【星野リゾートの沖縄旅:後編】明日も心を満たしてくれる「リゾナーレ小浜島」で過ごす島時間
寒くてキュッと縮こまってしまう前に、心も体も開放される旅へ。今回は、ファッションブランド「SALLURE(サリュー)」ディレクターの西村彩香さんと、ご主人のカンジさんとともに、沖縄・八重山諸島にある「リゾナーレ小浜島」を訪れました。
2泊3日に密着する後編では、冬の海の美しさを堪能するマリンアクティビティや夜明けのビーチでのリフレッシュ体験など、小浜島をまるごと遊びつくす様子をご紹介します。滞在中に何度も「次に来たときは……」と、笑顔で再訪計画を話していた2人。旅前のわくわくした気持ちを日常に引き継ぐ「リゾナーレ小浜島」で過ごした時間が、明日の活力につながりました。
一年中楽しめる大人気マリンアクティビティに挑戦!
「リゾナーレ小浜島」の滞在2日目は、彩香さんとカンジさんが楽しみにしていた人気アクティビティ「『幻の島』へ上陸 半日シュノーケル」を予約済み。冬でも約20℃以上の平均最高気温を誇る小浜島では、ウエットスーツを着用することで年中マリンレジャーを楽しむことができるそう。
インナーに水着を着こんだ2人は、小浜港から船で紺碧の海へと出航! まずは潮位によって形を変える白砂の小島、通称“幻の島”と呼ばれる浜島に向かいます。身近に感じられる潮の香りや美しい海の眺めに、約20分の航行中も飽きることはありません。
この日はほかのアクティビティ参加者がいなかったため、ラッキーなことに“幻の島”を貸し切り状態。写真や動画を撮ったり、波打ち際を散歩したり、思いのままの時間が過ごせます。
干潮時、真っ青な海の真ん中に三日月型の白い砂浜が浮かび上がる“幻の島”は、存在自体がすでにフォトジェニック。思わずテンションが上がってしまった2人が撮影した写真をご紹介します。
左の写真は、まだ完全に潮が引ききっておらず、海中に沈んだ陸地をどんどん進んで「まるで海の上を歩いているみたい!」と大喜びしている2人。水はひざ下ほどしかないため、まだまだ歩いて行ってしまいそうな雰囲気です。
彩香さんがチョイスしたカラフルなワンピースも、海の青さと砂浜の白さに美しく映えていました。「リゾナーレ小浜島」ではリゾートドレスなどの無料レンタルもあるので、お気に入りの一着を見つけて上陸するのもおすすめです。
その後は島の浅瀬でシュノーケリングのレクチャーを受け、サンゴ礁が待つ水中へと向かいます。
シュノーケリングを楽しむスポットは、石垣島と西表島(いりおもてじま)のちょうど中間あたり。この付近の海の中には日本最大ともいわれるサンゴ礁・石西礁湖(せきせいしょうこ)が広がっており、約360種ものサンゴが生息しているといわれています。西表石垣国立公園にも指定されている、自然豊かな場所です。
船上でウエットスーツを着て、2人は海にざぶん! ガイドさんの案内とともに探検した海中の様子は、スライドでお届けします。
シュノーケル体験を終えた彩香さんとカンジさんは、「まだ帰りたくない!」と名残惜しそう。「リゾナーレ小浜島」で一年中体験できるマリンアクティビティには、シュノーケルの半日プランや一日プラン、体験ダイビングプランなどもあると聞き、再訪を誓うかけがえのない経験になりました。
「幻の島」へ上陸 半日シュノーケル
開催期間:通年
開催時間:(1)8:30~11:30、(2)13:30~16:30
所要時間:3時間
対象:3歳以上
セット内容:乗船料、講習料、バスタオル、シュノーケルセット(マスク・フィン・ライフジャケット)
料金:12歳以上9,000円、6~11歳7,000円、3~5歳3,000円
定員:各回20名(最小催行人数2名)
持ち物:水着着用、飲み物、日焼け防止グッズ(上に羽織るもの)
予約:前日17:00までに要予約
※事前に身長、体重、足のサイズの申告が必要です
※季節によりウエットスーツの貸し出しあり。度付きのマスク希望の場合はあらかじめ申告してください
※水中カメラ(3,000円/SDカード込)の貸し出しあり
日本屈指の星空観賞スポットで過ごす贅沢時間
小浜島のある八重山諸島は、世界に88ある星座のうち国内最多の84星座を観ることができる日本有数の星空スポット。「リゾナーレ小浜島」でも、美しい星空を満喫するため特別なアクティビティが用意されています
「ティンガーラナイトディナー」で星降るピクニック
「ティンガーラナイトディナー」は、夕方から夜にかけて、ビーチで体験できる特別なディナープログラムです。星空の下で楽しむのはもちろんですが、おすすめは黄昏どき。ゆっくりと陽が沈む様子から赤く染まっていく空、深みを増す夜とともに存在感を放ちはじめる星空など、目の前の情景が幻想的に変化していきます。
