“象ビル”で発見! 独り占めしたくなる、ジュエルみたいなチョコレート菓子【神戸・北野】
本日の一品 > AaThsの「チョコレートを使った焼き菓子」(神戸・北野)
「ビルの一室にあるアトリエで、こんなクオリティの高いお菓子に出合えるなんて……」。関西のみならず、関東のスイーツ事情にも詳しい齋藤優子さんが、神戸のあまいもんのレベルの高さを改めて感じたというのが、チョコレートとチョコを使った焼き菓子を作る小さなショップ。象のモニュメントがひときわ目を引く、地元では有名な象ビルの一室にありました。
【水曜15時のあまいもん】とは?
関西の食に精通するライター、エディター、フォトグラファーなど“取材のプロ”たちが、ほんとは教えたくない関西の「推しおやつ」を、和洋問わずレコメンド。確かな目利きで選んだあまいもんは、どれもわざわざ足を運んで大正解の、ハズレなしのおいしさです。
「大切に作られた宝石みたいなチョコレート菓子は、独り占めしたくなります」(齋藤さん)
AaThsの「チョコレートを使った焼き菓子」
「ショップというよりアトリエを訪ねる感じが新鮮。ビルの一室にある小さな工房で、店主の佐藤拓朗さんがひとりで大切に作っているチョコレートを使った焼き菓子は、見た目にもこだわっており、宝石のような美しさ。フルーツのコンフィやナッツ類など、多くが3種以上の素材を組み合わせていて、完成度が高い。生地とチョコレートのバランスも絶妙です」(齋藤優子さん)
オレンジピールを練り込んだクッキーをミルクチョコでコーティングしたレ・オランジェには、ホワイトチョコとセミドライオレンジ。バニラクッキーをホワイトチョコでコーティングしたブラン・クランベリーには、クランベリージャムとアラザン。施したデコレーションも、見た目のみならず、味や食感のアクセントに。一つひとつの満足感がとても高い仕上がりです。
「見た目にもテクスチャーにもこだわった、生ケーキのような焼き菓子が作りたかったんです」。そう語る店主の佐藤さんは、神戸の名ショコラトリー「L’AVENUE(ラヴニュー)」を営む平井茂雄シェフの下で、「グランド ハイアット 東京」時代から研鑽を積んできたショコラティエであり、パティシエ。自身の強みであるチョコレートと、それを活かした菓子を製造販売する「AaThs」を、2022年にオープンしました。
編集部の「これも食べたい!」
パレットルビー
チョコレートの中で、目にとまったのがコレ。第4のチョコレートといわれるルビーチョコレートにドライフルーツやピスタチオ、カカオニブなどをこぼれんばかりにトッピングし、金箔をあしらった春らしいタブレット。ペルー産オーガニックのドライ・ゴールデンベリーの鮮やかな酸味がフルーティなチョコレートとマッチした爽やかな1枚です。
焼き菓子同様、宝石のように美しいボンボンショコラもラインナップ。スペイン・チョコヴィック社のクーベルチュールを使っていて、どれも素材が上品に香る仕上がり。アトリエ(お店)を訪れる際には事前に連絡が必要ですが、そんな体験もまた楽しみのひとつです。
教えてくれた人齋藤優子/Yuko Saito
『BRUTUS』『&Premium』など、雑誌を中心に執筆しているライター。食に関する取材が多く、しばしば関西を訪れているうちに、関東とは違う食文化をもっと知りたくなり、2018年に京都にも拠点を設ける。現在は京都と東京を行ったり来たりの日々。
DATA
AaThs(アース)
兵庫県神戸市中央区中山手通1-22-10 象ビル4F
TEL.078-599-5922
営業時間:11:00〜16:00
不定休
https://aaths-kobe.com/
\from Editor/
チョコレートのコーティングも、デコレーションも、とにかく美しいし、食べてもバランスが抜群。どれも手間暇かけてていねいに作られていて「手土産用に買っても、あげるのが惜しくなってしまって困る」という齋藤さんの言葉に納得しました。象ビルの一室という隠れ家感にもワクワクします!
※最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
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