TOP グルメ 歴史と文化が息づく“ローカル香港”へ! 「ゴンピン」「タイオー」を巡るネイチャーおでかけ【香港旅 2024 vol.3】

歴史と文化が息づく“ローカル香港”へ! 「ゴンピン」「タイオー」を巡るネイチャーおでかけ【香港旅 2024 vol.3】

2024.09.26
PR

2023年の楽しさが忘れられず、annaが再び香港に上陸! 2024年版の香港旅はFM802ラジオDJでannaアンバサダーの板東さえかさんとともに、気になる最旬スポットからおすすめの観光地まで、全3回にわけてお届けします。

第3弾では、歴史と最新が混在する市街地から離れ、“自然×伝統”が織りなす香港最大の島・ランタオ島へ。香港国際空港を有するランタオ島には、山上に建つ巨大な大仏像を目指すスリルと絶景にあふれた旅、そして気持ちいい潮風が吹く漁村で過ごすノスタルジックな時間が待っていました。

絶景の先にある仏教信仰の聖地「ゴンピン」

標高520メートルのゴンピン高原・木魚峰の山頂に世界屈指の大きさを誇る天壇大仏が鎮座する巡礼地、昂坪(ゴンピン)。その行く道は修行道……と思いきや、なんと絶景が望めるケーブルカーがあるのだそう。スリル満点のアトラクション気分も楽しめるとあって、行かないわけにはいきません!

絶景を真上から見る!? パノラマケーブルカーで空中散歩

香港の中心地・中環(セントラル)のMTR香港駅から地下鉄で約30分。天壇大仏が待つ山のふもと、東涌(トンチョン)駅にやってきました。ここは香港国際空港からも車やバスで約15分の場所に位置し、大型アウトレットモールでショッピングも楽しめる人気エリアです。

ふと空を見上げると、お目当てのケーブルカーを発見しました! よく見ると、ゴンドラの側面も床も天井も、四方八方が透明なガラスになっているのがわかります。このゴンドラが、「ゴンピン360ケーブルカー」でしか楽しめない絶景アトラクション「クリスタルプラス」の正体です。

さっそく「クリスタルプラス」の専用チケットを購入し、恐る恐る乗り込むばんちゃん。まるで空中に浮かんでいるような不思議な感覚に「ちょっと怖いけどおもしろい!」と大喜びしていました。ゴンドラの上昇とともにスケールアップする絶景に、つられてテンションも急上昇!

360度すべてが見渡せる空間は、まるで景色をまるごとひとり占めしているよう。SNS映えする写真だって撮り放題です。

(左)香港国際空港、(右)港珠澳大橋

ゴンドラの背後に見えるのは「香港国際空港」です。2024年11月に第3滑走路がオープンするとあって、「あれがそうかな?」と大盛り上がり。離陸した飛行機と並走する気分も楽しめました。

さらにゴンドラは進み、山の向こうに香港・珠海・マカオを結ぶ海上大橋「港珠澳大橋」が見えてきました。海底トンネルに入るポイントは橋がぷっつりと消えたように見えるなど、ケーブルカーでしか見られない不思議な光景に目を奪われます。

空の旅が終わりに近づいたころ、前方の山頂に天壇大仏が出現。まもなく、山上のゴンピン乗り場に到着します。

「ゴンピン360ケーブルカー」は、全長5.7キロメートル。約25分間があっという間に過ぎてしまうほど、空と海、街と自然のコントラストが美しい景色を堪能することができました!

\annaスタッフの現場リポ/
「クリスタルプラス」は、全109基あるゴンドラのなかでも数基しかないレアゴンドラ。専用待機レーンがあるので待ち時間もほぼなく乗車できました。山上にはバスでも行けるのですが、うねうねした山道が続くため、時間短縮&絶景鑑賞ができるケーブルカーがおすすめです!

Address東涌乗り場:11 Tat Tung Rd, Tung Chung

ゴンピン360ケーブルカーNgon Ping 360/昂坪360

営業時間:10:00~18:00
料金(大人/片道):スタンダードキャビンHK$270、クリスタル・キャビンHK$350、パノラマケーブルカー「クリスタルプラス」HK$395
定休日:無休
https://www.np360.com.hk/jp

賑やかなマーケットストリート「ゴンピンビレッジ」を散策

天壇大仏まで続く10分ほどの道のりは、まるでタイムスリップしたような別世界。“文化”をテーマに、中国の伝統的な要素を取り入れた建物が連なる「ゴンピンビレッジ」に到着しました。

最初に出迎えてくれるのは、橋の両側に並ぶ8つの“祝福の太鼓”です。「幸福」「平和」「成功」といった言葉が書かれた太鼓と一緒に写真を撮ると、願いが叶うなんてウワサもあるのだそう!

