【大阪・阿倍野】これもきんつば?シンプルなものから意外な組み合わせまで、変わり種“きんつば”がずらり!
関西には、おいしいものや素敵なものがたくさん! このコーナーでは、anna編集部が実際に訪れて良かった、2府4県の隠れた名店や注目のスポットをご紹介します。
大阪・あべの筋沿いに位置する小さな和菓子店「きんつば へい」。道路を挟んだ向かい側には阿倍野神社や安倍晴明神社があり、昔ながらのローカルなロケーションです。シンプルな作りの店頭には、木皿にのせた長方形のきんつばが並んでいます。
基本のきんつばからアレンジバージョンまで
あんこ好きの店主が、頂きもののきんつばを食べて、おいしさを再発見! そこからきんつばにハマり、アレンジしたきんつばをマルシェに出したところ好評で、さらにきんつば熱が深まることに。「いい素材でシンプルに」をモットーに、念願のお店オープンに至りました。
小ぶりなサイズのきんつばは、つぶあんと皮のみで甘さ控えめに仕上げた「きほん」など、定番4種類プラス季節メニューの5~6種類が並びます。
定番4種類
「きほん」と、そこに淡路島産の藻塩を加えた「しお」、皮にたっぷりの抹茶を混ぜ込んだ「抹茶」。それぞれ素材の持ち味を生かした、あっさりシンプルなきんつばです。
アレンジきんつばにも注目! アールグレイの茶葉入りのあんこをきんつばにして、ホワイトチョコとアーモンドをトッピングした「アールグレイのあんチョコ」。洋風テイストの不思議なハーモニーに、一度食べたらリピーターになる人が続出しています。
季節メニュー
冬季には、チーズを使ったきんつばが登場。きんつばにチーズというのも斬新な組み合わせですが、甘さ控えめのつぶあんと、なめらかなクリームチーズの程よい酸味がマッチしています。
そして、さらにアレンジを重ねたチーズケーキもおすすめです。クッキー生地の上に、ほくほくのつぶあん、その上にボリューム感のあるレアチーズケーキがのったリッチな一品。コーヒーとともに楽しみたい味です。
あんこ作りは、3日間かけて
北海道産の小豆とザラメ糖で炊き上げるあんこは、小豆を丸1日水につけておき、2日目に柔らかくなるまでじっくりと煮ます。
3日目にザラメ糖と合わせてあんこの完成です。「ザラメ糖を使うことで、すっきりした甘さに仕上がるんです」とご店主。あんこは基本的に小豆とザラメ糖のみで、塩きんつばのみ、淡路島産の藻塩を加えています。
あんこを長方形のスティック状に成形したら、6面を順番に焼いて、きんつばの完成です。
新登場のどらやきも人気!
早くも人気となった新メニュー「どら焼き」は、はちみつ入りの生地をふんわりと焼き上げています。中身は2種類あって、一つ目は甘さ控えめのつぶあんをサンドした「つぶあん」です。
もう一つは「あんバター」。バターの塩味とあんこの甘さは、最強の組み合わせ。リピート間違いなしのおいしさです。どちらも小ぶりなので、2つペロリと食べてしまいたくなります。
季節限定メニューもお見逃しなく
暑い時期にはひんやりメニュー「自家製水ようかん」が登場します。しっかりと下ゆでした北海道産の小豆を手作業で何度もこしたこしあんと、福井県若狭町から取り寄せた名水「瓜割の水」を合わせて、さっぱりとした甘さに仕上げています。
軽い食感の皮でアイスをサンドした「さっぱりアイスもなか」も注目。ほんのり甘いあっさりとしたアイスが、暑さを吹き飛ばしてくれます。
\from Writer/
定番のきんつばからアレンジきんつば、どら焼きまで、自家製あんこのオリジナルメニューを味わって大満足。夏季限定の水ようかんやアイスもなかが待ち遠しく、また立ち寄ってみようと、週末の楽しみが増えて、ワクワクです。
きんつば へい
住所:大阪府大阪市阿倍野区王子町3-2-20
営業日時:土・日・月曜12:00~18:00 ※売り切れ次第終了、公式SNSチェック要
定休日:火~金曜
https://www.instagram.com/hei_osaka/
※最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
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