めちゃくちゃおまけが進化してる…創業100周年「江崎グリコ」の今
関西の歴史ある企業は、ユニークでたくましい企業ばかりですよ。その中でも、道頓堀のトレードマークともいえるくらい有名な『グリコ』の歴史をまるっとおさらいしてみましょう。
今回は、2022年1月21日(金)に放送された読売テレビ『朝生ワイドす・またん!』の『まるトクZIP!』から、“関西創業100周年の江崎グリコ株式会社”をご紹介します。
※この記事は2022年1月21日(金)放送時点の情報です。最新の情報は各店舗・各施設にお問い合わせください。
■「江崎グリコ」は今年で100周年!
大阪・なんばの戎橋にある名物といえば『グリコ』の看板。実は、お菓子メーカー『江崎グリコ』は2022年で創業100周年を迎えます。
今からおよそ100年前の1922年(大正11年)2月11日。当時大阪にあった百貨店『三越』で、初めて赤箱のキャラメル『グリコ』が発売されました。以来、ヒット商品を連発してきた『江崎グリコ』。
■江崎記念館で「江崎グリコ」の歴史をひもとく
その歴史を知るため、大阪市西淀川区の本社横に開設されている『江崎記念館』を訪ねました。(※現在見学は完全予約制)
入ってみると、『グリコ』のパッケージがズラリ。
創業当時のパッケージもありました。パッケージデザインは時代に合わせて少しずつ変化していますが、基本的なデザインは変わっていないんだそう。
他にも、1933年発売の『ビスコ』や1958年発売の『アーモンドチョコレート』、1966年発売の『ポッキー』など、当時の貴重なパッケージが展示してあります。
さらに館内には、歴代『グリコ』看板のレプリカも!
『江崎グリコ』は商品だけでなく、当時から広告にも力を入れていました。
■薬屋から始まった「江崎グリコ」
創業者の江崎利一さんは、元々薬屋をやっていました。「栄養素の”グリコーゲン”を日本人の健康に活かせないか」と思い、栄養を必要としている子ども向けに牡蠣エキスに入っている”グリコーゲン”を当時流行していたキャラメルにしたのが始まりで、
社名の『グリコ』も栄養素の”グリコーゲン”からきています。
また、身体の健康だけでなく心の健康になるような商品にしようというアイディアから、キャラメルにおもちゃを付けて販売することになったんだそう。
おもちゃの製造数は、これまでになんと3万種類、55億個なんだとか……!
『江崎記念館』には歴代のおもちゃも展示されていますよ。
■現在のおもちゃはスマホでも遊べる?
100年経った現在のおもちゃは、なんとスマホでも遊べるおもちゃなんです。『アソビグリコ』は、付属の動物のおもちゃを読み取って、生態を学べるアプリ。
スマホの中の動物は、さわって遊んだり、クイズを通して生態も勉強できるんです。動物は全部で10種類。アプリのダウンロードは無料です!
■プログラミングが学べる!?「GLICODE」
他にも、プログラミング教育の力になるため、ポッキーで楽しく遊び、学ぶことができる『GLICODE』というアプリがあります。
キャラクターをゴールまで誘導させるのが目的で、ポッキーのチョコレートの付いている方が、矢印の方向を表します。例えば、右に1マス動かしたいときは、右向きのポッキーを撮影。
すると、右に進みステージクリア!
このアプリを使った、ワークショップや小学校での体験授業が、全国各地で開催されています。
『江崎グリコ』では、「食べることで身体の健康、遊ぶことで心の健康になる」という創業当時からの考え方がこれからも引き継がれていきます。
<施設詳細>
江崎記念館
住所:大阪府大阪市西淀川区歌島4-6-5
電話番号:06-6477-8257
開館時間:10:00~16:00
休館日:第1・第3土曜日以外の土曜日/1月・5月の第1土曜日/日曜・祝日・お盆休み・年末年始
【関連記事】SNSで大バズりの“脱皮動画”「わかる人にはわかる」商品で急成長の企業とは
いかがでしたか? 『江崎記念館』や『グリコ』のおもちゃで、ぜひ大人も子どもも一緒に楽しんでみてくださいね!(文/Yuikomore)
【画像・参考】
※ 読売テレビ『朝生ワイドす・またん!』(月曜~金曜 5時10分~)
この記事は2022年1月21日(金)放送時点の情報です。最新の情報は各店舗・各施設にお問い合わせください。
必見!annaとっておき情報をご紹介♡【AD】
■【秋冬の肌ケア提案】乾燥しがちな大人肌をワンランク上のスキンケアで解決
■おうちで簡単ケアが魅力! 秋のキレイ髪は「セグレタ」&「ブローネ」で叶えよう
■大阪から往復7,800円で城崎日帰り旅!? オトクが満載の気軽な女子旅へ出発進行♡