【独占】大阪出身・菅田将暉さんインタビュー!心から愛する大阪の味とは?
映画『Cloud クラウド』で主人公・吉井を演じた菅田将暉さん。後編となる今回は、大阪出身の菅田さんに、関西での思い出や、思わず笑ってしまう最近の「あんなぁ」なエピソードをおうかがいしました!
彦根の情緒あふれる城下町がお気に入り
大阪ご出身の菅田さんですが、関西で「また行きたいな」と思う場所はありますか?
滋賀県に画家の友だちがいて、大自然の中に建つ一軒家でずっと絵を描きながら暮らしているんです。その彼の家に一度遊びに行ったことがあって、すごいよかったです。
そのときに彦根城の城下町にも立ち寄ったんですけど、今も情緒が残る町並みで、古い建物が美術館になっていたり、もともと寺子屋だった建物を再利用した喫茶店があったりして、センスもいいんです。
素敵な場所を見つけられたんですね。
滋賀、すごくいい場所でした。京都にも素敵なところがたくさんあるけど、その分、観光客も多いじゃないですか。彦根の城下町は静かで、ゆっくり過ごすのにちょうどよかったです。その友人にももう何年も会えていないので、そろそろまた遊びに行きたいです。
上品で、プライドを感じる大阪の“ダシ”は最高!
関西に帰ると必ず食べたくなるものってありますか?
粉ものですかね。かすうどんもおいしいですよね。そういえば、東京ではあまりうどんは食べないかも……。大阪ではうどんが食べたくなります。やっぱり“ダシ”が好きなのかもしれません。
“ダシ”が違いますか。
そうですね。ここ数日、大阪にいていろんな店に行かせてもらったんですが、和食屋さんの、ちょっとした小鍋でもダシが全部おいしい。上品で、プライドを感じる味というか、『凝ってるんだな』と思いました。一緒に行ったスタッフさんたちも、ダシばっかり飲んでいました(笑)。土瓶蒸しも出たんですけど、ちょっとかぼすを絞っていただいて……。最高でした!
菅田さんが食事会を盛り上げるために買ったモノって?
では最後に、「anna」は「あんなぁ」という話し言葉から来ているんですが、最近誰かに「あんなぁ」って話したくなったエピソードを教えてください。
昨日、スタッフさん達とご飯を食べに行ったのですが、その食事会で盛り上がる何かを買おう! と思って心斎橋を歩いていると、ガチャガチャがたくさん並んでいる場所があって、そのなかに「絶対に開かないガシャポン」というのがあったんです。カプセル自体が知恵の輪みたいに開けられない仕組みになっていて、なんかおもしろそうだからガチャガチャを回してみたら、「レベルMAX」のカプセルが出たんです。「これを話のネタにしたら楽しめそうだな」って食事会に持っていったのに、ものの数分で僕が開けちゃって……。
「レベルMAX」を!?
そうです(笑)。しかも、開けるつもりがなかったのに開いちゃって。回し続けると開く、みたいなトリックだったみたいで、僕がしゃべりながら何気なくクルクル回していたら開いちゃったという。申し訳なかったです……。
予期しないタイミングで(笑)。
「こういうときは自分では触らないことだな」と思いました。誰かが開けたら僕も『すげー!!』って盛り上がれるのに「自分で買ってきたものを自分で開けてどうすんねん」っていう(笑)。
菅田さんが話してくださるエピソードはどれもおもしろくて、思わず大笑いする一幕も。クールな役からコミカルな演技まで、いろんな役柄を演じられる菅田さんの素顔は、本当に気さくで話題が尽きず、とても魅力的な方でした!
そんな菅田さんが主役を務めた映画『Cloud クラウド』は、2024年9月27日(金)から公開! “転売ヤー”として働くなかで膨らんだ憎悪に日常を破壊されていく主人公・吉井を演じる菅田さんに注目を♡
Cloud クラウド
世間から忌み嫌われる“転売ヤー”として真面目に働く主人公・吉井。彼が知らず知らずのうちにバラまいた憎悪の粒はネット社会の闇を吸って成長し、どす黒い“集団狂気”へとエスカレートしてゆく。誹謗中傷、フェイクニュース――悪意のスパイラルによって拡がった憎悪は、実体をもった不特定多数の集団へと姿を変え、暴走をはじめる。やがて彼らがはじめた“狩りゲーム”の標的となった吉井の「日常」は、急速に破壊されていく……。主演 菅田将暉×監督・脚本 黒沢清でおくる、見えない悪意と隣合わせの怖さを描くサスペンス・スリラー。
2024年9月27日(金)より全国公開
https://cloud-movie.com/
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