TOP ライフスタイル お花見のベストシーズンは?気象予報士・蓬莱さんに聞く桜の開花状況&見頃

お花見のベストシーズンは?気象予報士・蓬莱さんに聞く桜の開花状況&見頃

2024.03.29

春の楽しみといえば、やっぱりお花見。今年はどんな景色が楽しめるのか、読売テレビ「かんさい情報ネットten.」のお天気コーナー「スケッチ予報」でお馴染みの気象予報士の蓬莱大介さんに、桜の開花状況や見頃を迎える時期の天気予報を教えていただきました。

今年の開花は遅れ気味?

「今年の桜開花予想は、正直、外してしまいました。申し訳ありません」と蓬莱さん。今年は暖冬傾向にあり、3月も気温が高かったことから、当初は例年より早い開花を予想していたそう。しかし、3月の開花直前に雨と寒さが訪れ、つぼみの成長が滞ってしまったとのこと。
その結果、今年の見頃は「4月1週目の週末から2週目の週末にかけて」とやや遅めの予想に。近年は開花が早まる傾向でしたが、今年は入学式にも桜が楽しめるのではないでしょうか。

桜の数え方、分かる?

蓬莱さんが気象予報士ならではの桜の楽しみ方として挙げてくれたのは、花びらの色に注目すること。「真ん中が赤くなっていれば、もうすぐ散る桜。白ければまだ散らない桜」なんだとか。

また、桜の数え方も覚えておくと会話に花が咲きます。桜は、つぼみの状態を「一個・二個」、咲いた花をまとめて「一輪・二輪」、花びらを「一枚・二枚」、舞い散る花びらを「一片・二片」、数輪まとまった桜を「一房・二房」、花房がついた枝を「一枝・二枝」と数えます。

お花見は紫外線対策を忘れずに!

お花見の注意点として、蓬莱さんが強調するのが紫外線。「日焼けの心配はまだ少ないですが、UV-Aという肌の奥に影響する紫外線は4月から強くなります。空気の乾燥やヒノキ花粉の影響もあり、肌トラブルを起こしやすいので、しっかりケアしてください」とのことでした。

お出かけの際には、最新の気象情報を確認し、晴雨兼用のアイテムを持参しておくと安心ですね。満開の桜の下で、楽しいひとときをお過ごしくださいね!

蓬莱 大介(ほうらい だいすけ)

2011年より読売テレビの気象キャスターを担当し、現在は「情報ライブ ミヤネ屋」「かんさい情報ネットten.」「ウェークアップ」に出演中。翌日の天気のポイントをイラストで教えてくれる「スケッチ予報」では、ユーモアあふれるイラストが大人気!

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