名物カレーが“混ぜカレー”になった秘密とは?「自由軒 難波本店」
創業から40年以上も愛され続けるカレーには、おいしさへのこだわりと創業者のお客さんへの想いが詰まっていました。
今回は、2023年1月18日(水)に放送された読売テレビ『朝生ワイド す・またん!』の『イマコレMITENA』から、『自由軒 難波本店』をご紹介します。
※この記事は2023年1月18日(水)放送時点の情報です。最新の情報は各店舗・各施設にお問い合わせください。
■名物カレーで全国に名を馳せる「自由軒 難波本店」
創業明治43年、名物カレーで全国に名を馳せる『自由軒』。カレーとご飯を混ぜた看板メニューは、どうして生まれたのか? そして、玉子をのせる理由は? 今日は、その謎を解き明かします!
■大阪で愛され続ける「名物カレー(並)」
こちらが、創業当初から現在まで愛されている『名物カレー(並)』(800円・税込)。
実は、食べ方があるのを知っていましたか? まずは、カレーだけでスパイシーな味を楽しみます。その上で、玉子をよく混ぜ、マイルドな味を堪能してください。
最後は、『自由軒』特製のソースをかけてコクをプラス!
実はこちらの『名物カレー』は、小説『夫婦善哉』にも登場したんだそう!
■おいしさの秘密は?
おいしさの秘密は、鶏がらや牛すじのブイヨンにトマトソースを加えた、一子相伝で受け継がれている洋風の特製スープにあります。
フライパンに牛肉とたまねぎを入れて炒めたら、そこに秘伝のスープを投入し、カレー粉を加えて、ひと煮立ち。
そしてご飯を入れたら、さらにスープを投入。そう、おいしさの秘密は洋風のダシにあったのです。4代受け継がれているレシピは、金庫に保管するほど厳重な扱いです。
■名物カレーが「混ぜカレー」になったのはなぜ?
なぜ名物カレーは混ぜて食べるのでしょうか? 大阪初の西洋料理店として創業した『自由軒』。当時、日本には西洋の食文化が入り、カレーは“ライスカレー”として庶民に親しまれていました。しかし、“保温器”がなく“羽釜”で炊かれていました。今の炊飯器のように保温する調理器具はなく、熱々のご飯を常時提供することはできなかったのです。
そんなときに思いついたのが混ぜカレーでした。「冷たいご飯でも、フライパンで混ぜれば温かいカレーは提供できる」。そんな想いから、創業者は混ぜカレーを生み出したのです!
当時、高価だった玉子でしたが、「栄養価の高いものをお客さんに提供したい」という創業者の想いから、玉子を入れることになったのだそう! お客さんのことを一番に考えて作られたカレーだったんですね。
<詳細情報>
自由軒 難波本店
住所:大阪府大阪市中央区難波3-1-34
電話番号:06-6631-5564
営業時間:11:00〜21:20
定休日:月曜 ※祝日の場合は営業、その翌日休業
皆さんは、『名物カレー』をいただいたことがありますか? まだの方や、記事をご覧になって興味が出た方は、ぜひお店に訪れてみてくださいね!(文/Yuikomore)
【画像・参考】
※ 読売テレビ『朝生ワイドす・またん!』(月曜~金曜 5時10分~)
この記事は2023年1月18日(水)放送時点の情報です。最新の情報は各店舗・各施設にお問い合わせください。
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