真っ白なウッドデッキにはテーブル席が用意されているほか、ピクニックラグはビーチのどこに敷いてもOK。お気に入りの眺めを見つけたら、そこが自分たちだけの特等席。ぼんやりと灯るランタンの明かりが、さらに非日常感を高めてくれます。
バスケットに入った季節替わりのミールボックスは、肉料理や冷製料理、サラダ、フルーツ、カレー、スープ、ライスなどが味わえる充実のラインナップ。少しラグジュアリーな気分を楽しみたいときには、オプションでスパークリングカクテルやビールもオーダーできます。
当日は快晴とはならなかったものの、夕陽が雲をオレンジ色に照らし、まるでアートのように美しい空が広がりました。雄大な自然はその瞬間にしか出合えない景色とともに、感動や興奮といったさまざまな感情を届けてくれます。明日から自然はどんな表情を見せてくれるのかが待ち遠しくなるような、そんな絶景でした。
ティンガーラナイトディナー
開催期間:通年
セット内容:ミールボックス、おでかけバスケット(カトラリー、ランタン、ピクニックラグ等)
料金:1名5,000円
WEB予約:前日17:00まで
現地予約:フロントにて当日16:00まで
※季節により食材・メニューが変わります
※別途有料のオプションドリンクは、スパークリングカクテル1,200円〜(1本)、ビール 500円〜(1本)
寝転んで星空を見上げる「ティンガーラハンモック」
客室エリアとビーチエリアのちょうど中間にある「ティンガーラハンモック」では、満天の星に包まれる不思議な体験ができます。靴を脱いで巨大なハンモックに寝転べば、全身がふわふわと浮いているような心地よさ。
寝ころんだまま目を開くと、視界に広がるのは一面の夜空。冬はオリオン座を探し、夏には天の川に圧倒される星空は、まさに天然のプラネタリウムです。気持ちも頭もクリアなるひとときは、就寝前のリラックスタイムとしてもぴったりでした。
早朝ビーチで体が目覚める爽快ストレッチ体験
最終日の夜明け間近、2人の姿をうっすらと明るみはじめたビーチで発見。毎日、日の出時間に合わせて開催されている「フレッシュエアストレッチ」で、体をしっかり目覚めさせていきます。
「フレッシュエアストレッチ」で大切にしているのは呼吸法です。波の音にあわせるように深く、静かに呼吸をしながら体を動かすうちに、体も意識もゆっくりと覚醒。その目覚めにリンクするかのように、だんだんと空が明るくなっていきます。穏やかな大海原を眺めるロケーションも相まって、彩香さんは「めっちゃ気持ちいい」とつぶやいていました。
体をほぐしたあと、両手を動かしながらじゃんけんをする脳のストレッチがはじまると2人とも大苦戦。顔を見合わせて大笑いする結果が、さらに目覚めを促進してくれたようです。
フレッシュエアストレッチ
開催期間:通年
開催時間:季節により変動
所要時間:25分
定員:なし(最小催行人数1名)
料金:体験無料
※「フレッシュエアストレッチ」開催時間にあわせて、フロントより臨時シャトルバスが運行
しあわせ朝食ビュッフェでエネルギーチャージ
ストレッチを終えると、おなかはペコペコ。「ビュッフェレストランOoli Ooli」でフルーツたっぷりの朝食をいただきます。
ここで味わうべきは、「ビュッフェレストランOoli Ooli」の人気メニュー「黒糖フレンチトースト」。沖縄らしく黒糖で味付けしたものは「リゾナーレ小浜島」だけのオリジナルです。目の前でスタッフが焼きたてを提供してくれるので、ふわふわの食感が楽しめます。写真のように、フルーツコーナーで見つけたオレンジやライチ、パイナップルをトッピングすれば、自分だけのカスタマイズプレートをつくることができます。
朝食ビュッフェのバリエーション豊かなラインナップは、スライドでチェックしてください。
ビュッフェレストラン Ooli Ooliオーリ オーリ
0980-84-6300(9:00〜18:00)
朝食営業時間:6:30~10:00
朝食料金:大人3,300円、7~11歳2,310円、4~6歳1,650円、3歳以下無料
※宿泊者専用
※前日21時までに要予約
チェックアウト後は快適レンタサイクルで島散策へ
朝食後はチェックアウトの時間。そこまでは一般的な旅と同じですが、「リゾナーレ小浜島」の旅はまだまだ続きます。スーツケースをフロントに預けてレンタサイクルを借り、目指すは小浜島走破。島内は坂道も多いので、電動自転車をレンタルできるのはうれしい限りです。
施設内でのランチはテイクアウトボックスがおすすめ
島内にカフェや食堂もありますが、ビーチやプールサイドなど「リゾナーレ小浜島」内のお気に入りの場所でランチを食べたい場合は、ビュッフェレストラン「Ooli Ooli」の「テイクアウトランチボックス」をぜひ。メニューは写真の「炙りソーキ丼」「タコライス」のほか、「カレー」が選べます。
さとうきび畑が広がるシュガーロードを疾走
