【ご当地グルメ】ケンミンショーで判明! 兵庫県明石市が誇る「焼き穴子」とは?
穴子料理といえば関東では白焼きや煮穴子が多いですが、醤油ダレで香ばしく焼いた「焼き穴子」を知っていますか?
「焼き穴子」は、兵庫県明石市の名物。明石産の焼き穴子は高級品とされ、贈答品になるほど重宝されているそう。
2023年3月9日(木)に放送された『秘密のケンミンSHOW極』では、兵庫県明石市が誇るご当地グルメ「焼き穴子」の魅力を調査! annaでもその内容をたっぷりとお届けします。
※この記事は2023年3月9日(木)放送時点の情報です。最新の情報は各店舗・各施設にお問い合わせください。
■煮穴子とは違う「焼き穴子」とは?
穴子を焼くというと、全国的には純白の「白焼き」を思い浮かべる方が多いはず。
ですが兵庫県明石市周辺で番組スタッフが焼き穴子について調査したところ、「明石は焼き穴子」、「スーパーで穴子丼用に刻んだ穴子とか売ってる」との回答が。
全身うっすら焦げ茶色の蒲焼きのような見た目で串刺し姿の「焼き穴子」が定番のようです。
海産物を中心に100軒以上が軒を連ねる明石市民自慢の「魚の棚商店街」でも、明石タコなど自慢の海鮮が並ぶなか、一番目立つ手前にに焼き穴子の姿がありました。
こんがり焼かれた穴子4〜5尾を串刺しにしたスタイルが定番のようです。
商店街には炭焼き穴子専門店もあり、兵庫県民自慢の明石産の焼き穴子が1尾1,000円越えの高値で販売されています。
このお値段について明石マダムにインタビューすると「お歳暮の時に焼き穴子をいただくことが多い」、「高級なの」と。明石市周辺の東播磨エリアの兵庫県民にとって焼き穴子はお歳暮など贈答品の定番なのだそう。
そのためでしょうか。1尾640円のちょっぴり贅沢価格のものから、1,000円超えの高級なものまで、価格に幅があるようです。
■定番の食べ方は「焼き穴子丼」
東播磨第二の都市である加古川市のお宅で焼き穴子の食べ方をチェック。焼き穴子を電子レンジで軽く温めて、ほっかほかのごはんの上にのせ、付属の焼き穴子用のタレをかけた「焼き穴子丼」にして味わっていました。
「焼き穴子丼」は定番の食べ方で、香ばしい炭の香りとタレが絡まり一口食べると香ばしさがふわっと広がるのだそう。
さらに「このタレがまたウマイねん」と、味付けにも秘密があるようなのです。
明治5年創業の焼き穴子専門店「林喜商店」の4代目・林祝雄さんに話をうかがうと、明石産の穴子はキメが細かく歯応えが特徴で口の中でとろけていくのだそう。
そんな自慢の穴子を“腹開き”にして、
太い竹串で尾と頭に4尾まとめて串打ちします。
それを醤油ベースに軽く砂糖を入れたタレに絡ませます。
明石産の身が引き締まったキメ細かい穴子は焼きがベスト。繊細な味を生かすため、醤油ベースの甘すぎないあっさりタレが淡白な穴子とマッチするのだそう。
■明石焼や寄せ鍋にも「焼き穴子」を入れる!?
「林喜商店」に併設するお店では、焼き穴子のタレの炊き込みご飯を使った「あなご丼」(1,870円・税込)が提供されていました。
兵庫県明石市にある「鮨 ささ倉」でも調査してみたところ、握り寿司も煮穴子ではなく焼き穴子で提供されていました。
地元民が「玉子焼」と呼ぶ明石焼にはタコの代わりに焼き穴子を使ったものもあり、タコより穴子の方が好きな人もいるのだそう。
ほかにも、出汁のきいた寄せ鍋の中にすでに味のついた焼き穴子を加える食べ方もあり、兵庫県東播磨エリアでは焼き穴子が食文化として根付いているようです。
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いかがでしたか。今回は兵庫県明石市が誇るご当地グルメ「焼き穴子」の魅力をご紹介しました。兵庫県民自慢の焼き穴子料理は、ぜひ一度味わってみたいですね!
放送を見逃した方は民放公式テレビポータル『TVer(ティーバー)』をチェックしてみてください。読売テレビ『秘密のケンミンSHOW極』は、毎週よる9時に放送中! 番組公式『YouTube(ユーチューブ)』では、地上波放送後の本編VTRだけでなく、YouTube限定のオリジナル動画も続々配信中です。(文/筒井麻由)
【画像・参考】
※ 読売テレビ『秘密のケンミンSHOW極』(毎週木曜 よる9時~)
この記事は2023年3月9日(木)放送時点の情報です。最新の情報は各店舗・各施設にお問い合わせください。
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