【大阪市・天満】福島の人気店で腕を磨いた店主のこだわりが光る「絶品焼き鳥」

1軒目：「松乃井食堂」の記事をチェック

長い廊下を進んだ先には、秘密基地みたいな焼き鳥屋さん

2023年11月24日にオープンしたばかりの焼き鳥がメインの立ち飲み屋さん「ベリータイヤード」。赤色の扉を開いて暗がりの廊下を進んだ先に、お目当てのお店はありました。お店へと続く細道が冒険心をくすぐり、一歩足を進めるごとにワクワクとした気持ちが湧き上がってきます。

お店に入ると想像以上の広さにびっくり！ 7人ほどが並べるカウンターとテーブルがあり、全て立ち飲み席になっています。元々は20年超えの老舗スナックだった店舗をすべてDIYで改装したそうですが、焼き台前のカウンターテーブルや照明カバーなどスナック当時のまま使用されているところも。

”もぐ”の愛称でお客さんから親しまれている店主の西本さんのこだわりが、そこかしこに詰まっています。

例えば、レンジフードには舞台の幕を思わせるようなゴージャスな装飾と額縁に入れられた店名「ベリータイヤード」の文字が。

お店を開くにあたり、店主のご友人が手作りでプレゼントしてくれたもので、廊下の対面にあるためお店の外からも確認することができるように位置を調整したとのこと。

また、ダクトパイプに描かれたインパクトのある大蛇の絵は、オープンに向けて準備を進める中、立ち飲み屋さんで隣に居合わせた女性がたまたま“画家”であり、ダクトパイプというキャンパスを紹介したところ快く引き受けてくれたのだそう。

1本から注文OK！焼き鳥を気軽に楽しもう！

フードメニューは、焼き鳥を中心に軽くつまめる一品ものが豊富にそろっています。焼き鳥は1本からの注文ができるので、ひとりでもふらっと立ち寄りやすいのが嬉しいポイント。

バーで働かれていた経験があるという店主のこだわりから、特にウイスキーの種類が充実しており、ウイスキー好きにはたまりません！

まずは、サッポロ黒ラベルの生ビールで乾杯！ 喉を通っていく感覚がたまらず、気づけばひと飲みでグラスの半分に……。

焼き鳥は1本から注文が可能で、今回は「こころ」の塩と「むね」のわさび、「つくね」のタレを注文。好きな部位を少しずついただけるのは、嬉しいですよね。

個人的にイチオシの串は「つくね」です。ふわっと串打ちされていながら肉感が強く、濃いめのタレがよく絡みます。

これだけでグビグビグビ……と、ビールが進んでしまいます。

2杯目にセレクトしたのは麦焼酎。華やかに飲みたかったので「クラフトマン多田」のスパニッシュオレンジをソーダ割でお願いしました。

初めて飲んだラベルだったのですが、グラスを近づけるとふわっと甘い香りがして、口当たりもなめらか。これはハマってしまいそうです。

お腹に余裕があったら頼みたい！ もう一品

瞬間炙りナッツ

ナッツをガスバーナーで一気にあぶったシンプルな一品なのですが、この子が侮れません！ 香ばしさのあるナッツの食感と噛めば噛むほど強まる旨味が抜群のおつまみです。特にウイスキーハイボールと相性抜群です。

ポテトフライ

飲み屋さんの定番メニューのひとつ、「ポテトフライ」も隠れたおすすめ。細めでザクザクした食感に「ベリータイヤード」オリジナルの秘伝のスパイスがかけられており、サクッふわっ食感のポテトは思わず手が止まらなくなっちゃいます（笑）。

店主との会話で山椒（さんしょう）が入っていることは突き止めましたが、スパイスの配合は企業秘密とのこと。このクセになるスパイスの秘密を、みなさんも食べて推理してみてください。

焼き鳥はもちろん、一品ものも一度食べればまた食べたくなるものばかり。ライブ感の味わえるカウンター席で串を焼いている様子や店主との会話を楽しんでみてはいかがでしょうか。

3軒目は、天六で発見！

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