「ゴンピンビレッジ」には、VR体験ができるエンタメ施設からカジュアルにお茶や食事が楽しめるカフェ・レストラン、伝統工芸品やお土産を取り扱うショップなど、20店舗以上のお店が並びます。

ばんちゃんが購入したお土産アイテムをスライドでご紹介します!

\annaスタッフの現場リポ/
「ゴンピンビレッジ」から天壇大仏までは日陰のない道が続くので、ぜひここでひと休みを。レトロな建物が並ぶ景色のなか、フードやスイーツをテイクアウトしてベンチでくつろいだり、お土産店をのぞいたりしていると、まるでテーマパークに来たような気分になりました!

Address111 Ngong Ping Road, Lantau Island,

ゴンピンビレッジNgong Ping Village/昴坪市集

営業時間:10:00~18:00
料金:入場無料
定休日:無休
https://www.np360.com.hk/en/things-to-do/np-village

山上のパワースポット「天壇大仏」に参拝!

ばんちゃんがついに天壇大仏の真下に到着しました! 目の前にそびえるのは、まさかの256段もの階段……。大仏さまが見守ってくれると信じ、一歩一歩上りはじめます。

段差がそれほど高くないのでゆったりと上りやすい階段でしたが、さすがに頂上付近までくると少しバテ気味。後ろを振り返るとその高さにドキドキしつつ、どこまでも緑の山々が連なる景色は圧巻のひと言でした。

さらに壮観なのは、空を借景にした前方の天壇大仏です。香港の安定や中国の繁栄、地球の平和を象徴するシンボルとして造られ、大仏さまの裏手にある「心経簡林(ハート スートラ)」とともに香港を代表するパワースポットして知られています。

注目すべきは、やはりその巨大さ! 屋外にある大仏座像として世界屈指の大きさを誇り、台座を含めた高さはなんと34メートル。奈良・東大寺の大仏さまの約2.2倍、10階建てのビルに相当する大きさなんだそうです。

“手をあわせて3回おじぎをする”のが、香港スタイルの参拝方法です。ばんちゃんも熱心に拝んでいましたが、なにを願っていたのかは内緒。

天壇大仏の台座1階にはお守りや数珠などを販売する売店があり、自由に入ることができます。2・3階の展示室は有料なので、展示を見たい人は階段下の受付で料金の支払いをお忘れなく!

\annaスタッフの現場リポ/
天壇大仏の向かいの宝蓮禅寺には名物の精進料理レストランがあり、1人前(全5品)はHK$150から注文できます。香港には伝統料理がたくさんありますが、精進料理をいただくチャンスはなかなかないので、興味があればこの機会にぜひ!

AddressPo Lin Monastery, Ngong Ping, Lantau Island,

てんだんだいぶつ(ポーリンジ)天壇大仏(宝蓮禅寺)/The Big Buddha(Po Lin Monastery)

拝観時間:9:00~18:00、精進料理レストラン11:30~16:30、大仏の開放時間10:00~17:30
料金:拝観無料 ※精進料理チケットは別途(有料展示室入場含む)
定休日:無休
https://plm.org.hk/eng/home.php

古き良き漁村の趣きを今に残す「タイオー」

山上の聖地を離れ、東涌からバスや車、フェリーで約40分かけてたどり着いたのは“香港のベニス”と呼ばれる海と運河の街・大澳(タイオー)です。

潮の満ち引きにも影響されない高床式の水上建築「棚屋(パンオッ)」が今も現役として残るノスタルジックな街なみこそ、海に囲まれた香港の原風景。潮風が気持ちいい海沿いや露天が並ぶ路地裏を散歩しているだけで、なんだか心がほっこりするようです。

訪れた時間はちょうど干潮のタイミング。建物の床下から干潟に伸びる杭があらわになっており、水上建築の全貌を見ることができました。そして運河のあちこちには小型のボートが停泊中。運河や近くのマングローブ林を巡る観光クルーズも人気のようで、定期的に船が行き来しています。

入り組んだ街の通りには海産物の干物を扱うお店やフルーツ店、お土産店などが軒を連ね、観光客の賑わいもあって活気あふれるマーケットになっています。そんな街の一角にある、タイオーならではの人気グルメを食べつくしてきました!

