2)もう一度時間を置いて見直してみる
ただすんなり上手くいけばいいのですが、あるあるなのが最初にお話しした「全部残したい!」となることです。そうなったときに、作品を全て置いておけるスペースがあるなら、無理に捨てなくてもOKです。
筆者も子どもの成長と共に時間を経て分かったのですが、時間が経てば子どもの気持ちも変わるもので、長女が中学一年生になった時に幼稚園からの作品を全部見直してもらったらすんなり半分以下になりました! しかも雑誌を読んでいる横で「これはどう?これは?」とスイスイです。
本人もその都度気になるものはと自ら選別。これからも“大切な思い出としてずっと置いておきたいものだけ”を残しました。
幼稚園、小学校の作品は可愛いけれど量も多くて、似たものもたくさんあるのに対して、数は少なくなるけれど中学校・高校の作品はクオリティが高くて思い入れもあるので筆者はどれもしっかり残しておきたいと思っています。
今までは姉妹で各一つずつ作品ボックスを作り1年毎に入れていたのを、小学生からは選別した2年分をまとめて写真のようなファイルケースに収納しました。
その時に一回で済ませられたら時間も手間も収納スペース的にも理想ですが、時間を置いて見直してみる方がすんなり納得して整理できることもあります。写真収納などもそうですよ。
そして見直すことによってしまっていた作品たちをまた手に取って懐かしむ機会も出来ます。
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子どもの教科書や作品の“おすすめ収納術”をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。春休みにはぜひお子さんと一緒に整理してみてくださいね。(文/ladybug-simplelife 編集/anna編集部)
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※ ladybug-simplelife
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