大阪の大観覧車に謎の地下空間…!? 「関西の人気スポット」2つの貴重な裏側に潜入
見どころの多い関西には、たくさんの有名スポットがあります。なかでも、水族館や遊園地といった施設は、大人も子どもも楽しめるスポットとしても大人気ですよね。
2019年4月12日(金)に放送された『大阪ほんわかテレビ』の人気コーナー『情報喫茶店』より、2つの人気スポットの知られざる裏側の貴重な瞬間をご紹介します。
おでかけする際に、子どもと一緒に新たな楽しみ方ができるかも!?
■城崎マリンワールドの裏側にある“貴重な瞬間”
関西でも人気を博している『城崎マリンワールド』(兵庫県豊岡市)。ここでは日々、動物たちの健康を守るために健康チェックがおこなわれています。
(1)トドとアシカの健康はお口の臭いで丸わかり!
こちらは、“海のギャング”ともいわれる体重400kgもあるトド。健康チェックでは、飼育員がトドの口臭を毎日嗅いで、体調の良し悪しを確認しています。このほかにも、体を触るなどスキンシップを取りながら、病気や怪我をしていないかもチェックしているのだそう。
この口臭チェック。アシカもおこなっているとのことなのですが、実はアシカは見かけによらずマンボウを噛み砕けるほどの強い歯の持ち主。健康チェックでは、飼育員が直接検査をしているというから何だかドキドキしますね。
これらのチェックは毎朝おこなわれ、健康だと生魚のような匂いで、体調が悪いときは腐った魚のような酸味のある臭いがするそうですよ。
(2)ペンギンたちの行進ショーの目的は病気予防!
愛らしいペンギンたちの行進。実はショーのほかにも運動不足を解消して、病気予防するという目的があるんだそう。
飼育されているペンギンは、運動が慢性的に不足がちに。すると、足の裏に“魚の目”のようなタコができてしまうのです。これを『趾瘤症(しりゅうしょう)』といい、予防するには歩いて足の裏の血行を良くすることなんだそう。
(3)イルカはお尻の穴とウンチの量で体調チェック!?
イルカの健康チェックは、お尻の穴に専用の体温計を差し込んでおこないます。また、差し込んだ器具に付着するウンチの量なども見て、体調を確認しています。
人間で考えると思わずドキドキしてしまいますが、イルカはこれが当たり前なんですね。
(4)寝相にも個性が!睡眠中も健康チェック
身を寄せ合うようにして眠るトド。なかには座ったまま眠るなんて器用な寝相を見せてくれる子も。丸々としたアザラシは陸上でゴロンと眠ったり、水中に鼻だけ出してぷかぷか浮きながら寝たりと個性豊か。
毎日触れ合っているからこそ気づく変化とこうした飼育員さんの努力が動物たちの健康に、そして私たち来場者の楽しみに繋がっているのでしょうね。
<施設詳細>
城崎マリンワールド
住所:兵庫県豊岡市瀬戸1090
最寄駅:JR山陰本線『城崎温泉駅』
電話:0796-28-2300
営業時間:9:00~17:00(最終入場16:30まで)※GW、夏期、お盆期間は営業時間を変更します。
■EXPOCITYの日本一にある“貴重な瞬間”
場所が変わって、今度はこちら。『大阪・吹田にあるEXPOCITY(エキスポシティ)』にある大観覧車『Redhorse OSAKA WHEEL(レッドホース・オオサカ・ホイール)』。
(1)月に1度の掃除は命がけ!
ここでは、不具合がでないよう月に1回は駆動部分の汚れを掃除しているようですが、中心部分にある設備は、地上からおよそ65m。ビル20階に相当する高さまで、およそ45分かけてハシゴだけで登っていくのだそう。
観覧車がまわる駆動部分には、黒い機械油がこってり。それを人の手で、キレイに拭いて取り除いているのです。
(2)大観覧車の地下に眠る“世界初”の免震構造
大観覧車の地下に潜ってみると謎の地下空間が!
これは地震が来た時のための免震構造なんだそう。これならほかの建物にもあるのでは?と思いますが、観覧車の免震構造は世界初の試みなんだとか!
いかがでしたか? こんな裏側があるんだなぁなんて意識してみると、遊びに行った際により一層楽しめるかもしれませんね!(文/浜田みか)
<施設詳細>
エキスポシティ観覧車 Redhorse OSAKA WHEEL
住所:大阪府吹田市千里万博公園2-1 EXPOCITY内
最寄駅:大阪モノレール『万博記念公園駅』
【画像・参考】
※ 読売テレビ『大阪ほんわかテレビ』(毎週金曜 よる7時~)
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