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「令和イチ泣ける」と話題の小説を映画化!當真あみ×齋藤潤が明かす、忘れられない夜とは?

2025.10.16

「令和イチ泣ける」とSNSなどで話題を呼んだ芥川なお氏の純愛小説『ストロベリームーン』がついに実写映画化! 余命半年と宣告された主人公・桜井萌と、萌が恋した同級生・佐藤日向が紡ぐ、儚くも優しいラブストーリー。annaでは、萌を演じる當真あみさんと、日向を演じる齋藤潤さんにインタビューしました。

撮影現場で自然と縮まったみんなの距離

本作では、お二人の関係はもちろん、同級生たちの関係性の良さも伝わってくるような、ステキな空気感が漂っていました。現場ではどんなやり取りの中で距離を縮めていったのですか?

當真:

みんなとは自然に仲良くなれたなと思っています。私は、親友の高遠麗を演じる(池端)杏慈ちゃんとのシーンが多かったので、空き時間にお話をしたり、二人で手をつなぐ動きをアドリブで入れたのですが、そのお芝居の作戦会議をしているうちにどんどん仲良くなれた印象があります。

齋藤:

僕も自然にみんなと距離を縮められたのかなと思っています。最初に、お互いどう呼び合うかを決めることから始まり、それから他愛もない会話やお芝居のことなど、たくさんお話させてもらいました。

二人はなんと呼び合っていたのですか?

齋藤:

最初、すごく迷って……

當真:

「當真さん」って最初は呼ばれてました。潤君と杏慈ちゃんは同い年ですけど、私は1つ歳上だからかな? でも杏慈ちゃんは「あみちゃん」とか「あみ」って呼んでくれていたから、「全然気にしなくて大丈夫だよ」って言ったら最終的に……

齋藤:

「あみちゃん」になりました。

當真:

私は「潤君」とか「日向君」って呼んでましたね。

難しいシーンに果敢に挑戦

演じる際にこだわったシーンやセリフは?

當真:

萌が日向君に告白するシーンですね。とても重要なシーンでしたし、私の中ではかなり難しかったシーンでもあります。「日向君に向かって勢いよくセリフを言いながらも動いてほしい」と監督から指示されていたんです。広い講堂を駆け回りながら、最後は日向君のすごく近くまで行くのですが、セリフと動きのタイミングが合わなくて……。いろんな面で難しかったです。

齋藤:

僕は一人で自転車を漕ぐシーンです。気持ちよく自転車を漕ぐ瞬間も、急いで病院に向かう瞬間も、全部思い出深いです。萌ちゃんのもとに行きたくて、いても立ってもいられない……。そんな感情を乗せて自転車を漕ぐシーンは特に難しかったです。何回もチャレンジするうち、転びそうになったりもして(笑)。日向はこの作品の中ですごく成長するのですが、演じる僕自身も日向に高めてもらえた気がしています。

(C)2025「ストロベリームーン」製作委員会

役に共感する部分や、演じていくうちに自身と重なったところは?

當真:

最初は、私と萌ちゃんはあまり似ていないと思っていたんです。萌ちゃんの気持ちに寄り添うことはできるのですが、「私だったらこうするかな」って考え方の違いが多かったんです。萌の気持ちを考えるときは自分に重ねるのではなく、親友の話を聞いているような感覚でいました。でも、余命半年と宣告され、そこから日向君と出会い、「自分ができることを精一杯やっていきたい」と考えるところや、「残りの時間を悔いのないように過ごしたい」という気持ちには深く共感できました。応援したいし、もし私が同じ立場に置かれたとしても、「悲しいことばっかり考えていられない!」と言って動いているだろうなと思います。

(C)2025「ストロベリームーン」製作委員会

齋藤:

物事をネガティブに捉えてしまったり、「自分なんて……」と思うようなことがあっても、日向の力強さによって前を向かせてもらえた気がしています。僕は一人では立てないと思う瞬間があったとき、人からいただいた言葉や勇気によって前に進めることがすごくたくさんあります。日向の人を前に向かせるところがすごくステキだなと思いながら、自分もそういう人でありたいと思いました。

(C)2025「ストロベリームーン」製作委員会

仲間からの大切なプレゼント

本作ではストロベリームーン(6月の満月)が大切なモチーフとなっています。お二人にとって特別な夜、忘れられない夜を教えてください。

當真:

今年、新潟の花火大会に行ったんです。100発の一斉打上をはじめ、あれだけの大規模な花火は初めて見たので、とても感動しました。同時に、まだまだ見たことのない美しい景色がたくさんあるんだと実感しました。強く記憶に残っています。

齋藤:

僕はもともと月を見るのが好きで、夜は一人でゆったりと過ごすようにしているんです。カーテンを開けて暗い部屋に街灯の明かりが入ってくるぐらいで過ごしていたのですが、ドラマ『ちはやふる-めぐり-』(當真の主演ドラマ)の現場で、あみちゃんと嵐莉菜さんから「キャンドルウォーマーランプ」を誕生日プレゼントにいただいてからは、その明かりで読書しています。いい香りが漂う空間に浸りながら、本を読むのが僕の中で特別な時間です。

當真:

えっ、使ってくれてるんだ!?

齋藤:

めっちゃ使ってます!

當真:

撮影が終わってすぐ誕生日を迎えたメンバーを、みんなでお祝いしようと計画したんです!

キャンドルを贈った理由は?

當真:

潤君本人に聞きました!

齋藤:

聞いてくれましたね。

當真:

だからサプライズでも何もないんですけど……

齋藤:

そんなことないよ!実際に灯りをつけた瞬間、幸せが広がりました! そのランプと過ごす夜は、とても幸せです。

夏の風物詩は、ホラーとかき氷!?

「あんなぁ」と誰かに話したくなるエピソードを教えてください。

當真:

最近、友達と「近畿地方のある場所について」という映画を観に行ったんです。事前情報なしに、私はミステリー作品だと思い込んで観に行ったらホラー作品で……。私、ホラー映画が苦手なんです。それなのに、かなり大きめのスクリーンで、前から2列目の席で観ることに(苦笑)。大迫力のホラー鑑賞、怖かったけどオススメです!

怖いけど、つい観てしまう……

當真:

友達と小声で「これホラーだったの!?」って。ホラーは苦手だけど怖いものを観たい気持ちもあるタイプなので(笑)。それでも一人では行く勇気は出ないので、友達と一緒にいるタイミングで観に行けてよかったです。正直、かなり薄目で観ましたけど……

齋藤:

僕は……。昨日お仕事終わりに、ふわふわの大きなかき氷を初めてお店で食べたんです。暑い夏なので、お店でかき氷を食べて涼むことも目的だし、「夏を感じられる〜!」と思って。でも冷房の効いた店内でかき氷を食べたら、体が冷えて震えてしまった(笑)。かき氷を食べることに対して、ちょっとネガティブな気持ちを抱いた瞬間でした(笑)。次に食べる時は、縁側などの外で食べたいと思います!

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お芝居について、それぞれが真っすぐな思いを語ってくれたお二人。インタビュー中に齋藤さんがキャンドルの話をした際、キャンドルをプレゼントした當真さんの花が咲いたような笑顔が印象的でした。優しい空気に包まれたお二人が丁寧に演じた、萌と日向の全力の恋。必見です!

映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』

2025年10月17日(金)公開
https://movies.shochiku.co.jp/stmoon-movie/

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応募方法は、
①「anna公式X(@annakansai)」をフォロー。
②対象の投稿をリポスト。
※締め切り:2025年10月29日(水)23:59

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