【奈良】本当は教えたくない!地元ライターがおすすめする「紅葉スポット」
奈良県の東部は“宇陀(うだ)”と呼ばれ、南部の吉野と同様に森林面積の割合が高い地域です。
日本最古の正史『日本書紀』は、初代天皇である神武天皇は八咫烏(やたがらす)の導きにより、吉野を経て宇陀から大和国の中心地である大和平野(奈良盆地)に攻め込んだと伝えています。そのため、宇陀には日本神話ゆかりの場所が数多く存在します。
また、日帰り温泉施設も充実していることから、観光スポットとしても人気があります。
今回は、そんな宇陀地域にある『鳥見山公園』をご紹介します。なお写真は、筆者が2021年11月に訪れた際に撮影したものです。
■静かな場所なので自然観察にぴったりな鳥見山
『鳥見山公園』は宇陀市と桜井市にまたがる鳥見山の麓にある公園です。鳥見山の標高は734メートルで、トウベ山とも呼ばれているそうです。筆者が訪れた際は、紅葉のシーズンでしたがそれほど多くの人が訪れていなかったので、静かに紅葉を鑑賞できました。
駐車場は10台程度ありますが、道中は道幅の狭い急な坂道が続くので、運転には注意しましょう。
『鳥見山公園』の紅葉は、平年11月中旬~下旬頃に見頃を迎えます。運が良ければ、燃え上がっているかのように赤く染まるもみじの葉を見ることができます。
公園の中心部には『勾玉池(まがたまいけ)』という池があります。
『勾玉池』にはたくさんの鯉が泳いでいました。人が近づくと鯉が寄ってきますが、むやみに食べ物を与えるのはご遠慮ください。
■鳥見山公園には神社も!
『鳥見山公園』には、『鳥見神社』という神社もあります。
日本最古の正史『日本書紀』によると、神武天皇が天地の神霊を祀る場所を鳥見山に築き、そこを『上小野(かみつおの)の榛原(はりはら)・下小野(しもつおの)榛原』と名付けたと伝えています。これが宇陀市の中心街がある『榛原(はいばら)』の地名の由来となっているそうです。
見晴台へと続く道には桜の木が植えられていました。まだまだ小さな木ばかりですが、将来は桜の名所とも呼ばれているかもしれませんね。
見晴台からは宇陀市榛原地区の街を見下ろすことができます。天気が良ければ、吉野の山々も見晴台から見ることができるそうです。
<詳細情報>
鳥見山公園
住所:奈良県宇陀市榛原萩原元萩原2741-2
アクセス:【公共交通機関】近鉄『榛原駅』下車・奈良交通バス『宇陀警察署前』下車
入園料:無料
駐車場:無料 ※普通(約10台)
近くには以前ご紹介した『ワールドメイプルパーク 奈良カエデの郷 ひらら』もありますよ。ぜひチェックしてくださいね。(取材・文/東ポチ)
【画像】
※ 東ポチ
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