手間もオーブンもいりません!簡単にできる「おうちパン」の作り方
おうち時間が増えた年末年始におすすめなのが、“自宅でのパン作り”。でもパン作りといえば、工程や器具もいろいろと手間がかかるイメージ。
そこで今回は、今年読売テレビで放送された『朝生ワイドす・またん!』と『大阪ほんわかテレビ』より、「オーブンを使わないパンの作り方」をご紹介。特別な道具などなくてもおうちにあるアイテムだけで作れる簡単レシピは必見です!
■「土鍋で作るふわふわパン」(大阪ほんわかテレビ2020年8月21日(金)放送)
工程が大変で手作りするのはちょっとハードルが高いイメージのパン作り。パンも土鍋を使うと簡単に作れちゃうんです。
<材料>
強力粉・・・375g
インスタントドライイースト・・・6g
砂糖・・・75g
塩・・・4g
スキムミルク・・・12g
卵・・・38g
ぬるま湯・・・195ml
無塩バター・・・36g
板チョコレート・・・ 適量
カスタードクリーム・・・ 適量
粒あん・・・適量
玉子水(卵 20g/水 小さじ2/はちみつ 小さじ1)
<作り方>
まず最初に強力粉(375g)、スキムミルク(12g)塩(4g)をざっくりと混ぜ合わせ、生地を作ります。砂糖(75g)、ぬるま湯(195ml)で溶いたイースト(6g)、溶き卵(38g)を加え、なめらかになるまでこねてください。
生地をのばしてみて、ある程度グルテン膜が形成された状態になったら無塩バター(36g)をもみ込むようにまたさらにこねましょう。
次に手で持てるようになったら台に叩き付けながら、なめらかになるまでこね上げます。生地を丸め、薄くサラダ油を塗ったボウルに入れ、あたたかい場所で約40分発酵させ、生地を8等分に分割して丸めてラップをして15分~20分休ませます。
打ち粉をして生地を軽く手のひらでつぶし、円盤状にのばし、出来上がった生地の中央にあずきやジャムなど、好きな具材を包みます。そのほか、カスタードクリームやチョコレートなどなんでも◎
クッキングシートを敷いた土鍋に、生地の閉じめを下にして、パン生地をひとまとめにして並べます。土鍋の大きさに合うようにパンを敷き詰めるのがポイント。蓋をして、30分ほど2次発酵させます!
発酵が終わったら玉子水(卵20g・水小2・はちみつ 小1)を塗り、弱火でパンを焼きます。片面が10分焼けたらひっくり返し、10分焼いて両面焼きに。この時、土鍋の蓋の穴はアルミホイルでふさいでおいてくださいね。
蓋をオープン! ふわふわでおいしく美しいパンが出来上がり♡ さらに仕上がりを綺麗に見せるには、片面が焼けたらひっくり返さず170度のオーブンで約7分焼けば出来上がり!
好きな具材を用意すれば、自分好みのパンが簡単に自宅で作れちゃいます♡
■わが家がベーカリー!? 誰でも簡単にパンが作れる「おうちパン」(朝生ワイドす・またん!2020年7月6日(月)放送)
おうちで過ごすことが多くなり、今、自宅でパン作りをする人が増えているそう。なかでも注目されているのが、自宅で誰でも簡単に作れる『おうちパン』というレシピです。
誰でも失敗しないパンレシピ『おうちパン』を考案したのが、神奈川県在住の吉永麻衣子さん。レシピ本を9冊も出版するほどの人気ぶりなんだそう!
(1)「ドデカパン フォカッチャ」
<材料>
強力粉・・・180g
塩・・・2g
ドライイースト・・・2g
水・・・150g
オリーブオイル・・・適量
岩塩・・・適量
強力粉・・・適量
パンの生地を作るのに使用する器具は、保蔵容器とスプーンのたった2つだけ! 粉まみれになりながら力を入れてこねる大変な作業のイメージの生地作りですが、なんと保存容器に入れて混ぜるだけなんです!
