【9玉500円も!?】わざわざ買いに行く価値アリ!地元の人がおすすめする「和歌山の桃」
最近、和歌山県では行列のできる人気店やフォトジェニックなスイーツが増えていて、他府県からも多くの観光客が訪れています。
しかし、和歌山県の魅力はそれだけではありません! 大阪府との県境に位置する和歌山県紀の川市では、6月初旬から8月中旬にかけて時期により美味しさや食感の異なる桃が味わえます。
今回は、日本を代表するフルーツ王国・和歌山の“桃”をご紹介していきます。
■ジューシー?甘め?歯ごたえ?まずは好みの桃を探してみて♡
和歌山県紀の川市桃山町の春は、桃の花が咲き誇り“桃源郷”とも呼ばれるほど。
今回は、そんな桃山町で収穫できる桃の品種を、収穫の早い順番にご紹介。ジューシーさや果肉の硬さ、甘みや酸味の有無も違うため、ぜひお好みの桃を探してくださいね♡
まずご紹介するのは、『日川白鳳』という品種。6月中下旬頃から収穫でき、綺麗な丸い形をしているのが特徴です。一口かじると果汁がボタボタ落ちるほど多汁でジューシー。酸味が少なく、子どもにも大人気です。
次にご紹介する『白鳳』は、桃山町で一番収穫されている品種です。鮮やかなピンク色が特徴で、7月上中旬頃より販売されます。果肉は繊維が少なく、先ほどご紹介した『日川白鳳』と同じく果汁がたっぷり♡ 甘みが強く、酸味も控えめ。人気の品種です。
8月上旬頃より販売される『川中島白桃』は、1玉1玉が大きいのが特徴です。先ほどご紹介した『白鳳』や『日川白鳳』は比較的白っぽい果皮もありますが、『川中島白桃』は全体的に濃い紅色に色づきます。
果肉は白く、硬く締まっており、しっかりとした歯ざわりが感じられるシャリッと系。果汁・酸味は少なめで甘みがあり、果肉が硬い分ほかの品種より長持ちします。たくさんの桃を持ち帰りたいときにおすすめです◎
8月中旬頃から収穫される『黄金桃』は、果皮も果肉も黄色く色づいているのが特徴です。果汁が多くジューシーで、甘みもかなり強め。適度な酸味もあり、全体的に「濃い!」と感じる桃です。
■自宅用も贈答用も!桃の甘い香りに包まれる「桃山特産センター」
お好みの桃の品種が見つかり、どの時期の桃を購入するかを決めたら、次に決めるのは“どこで購入するか”。桃山町には桃の販売所が多数ありますが、筆者がよく訪れるのは『桃山特産センター』です。
大量の桃が取り扱われている販売所のため、贈答用もランクが数種類あります。贈りたい人に合わせて、ベストな組み合わせを選ぶことができますよ。
ちょっとした手土産であれば、手提げになっている贈答用もおすすめ! 価格は日により変わる可能性がありますが、筆者が訪れた日は1セット1,500円(税込)で販売されていました。
地元にある販売所の醍醐味といえば、「自宅用をどれだけお得に手に入れるか」ではないでしょうか。かご盛(500円・税込)には、熟れ具合により1かごあたり5~9玉の桃が入っているようです。
桃の美味しさを少しでも早く味わいたくて「自宅まで待てない!」という方は、『桃アイス』(300円・税込)もおすすめ。『桃山特産センター』内で販売されていますよ。
食感はジェラートに近く、なめらかさと柔らかさがあります。桃の甘い香りと、ミルクとの絶妙な美味しさが味わえますよ。
<施設詳細>
桃山特産センター
住所:和歌山県紀の川市桃山町市場404-1
営業時間:9:00~17:00
定休日:毎週火曜日・盆・正月(6月~盆は無休)
電話番号:0736-66-2384
※販売価格は時期により変動します
■9玉500円の「日川白鳳」を購入!
筆者は少しでもたくさんの桃を味わいたく、9玉の桃が入ったかご売りを購入しました。
筆者が購入した品種『日川白鳳』は、甘さが強いこともさることながら、果汁が止まりません……♡ カットしながら甘い香りに抗えずたくさんつまみ食いをしてしまいました。
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和歌山には“地元価格”のお得で新鮮な桃がもりだくさん♡ あなたも自分好みの桃を見つけてみませんか?(取材・文/ikeari)
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※ 一般社団法人紀の川フルーツ観光局/ikeari
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