「リゾナーレ小浜島」から15分ほど走ると現れる「シュガーロード」は、まっすぐな一本道の両側にさとうきび畑が続くことがその名の由来とされる、小浜島の代表的な観光スポットです。訪れた11月は2メートルを超えるさとうきびが連なっていますが、収穫がスタートする12月中旬からは開放的な景色に変化。島内の製糖工場から漂う甘い香りは、冬のはじまりを告げる合図です。
小浜島の自慢の味覚「もずくそば」を味わう
小浜島の小さな集落の一角にある「てぃーだ食堂」は、地元でも人気の隠れ家食堂。小浜島で獲れたもずくを使った、オリジナルの名物メニュー「もずくそば」は、ぜひ食べておきたい一杯です。
とんこつベースのスープで味わう八重山そばの上には、牛ミンチや野菜とともにカツオだしで味付けしたもずくがたっぷりとのっています。もずくのコリコリとした強い食感ともちもちの麺が絡んだ、ユニークな食感も魅力。濃厚なのに後味がすっきりとしたスープとも相性抜群で、ぺろりといただけるおいしさでした。島コショウやコーレグース(島唐辛子を泡盛に漬けた調味料)での味変もぜひお試しを。
ほかにも小浜島の学校給食では定番だという「もずく丼」をはじめ、「タコライス」や「黒糖ジンジャーカレー」、「軟骨ソーキそば」、「てぃーだの担々麺」など、ランチにぴったりのメニューがそろっています。
てぃーだ食堂
沖縄県八重山郡竹富町小浜1902
営業時間:12:00~14:00
定休日:土・日曜
https://www.instagram.com/tida_shokudou/
八重山諸島を見渡す島内最高峰の大岳展望台へ
小浜島を象徴する風景といえるのが、こんもりと並ぶふたつの山。それぞれの山頂に展望台があると聞き、2人は小浜島でもっとも高い、標高約99メートルの大岳(うふだき)の頂きを目指して約300段の階段を上ります。
緑のトンネルを抜けた先にある展望台で見えたのは、遮るもののない360度に広がるパノラマ絶景です。晴れた日には石垣島や竹冨島、西表島といった八重山諸島の島々まで見渡せるそう。ここで潮風に吹かれていると、階段の疲れを忘れるほど清々しい気持ちにさせてくれます。
カトレ展望台で眼下のマングローブ林を眺める
カンジさんがマングローブ好きだということで、サイクリングの最後に訪れた「カトレ展望台」。目の前には西表島が見渡せ、眼下には石長田マングローブ林が広がります。訪れたタイミングが干潮だったこともあり、今にも動き出しそうなユニークなマングローブの根も海から露出。日本国内でも限られた地域でしか見られない亜熱帯の光景を前に、しばらくのんびりした時間を過ごしました。
「リゾナーレ小浜島」がある小浜島の東側から「カトレ展望台」のある西側まで、自転車での横断にかかる時間は約40分。さまざまなスポットに立ち寄りながら、3時間ほどの島内散策になりました。
琉球建築の民家が立ち並ぶ集落を抜けたり、ヤギや牛、クジャクと出合ったり、海を借景に続く坂道を上ったりと、島内では日常の風景が旅人にとってはどれも刺激的。普段の生活に戻っても、少し視点を変えるだけで新しい発見があるかもしれないと、日常を楽しむヒントが隠れていました。
レンタサイクル
開催期間:通年
開催時間:8:00~18:00(最終返却) ※日没時間により変動あり
料金:【大人】2時間1,600円、4時間2,600円、【子ども用自転車】2時間700円、4時間1,300円
※大人用自転車は電動アシスト付き、子ども用には電動アシストはありません
※1歳~5歳の子どもを対象にしたチャイルドシート付きの自転車もあります(1歳未満の子どもはおんぶ紐で走行してください)
「リゾナーレ小浜島」で過ごす時間が、日々の忙しさで硬くなってしまっていたすべてをゆるりとリセット。そこに一期一会の自然の美しさや印象的な体験が積み重なり、気持ちと体にしなやかさがプラスされたような不思議な気分をもたらしてくれました。
明日につながる一人ひとりのパワースポットになるからこそ、大切な人と一緒に訪れたくなるのかもしれません。
リゾナーレ小浜島
沖縄県八重山郡竹富町小浜2954
050-3134-8093(リゾナーレ予約センター)
チェックイン15:00/チェックアウト11:00
料金:1泊20,700円~(2名1室利用時1名あたり/食事別)
Sponsored by リゾナーレ小浜島
必見!annaとっておき情報をご紹介♡【AD】
■【星野リゾートの沖縄旅:後編】明日も心を満たしてくれる「リゾナーレ小浜島」で過ごす島時間
■【星野リゾートの沖縄旅:前編】輝く朝日で今日が変わる、「リゾナーレ小浜島」だけの特別体験を
■【大阪・堺】クラフトバーガーショップ「トリコバーガー北野田店」から「アサイーボウル」が新登場♡anna編集部が試食体験!
■【神戸】店内にクライミングウォール!? カナダ発のアウトドアブランドが移転オープン!
■【秋冬の肌ケア提案】乾燥しがちな大人肌をワンランク上のスキンケアで解決