このおうちパンは一般的なパン作りよりも圧倒的に工程が少ないのが特徴。こねる時間も短く、発酵やベンチタイムなどの通常のパン作り工程とは異なっています。発酵させる時間を除けば、作業時間実質わずか10分!
材料は一般的なパン作りの材料と同じ。まず用意した容器に強力粉(180g)、塩(2g)、ドライイースト(2g)を入れてスプーンでよくかき混ぜます。
水(150g)を入れるときに一気に全部ではなく、最初に8割ほど入れるのがポイント。全体的に混ぜたあとに粉っぽさが残る部分にめがけて残りの水を加えます。
たくさん混ぜる必要はなく、粉っぽさがなくなれば生地を平らにします。特別なテクニックは必要なし! 通常のパン作りでは、25分こねる工程がたったの5分で完了します。こねずに焼くことでふわもち食パンのフランスパンのように仕上がるのだとか。
続いて発酵して生地を膨らませる作業。通常は25℃以上の湿度のある場所で行うのですが、おうちパンはなんと冷蔵庫の中で発酵するそう。低温情時間発酵でうまみをアップさせる作り方です。冷蔵庫に8時間放置するだけで発酵が完了しちゃうんです。しかも生地の状態で5日間も保存可能なので作り置きできます。
8時間寝かしたら、パンの形を作っていきます。生地の上に強力粉(適量)をふりかけ、ヘラなどで生地と容器を切り離します。
アルミ箔をの上に容器をひっくり返しておくと、重力で生地が落ちてくので、しばらく放置。
生地を取り出したら、両端を真ん中に織り込むように三つ折りにします。
オリーブオイル(適量)をふりかけ、膨らみすぎないように指で均等に穴を開けます。岩塩(適量)ふりかけたら後は焼くだけ。
オーブンで焼くイメージが強いパンですが、どんなパンでもトースターで焼けるという発想が浸透していないとのこと。トースターなら高温で短時間でおいしく焼きあがると髙橋さんは語ります。
おうちにオーブンがなくてもトースターで簡単に焼けるおうちパン。しっとりめのもちもちパンが完成です。
ドデカパンの生地をのばして、ケチャップや好きな具材をのせて焼くと、ふわもちピザにアレンジできます!
(2)「おそとパン 切りっぱなしパン」
キャンプなど、外でも簡単にパンを作れちゃいます。
<材料>
強力粉・・・200g
塩・・・3g
砂糖・・・10g
水・・・904g
牛乳・・・50g
ドライイースト・・・2g
油・・・少々
手を汚さずにすむよう、ポリ袋を使って生地を作ります。まずポリ袋の中に強力粉(200g)、塩(3g)、砂糖(10g)を入れます。袋に入れたら袋ごと振って生地作りをします。
水(90g)と牛乳(50g)にドライイースト(2g)を混ぜ、溶かしたものを先ほどのポリ袋に加えます。袋の中に空気を閉じ込めたら……
まるで筋トレのように、腕を上下に大きく振ります。ボール状になるように振るのがコツ。
粉っぽさがなくなるまで揉み、さらにもうひと振りします。
ひとつの塊になったら油を少々加えて生地とポリ袋がくっつくのを防ぎます。
袋の中で常温にしては30~40分寝かしたら、発酵は終了です!
発酵が終了したら、袋の中で厚さ7ミリほどに伸ばします。
ポリ袋をはさみで切ってまな板がわりに使います。
袋の上で生地を好きな形に切り落としたら、フライパンで片面約7分ずつ焼けばおそとパンの完成です!バーベキューのお供に最適♡
慣れてきたら、食パンやチョコチップパン、ベーコンエピなどが作れるようになるそう。いろいろアレンジできて、パン作りが楽しくなりそうですね。
【関連記事】プロがこっそり教える「おすすめのスパイス店と煮込み料理レシピ」オーブンを使わずに簡単に作ることができるパン。あなたもおうち時間にぜひ挑戦してみてくださいね!(文/anna編集部)
【画像・参考】
※ 読売テレビ『朝生ワイド す・またん!』(月曜~金曜 5時20分~)
※ 読売テレビ『大阪ほんわかテレビ』(毎週金曜 よる7時~)
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