行列のできるビッグサイズドーナツ

「大澳沙翁(タイオードーナツ)」HK$15

ローカルも観光客も行列をつくる人気スイーツ「タイオードーナツ」は、砂糖をたっぷりまぶした香港式の揚げドーナツ。次から次へと売れていくため、いつでも揚げたてアツアツが食べられるのもうれしいポイントです。

見た目はかなりビッグサイズですが、食べてみるとまるでシュー生地のようにふわふわ食感。「やさしい甘さが素朴でおいしいです。軽い食感なのでパクパクいけちゃいますね!」とばんちゃんも笑顔でアツアツをほおばっていました。

\annaスタッフの現場リポ/
取材班が「タイオードーナツ」を食べようとしていたところ、通りがかったローカルの少年がすれ違いざまに「太好吃了(めっちゃおいしいよ)」と声をかけてくれました。やっぱり地元のクチコミは大正解。2個目がほしくなるほどおいしかったです。

Address66 Kat Hing St, Tai O, Lantau Island,

タイオーベーカリーTai O Bakery/大澳金門餅店

営業時間:10:00~18:00
定休日:無休
https://www.instagram.com/taiobakery/
※支払いは現金のみ。

運河を見下ろす隠れ家風リバーサイドカフェ

トルコ雑貨などを扱う雑貨店「タイオーバンヤンツリー」は、知る人ぞ知る隠れ家カフェ。アパレルやアクセサリーなどが並ぶ店内の奥に進み、レジやキッチンを越えたその先に、運河に面したバルコニーを活用した秘密のカフェスペースがあるんです。

タイオー名物の水上建築で造られたバルコニーは運河の上にせり出すような設計になっており、満潮時には水面に手が届きそうなほどだとか。こぢんまりとした飾らない空間は、まるで友達の家に遊びにきたようなくつろぎ感と、都会とは違う時間の流れを感じさせてくれます。

「Local Salted Egg Yolk Carbonara(地元産塩漬け卵黄のカルボナーラ)」HK$158、「Homemade Ice Drip Coffee(自家製アイスドリップコーヒー)」HK$68

ここでぜひ食べてほしいメニューが、「地元産塩漬け卵黄のカルボナーラ」です。香港で古くからつくられている「塩漬け卵黄」は、卵の黄身だけを塩漬けにして干した伝統食なのだそう。

チーズをたっぷり使い、塩漬け卵のつぶつぶ食感と塩味がアクセントになった濃厚なカルボナーラは、ばんちゃんも「初めて食べる味わいです!」と驚くほどのおいしさ。食べる手を止められなくなる魅惑の一品でした。

食後に川を眺めながらコーヒーをいただくばんちゃんは「マジで最高」とぽつり。生活と観光がミックスされたタイオーならではの雰囲気を身近に感じられる特等席に出合い、「タイオーに1週間くらい滞在して、毎日このカフェに来たいなぁ」ともらしていました。

\annaスタッフの現場リポ/
バルコニーは席数が限られていますが、お店の隣には運河に面した広いカフェスペースもありました。こだわりの自家製アイスコーヒーやホット限定のトルココーヒーなど、ドリンクからスイーツまで多彩なメニューが楽しめますよ。

AddressG/F, 68 Kat Hing St, Tai O, Lantau Island,

タイオーバンヤンツリーTai O Banyan Tree/大澳榕樹頭

営業時間:12:00~19:00
定休日:火・水・木曜日(祝日を除く)
https://www.instagram.com/taiobanyantree/

ガッツリ食べたいタイオーのローカル食堂

ランチタイムに訪れた「橫水渡小廚」は、ローカルからも愛される“THE・地元の食堂”。お店独自の料理から伝統的な広東料理まで、100種ほどのメニューラインナップが自慢のお店です。

(左から)「咕嚕雞球(鶏肉の甘酢揚げ)」HK$95、「客家籠仔蒸菜心或芥蘭(新鮮野菜と乾燥野菜のせいろ蒸し)」HK$98

まずは「鶏肉の甘酢揚げ」と「野菜のせいろ蒸し」をいただきます。ボリューム満点なのにどちらも軽い味わいで、ぺろりとたいらげてしまいそう。パプリカや青菜など、野菜のおいしさが光る料理でした。

(左)「豉油王炒面(焼きそばしょう油味)」HK$78、(右)「咸鮮蝦乾荷葉籠仔飯(海鮮入りせいろ蒸しごはん)」HK$188

続いて登場したのが「焼きそば」。日本人にもなじみのある料理ですが、極細麺を使用するのが香港風の特徴です。炒めたしょう油の香ばしさに食欲をそそられるのは、万国共通だと実感!

