溝端淳平が明かす新キャプテン・アメリカの素顔と、故郷・和歌山の魅力♡

初めてサム・ウィルソンの声を演じてから11年が経ったんだな、という思いです。ファルコンがスティーブ・ロジャースの盾を受け継いで、ついにキャプテン・アメリカとして船出する。再び声を担当できることが、すごくうれしかったです。

ただ、これまでのファルコンの立ち位置とは違ってすごく責任のあることなので、「ちゃんと務まるのか」とか「うまくできるだろうか」という不安もあって、喜びとプレッシャーが半分ずつでした。

これまではスティーブ・ロジャースの隣にいて、ちょっと和ませたりだとか、サポート的な役割でしたが、今回はキャプテン・アメリカとして先頭に立って、ど真ん中で人を引っ張り、敵や苦難と闘い続けなきゃいけないってポジション。アンソニー・マッキーさん自身も、役作りのためにファルコンのときよりも体を大きくされていたので、その変化に合わせて僕も言葉の力強さや重厚感を前作以上に出すよう心がけました。

初めてお会いしたのはオフに近いタイミングだったんですけど、すごくフランクに、ちょっとジョークも交えつつしゃべっていただいたんです。次の日、正式にキャプテン・アメリカとして対談するときには、本当に人が変わったように凛々しくて、すごい覚悟を決めてこの作品に挑んだんだなっていう、熱量と思いみたいなものが受け取れたんです。アンソニーさんのパーソナリティと仕事に対する姿勢、両方見ることができたのが、僕にとってよかったと思います。

まず注目してほしいのは、元々退役軍人のカウンセラーで優しくて責任感が強い、サム・ウィルソンだからこその葛藤。サムの悩みには、きっと誰もが共感できるものなのかなと思います。あとはレッドハルク（ロス大統領）の内面的な部分や、これまで明かされてこなかった彼の生き様みたいなものも描かれていて、その2人の男の対立がまず見どころではないかと。アクションとしては、大迫力の空中戦を見てほしいです。

皆さんが思っている以上に日本は重要な役割を担っていて、今回の作品だけではなく、今後のMCUにも関わってくるんじゃないかって勝手に考察するくらい、日本の重要度は高いと思っています。そして、来年公開される『アベンジャーズ：ドゥームズデイ（原題）』における序章だと思います。だから新しくMCU作品に興味を持った人は、この作品からでも楽しめるので、見ていただけると嬉しいです。これから楽しいことがたくさん起きると思います。

どうぞ、なんでも聞いてください！

超地元でもいいんですか？ 2つあるんですけど、和歌山県橋本市の「麺匠中うえ」は、大阪からも来てて1時間待ちとかなんです。でも本当にオススメなんです。ただ待つので、車で行っていただいて駐車場で待つのが良いかもしれません。

奈良県五條市にある、「大和本陣」といううどん屋さん。小さいころから行っています。1,200円くらいで、刺し身とうどん、ご飯に天ぷらがついた御膳があるんです。どれもおいしくて、特にレモンと牛肉を使ったうどんが特に好きなんです。

橋本市恋野のおすすめは『古民家レストラン 恋野・鶴家』。この間、ランチを食べに行ったんですけど、そこもおいしかったです！

何年か前に橋本市恋野に『恋野橋』っていう新しい橋ができて、カップルが南京錠をつけたら結ばれるっていうスポットになってるんです。僕も車で通りかかっただけでちゃんと見れていないんですけど、ラーメン食べたあとに、そこへ行っていただいて。あとは僕と横浜の筒香（嘉智）選手の記念樹があります（笑）。

なんかあるかなぁ〜、あ、最近な、若い文化についていこうと思ってな、姪っ子とTikTokをいっしょに撮ってもらったり、グミを大量買いして食べようとしたり、若い文化についていこうとしてます……っていう……アカンな、こんな話。シュッとした話がエエよな。

もっとおもろい……なんかあるかなぁ……あ、あんなぁ、この間な、冷凍食品専門のスーパー見つけて、そこに行ってなぁ、北海道から沖縄まで全国のアイスクリームを順番に買って食べるのが最近の楽しみやねん！