【和歌山】世界に誇る医聖を学び、旬の料理を楽しめる「道の駅 青洲の里」

「道の駅 青洲の里」とは？

「道の駅 青洲の里」は、和歌山が誇る医聖・華岡青洲ゆかりの地につくられた、健康をテーマにした道の駅です。

華岡青洲の診療所と医学校に住居を兼ねた「春林軒（しゅんりんけん）」、地元産の野菜をふんだんに使った料理が楽しめるレストランやふるさと物産ショップなどがある「フラワーヒルミュージアム」、遊具が備えられた「ふれあい公園」があります。

華岡青洲が暮らし、診療し、後進を育成した「春林軒」

1804年（文化元年）、世界初の全身麻酔手術に成功した華岡青洲。その名声により、多くの患者と入門志願者が全国から集まりました。彼らを迎え入れるために建てたのが「春林軒」です。診療所、医学校、住居として利用されました。

主屋と蔵は、青洲が活躍した当時の建物。その他は、調査資料に基づいて復元されています。

主屋の各部屋では、青洲が初めて麻酔を使用した手術の様子、麻酔の実験や門弟に講義をする姿、当時の生活ぶりなどが、人形と音声で再現されています。
残されている資料は、道の駅本館にあたる「フラワーヒルミュージアム」に展示されています。

健康に留意した旬の料理を楽しむ

建築家の黒川紀章氏が設計した「フラワーヒルミュージアム」。斬新なデザインは、華岡青洲が麻酔薬に使用した蔓陀羅華（まんだらげ）の花をモチーフにしたのだとか。この中に「レストラン華」があります。

館内にある「レストラン華」では、地元野菜メインの料理をバイキングでいただける「健康おもてなしバイキング」が楽しめます。常時30種類ほどの料理が並んでいて、60分食べ放題。郷土食を生かした食育メニューも用意されています。

紀の川市の野菜のおいしさが味わえる「野菜の天ぷら」は、常に人気の一品。時季によっては、「フルーツ天ぷら」も味わえるそうですよ。

広く明るい店内で優しい料理を味わってみて♡ 緑豊かな風景を眺めながら、テラス席でのんびり過ごすのもおすすめです。

レストランの前には、ふるさと物産ショップ。お土産選びも楽しいひとときですね。

「ふれあい公園」で一家そろって遊ぶ

「ふれあい公園」は、フラワーヒルミュージアムから下った先にある季節の草花を楽しめる公園です。フラワーヒルミュージアムの横からは、ウォーキングの道が続きます。藤棚やハーブ園を経て公園へ。

広大な敷地内には、5,6歳までの子どもが遊べる遊具のほか、シニアも利用可能な健康器具もあるので、世代を問わず楽しめます。

「道の駅 青洲の里」ではレンタサイクルを用意。前日の午後4時までに電話で予約して、青洲の里を基点に周辺を巡ってみましょう。タウンタイプe-Bikeは、4時間以内1,000円、8時間以内2,000円。マウンテンタイプe-Bikeは4時間以内2,000円、8時間以内4,000円。

「道の駅 青洲の里」へのアクセスは、車が便利。京奈和自動車道紀の川東ICから約10分。または京奈和自動車道かつらぎ西ICから約15分です。JRを利用する場合は、JR和歌山駅から和歌山線で約40分、名手駅で下車し徒歩約30分（タクシー約6分）です。

＼from Writer／
自然豊かなロケーションの道の駅で、ドラマや映画で描かれたこともある華岡青洲について知ることができ、その偉業を知れば知るほどビックリすることばかりでした。バイキング料理は人気なので、オープン時間直後の入店がオススメですよ。

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