10月からの気温に注目!気象予報士・蓬莱さんに聞く近畿地方の秋と冬の天気予報
まだ半袖で過ごせるような暑い日が続いていますが、そろそろ秋の訪れを感じたくて衣替えのタイミングに悩んでいる方も多いのでは? そこで今回は、読売テレビ『かんさい情報ネットten.』のお天気コーナー「スケッチ予報」でお馴染みの気象予報士・蓬莱大介さんに近畿地方の2024年の秋から冬にかけての天気予報を解説していただきます。
10月前半はまだ暑い!衣替えのタイミングに注意
10月の前半、近畿地方ではまだ真夏日が続き、30℃を超える日がありそうです。衣替えのタイミングは少し遅らせて、暑さが落ち着くのを待つのが良さそうですね。
2024年10月10日(木)頃からは日中の気温が25℃前後に下がり、夕方から夜にかけての風が冷たく感じられるようになります。この時期から朝晩の外出時には長袖の衣類を用意しておくと快適に過ごせるでしょう。
秋の深まりはゆっくりと。11月は紅葉の見頃も!
この秋は、ここ数年と同じようにゆっくりと深まっていきそうです。紅葉の見頃も例年通りの時期になる予想です。例えば、和歌山県の高野山では11月初め頃、京都の山々では11月中旬、そして大阪の箕面では11月下旬が見頃となるでしょう。
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2024年の冬は寒くなる予想。防寒対策をお忘れなく♡
続く12月の気温も平年並みとなる予想です。今年の夏は記録的な暑さでしたが、それがそのまま暖冬になるわけではなく、むしろ寒い冬が訪れる見込みです。年末からは日本海側で大雪の可能性もあり、交通機関の乱れなどに注意が必要です。
12月から2月にかけての気温は全国的に平年並みとなり、日本海側では降雪量も平年並みかそれ以上になる可能性があります。この冬が寒くなる理由は、偏西風が日本付近で大きく蛇行し、シベリア大陸から冷たい空気が流れ込みやすくなるためです。また、西高東低の冬型の気圧配置が強まる影響も大いにあるでしょう。
季節の変わり目には、健康管理とともに気象情報に注意を払いながら過ごしてくださいね。
蓬莱 大介(ほうらい だいすけ)
2011年より読売テレビの気象キャスターを担当し、現在は「情報ライブ ミヤネ屋」「かんさい情報ネットten.」「ウェークアップ」に出演中。翌日の天気のポイントをイラストで教えてくれる「スケッチ予報」では、ユーモアあふれるイラストが大人気!
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