小学校でキャンプは日本初?懐かしい給食も楽しめるスポット【和歌山県橋本市】
JR大阪駅から車で約70分の距離にある和歌山県橋本市に、廃校となった小学校を丸ごとキャンプ場へと変身させた『SHINODA BASE』があります。
そして2022年8月20日(土)、更に気軽に楽しめるよう、ランチタイムに給食が登場しました♡ 懐かしいポイント満載の校舎も、探索し放題! とっておきの体験ができますよ。
■「SHINODA BASE」で“小学校に泊まる”憧れ体験を!
2021年5月1日(土)にオープンした『SHINODA BASE』は、小学校に宿泊できるキャンプ場です。なんと、日本初の試みなのだとか! そのため、土日はほとんど予約で埋まるほどの人気ぶりです。
廃校となった『信太小学校』をそのままキャンプ場へとリノベーション。当時の設備や備品がそのまま残っており、小学生時代にタイムスリップしてきたような気持ちになれますよ。
校舎内も自由に探索でき、学園アニメのコスプレ撮影で利用されることもあるのだとか。宿泊だけでなく、Wi-Fiやコンセントを完備したコワーキングスペースとしても利用できます。
キャンプ利用※の場合は校庭に車を乗り入れる仕組み。給食が提供される『SHINODA CAFE』を利用する場合は、校舎前に駐車します。
給食の提供は土日のみ行われており、完全予約制のため、給食を食べたい方は事前予約をお忘れなく。
※『フリーサイト』プラン・『手ぶらBBQ』プランをご利用の場合は専用駐車場に駐車してください。
■給食を食べる前に校舎探索!
まずは、校舎内すぐの職員室前で受付を済ませましょう。支払いは現金のほか、電子決済も可能です。
受付後は、スリッパを借りて校舎内を探索! 小学校の校舎は、階段ひとつをとっても「こんなに手すりが低かったんだなぁ」と、懐かしさが溢れます。
2階にある図書室も解放されており、休憩室に本の持ち出しもOK! キャンプ場へ宿泊した際も、チェックアウトの時間までに返却すれば、テントへの持ち込みも◎。家族で訪れても楽しむことができますよ。
小学生の身長では絶対に届かない高さにあった本も、大人になった今なら、手を伸ばしてどんな本が置いてあったのか確認できます。
給食は『休憩室』に届けてくれるとのこと。「そろそろ給食が届くかな」と一歩休憩室に入ると、そこには別世界が広がっていました。
外の明るさと、教室に薄く入る日差し。時が止まっているかのように感じます。晴れの日であれば、遠くの山々の美しさを眺めることができますよ。
■食べて思い出す、「あの頃」の味
少し待っていると、休憩室に給食が届けられました。ひとたび椅子に座れば、夏は暑さに汗をかきながら、春や秋は心地よい風を感じながら、冬はストーブの音やにおいを感じながら給食を食べた、“あの頃”が帰ってきます。
給食は『カレー給食』と『ソフト麺給食』(各1,000円・税込)があり、それぞれ1日10食ずつ限定で作られています。
具だくさんのカレー。カレーの味も懐かしく感じましたが、筆者は「こんなカレーの‟色”だったなぁ」ということを思い出しました。まるでナンのように、コッペパンの上にカレーをのせて食べてみたり。甘辛なカレーとコッペパンは、どんどん食べる手が進みます。
続いて、『ソフト麺給食』をぱくり。スタッフの方から、ソフト麺に覚えがある年代は主に40代からと聞きましたが、「この麺でスパゲッティはもちろん、ラーメンやちゃんぽんも食べていたな」と思い出しました。味や食感から、忘れていた思い出まで蘇るなんて、本当に不思議な体験です。麺の素朴さと、甘めで野菜たっぷりのミートソース。好きだったなぁ。
『ソフト麵給食』には、揚げパンが付いています。どう頑張って食べても、砂糖がボロボロとこぼれます。しかし、そんな体験さえ、「懐かしいな」と思い出す。本当に、“あの頃”に戻ってきたみたいです。
“あの頃”、筆者は食べるのが遅く、給食を食べ終わったあとにはいつも達成感がありました。そして、この日も。ご飯を食べ終わったあとに達成感を抱く体験なんて、本当にいつぶりだったんだろう、と感じました。
<スポット詳細>
SHINODA BASE
住所:和歌山県橋本市高野口町九重87-1
営業時間:9:00~21:00(給食の提供時間は11:30~14:30)
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給食の提供時間後も、校舎内の散策ができます。ゆっくり自由に過ごして、“あの頃”の思い出を存分に味わってみてくださいね。(取材・文/ikeari)
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※ ikeari
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