【滋賀・大津】JR湖西線志賀駅を降りてすぐ、売り切れ次第終了の自家製天然酵母パンの店「薪窯焼きのパン るぅた」
関西には、美味しいものや素敵なものがたくさん! このコーナーでは、anna編集部が実際に足を運んで見つけた、2府4県の隠れた名店や注目のスポットをご紹介します。
JR湖西線「志賀駅」に降り立つと、ホームからきらめく琵琶湖と雄大な比良山系の山々が視界いっぱいに広がります。駅前のロータリーへと出ると、その景色を背に佇むのが「薪窯焼きのパン るぅた」です。
湖国ののどかな地に溶け込む小さなパン屋さん
滋賀県大津市木戸に店を構える「薪窯焼きのパン るぅた」は、かわいらしい手書きのひらがなの看板が目印。バックにびわ湖バレイスキー場のある打見山などを望む、のどかな田畑が広がるロケーションにあり、まるで絵本から抜け出したような風景です。
お店に入ると、薪のほのかな香りと焼きたてパンの芳ばしい香りが迎えてくれます。自然光が降り注ぐ明るい店内には、棚一面に多彩なパンが並びます。
手間暇かけた天然酵母と薪窯のシンフォニー
もともとパンがあまりお好きではなかったという店主の佐々木さん。愛知県のとあるパン屋で食べた薪窯焼きの天然酵母パンの美味しさに衝撃を受け、その店で5年以上修行を積んで、母の故郷である大津で薪窯焼き天然酵母のパン屋さんを始められたのだとか。
天然酵母は、リンゴ、桃、イチゴ、トマト、梨、お米など、低農薬の旬の野菜や果物から作られており、完成までに最低3週間はかかるため、傷みやすいトマトや梨の扱いには特に気を遣っているとのこと。天然酵母を使ったパンは前日の夜に捏ねられ、11時間ものオーバーナイト発酵が必要です。手間はかかりますが、体を気遣う妊婦さんやお子さんにも優しいパンを作りたいという佐々木さんの想いが込められています。
早朝3時から仕込まれる薪窯焼きのパン
薪窯焼きは時間を要するため、大量生産ができません。そのため、朝7時30分の開店に向けて、佐々木さんは早朝3時から準備を始めているそう。また、発酵に時間がかかる天然酵母パンは追加で生地を作ることができないため、商品が売り切れ次第終了です。
陳列棚には、甘みのある菓子パンから、ワインに合うハード系パンやピザまで、バラエティ豊かなパンがずらりと並び、どれを買うか迷ってしまうほど。一つ一つに丁寧な説明書きとアレルゲン表示が添えられているのもうれしい心遣いです。
特に人気のパンをご紹介
「るぅた」と「レーズン」両方の頭文字を取って名付けられた「R(アール)」。薪窯焼きならではの香ばしい外側と、しっとりとやわらかな内側が特徴です。2種類のレーズンの甘みと、オーガニッククルミのカリカリとした食感がたまりません。
関東・中部地方ではメジャーですが、関西では珍しいラウンド食パン「まるぅた」。丸太のような見た目をしていることが由来です。取材時は、プレーンのほかに、甘露煮したさつまいも、オーガニックいよかんピール、角切りチーズが、生クリームと卵をたっぷり使ったラウンド型の生地に入っていました。しっとりとした食感で、お子さんにも人気なのだとか。
「ベーグル」は、プレーン、くるみ、カフェオレ、ブルーベリー、チョコなど種類も豊富。リーズナブルなお値段なので、あれもこれもと選んでしまいそう。もっちりと食べごたえのあるベーグルは、手土産にしても喜ばれそうです。
贅沢な特別席で味わうイートイン
店内の奥には、イートインスペースが設けられています。
中でも佐々木さんが惚れ込んだ景色が見えるカウンター席は特別席。四季折々ののどかな景色をゆっくりと眺めながら、贅沢なカフェタイムを過ごすことができます。
比良山系の絶景を眺めながら、薪窯焼きのパンとこだわりのコーヒーを味わうひととき。湖西線志賀駅前に佇む「薪窯焼きのパン るぅた」は、日々の暮らしに彩りを添えてくれる特別な場所です。
\from Writer/
こちらのお店には、薪窯焼きの天然酵母パンに魅了された人々が、大阪、兵庫、名古屋などから1時間以上かけて訪れるそう。おいしいパンと素晴らしいロケーションにお腹だけなく、心まで満たされるパン屋さん「薪窯焼きのパン るぅた」。季節限定のパンをお目当てに、また訪れたいな♡
薪窯焼きのパン るぅた
滋賀県大津市木戸134-1
077-592-1789
営業時間:7:30~18:00 (売り切れ次第終了)
定休日:月・火曜日
※お店の左側にある月極駐車場に4台分のスペースがあります
https://www.instagram.com/makigamayakipan_ruta/
※最新の情報は、各店舗・施設にお問い合わせください。
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