最後に干し海老やイカ、シラスなどをのせたごはんをハスの葉に包んで蒸した、お店の名物メニュー「海鮮入りせいろ蒸しごはん」が運ばれてきました。味の決め手は、最後にトッピングした蝦醤(シャージャン/海老を塩漬けにした発酵調味料)。しっかり混ぜると蝦醤の味わいが全体になじみ、絶妙な塩味とともに海鮮の旨みが感じられる、漁村ならではのおいしさが詰まっていました。

\annaスタッフの現場リポ/
食事どきには混雑することも多い人気食堂ですが、円卓席や運河を眺めるテラス席もあって大人数でワイワイ楽しむのにもぴったりなお店。お酒も取り扱っているので、居酒屋感覚で訪れるのもおすすめです。

Address33 Kat Hing St, Tai O, Lantau Island,

タイオークロッシングボートレストランTai O Crossing Boat Restaurant/橫水渡小廚

営業時間:11:30~19:30
定休日:無休
※支払いは現金のみ。

秋の香港で楽しむナイトイベント2024

グルメイベントからエンタメイベントが連続する秋は、香港旅のベストシーズン! “香港ならでは&そのときにしか楽しめない”旅を叶えてくれます。

香港ワイン&ダイン・フェスティバル

2024年10月23日(水)から27日(日)まで開催される「香港ワイン&ダイン・フェスティバル」は、ビクトリア・ハーバーの美しい景色を眺めながらワインやスピリッツが楽しめるアウトドア・グルメパーティです。なかでも隠れた銘品や中国ワイン、ビオワインに低アルコールワインなど、さまざまな国や地域から集結するワインの品ぞろえは圧巻です。

グルメエリアでは、受賞歴を持つ約10軒のレストランが自慢の味を披露。専用カクテル・ラウンジでは、有名ミクソロジストが考案したシグネチャーカクテルが味わえます。期間中はミュージックパフォーマンスなども開催されるのでお見逃しなく!

このフェスティバルを皮切りに、2024年11月中はグルメの祭典「テイスト・アラウンド・タウン(Taste Around Town)」を開催。香港全域の何百ものレストランやバーが期間限定メニューや限定割引を提供し、“食の香港”の魅力を存分に楽しめます。

香港ワイン&ダイン・フェスティバル

2024年10月23日(水)~27日(日)
会場:香港島 セントラル・ハーバーフロント
https://www.discoverhongkong.com/jp/what-s-new/events/wine-dine-festival.html

香港各地のハロウィーンイベント

ハロウィーンは、香港が最も盛り上がるイベントのひとつ。街のあちこちでハロウィーンならではのユニークなデコレーションが楽しめるほか、ナイトライフスポット・蘭桂坊(ランカイフォン)のバーやレストランで仮装客を大歓迎! 早朝までハロウィーンを満喫できます。

人気テーマパーク「香港オーシャンパーク」では、2024年11月3日(日)まで1980年代の恐ろしい都市伝説の世界にイベント「香港ホラー」を開催中。もうひとつのイベント「オーシャンパーク・ハロウィーン・フェスト」では、古い城壁に囲まれた旧市街やお化け屋敷、幽霊の出るホテルなど、6つのホラー体験が待っています!

©Disney

さらに「香港ディズニーランド・リゾート」にて、2024年10月31日(木)までの期間限定で「ディズニー・ハロウィーン・タイム」が復活! ヴィランズによるショーやユニークなグッズ、限定グルメでハロウィーンを盛り上げてくれます。

©Disney

もちろん、まったく怖くないポップでキュートなハロウィーンイベントも開催されるので、お楽しみに♡

2024年香港旅の拠点はこちら!

ばんちゃんが宿泊した「ザ カオルーンホテル」は、人気エリア尖沙咀(チムサアチョイ)にある4つ星ホテル。遠方へのおでかけにも、夜中まで楽しむナイトイベントにも便利で安心な駅直結が魅力です。

Address19-21 Nathan Road, Tsimshatsui, Kowloon

ザ カオルーンホテルTHE KOWLOON HOTEL/九龍酒店

★annatop★キャセイパシフィック航空のキャンペーンをチェック!

第1弾で香港島、第2弾で香港のナイトライフスポット、そして第3弾ではランタオ島のローカルスポットをご紹介した「香港×anna 2024」企画。香港には、おいしいグルメや遊んで楽しいエリアがまだまだたくさんあります。ぜひ実際に訪れて、新しい香港の魅力を発見してください!

香港政府観光局のサイトをチェック!

Instagramで香港の最新情報をチェック!

「香港×anna 2024」記事一覧はこちら

「香港×anna 2023」記事一覧はこちら

Sponsored by 香港政府観光局

必見!annaとっておき情報をご紹介♡【AD】

■【大阪歴史博物館】今、人気再燃!約150点の「川瀬巴水」作品が集結する特別展へ

■【大阪・なんば】子どもから大人まで◎イラスト・マンガ教室egacoって知ってる?

■歴史と文化が息づく“ローカル香港”へ! 「ゴンピン」「タイオー」を巡るネイチャーおでかけ【香港旅 2024 vol.3】

■【星野リゾートの北海道旅:後編】旬の絶景と美食が待つ「リゾナーレトマム」で大人リトリート

■【“香港ならでは”な夜の過ごし方♡ ナイトマーケット&バーで最新ナイトライフを満喫!【香港旅 2024 vol.2】

Recommend あなたにおすすめ