【かんさい情報ネットten. 】知られざるご当地グルメを堪能！ 夏こそ行きたい「姫路・高砂巡り」

獲った貝をその場でBBQ！「的形潮干狩場・海水浴場」

海でレジャーを楽しみたいなら姫路市にある「的形潮干狩場・海水浴場」へ！ ここではアサリやハマグリといった様々な貝の潮干狩りを楽しむことができます。子どもでもたった数分でたくさんの貝を獲れるため、家族連れにも人気なのだそう。

細長い形がユニークなマテ貝ですが、皆さんは獲り方をご存知ですか？ まずスコップで砂を掘り、マテ貝がいそうな小さな穴を見つけたら塩をふりかけます。塩分濃度の変化に反応してヒョコッと飛び出したマテ貝を、素早く手で掴むのがコツなのだとか！ 子どもはもちろん、大人もついつい大盛り上がりしそう。

砂抜きは必要になりますが、BBQセットをレンタルして集めた貝をその場で味わうことも可能！ 海辺でBBQなんて、まさしく夏の風物詩ですね。

ハマグリは炭火で焼いて、しょうゆを一滴垂らしてどうぞ！ マテ貝はフライパンにフタをしてそのまま蒸し焼きで、アサリはキャベツと蒸し焼きにしてオリーブオイルを和えて食べると絶品なのだそう。いろんな食べ方を楽しんでみるのもいいですね。

季節のフルーツが主役のタルト「パティスリー ル・プティブルー」

道中の休憩時には地元のスイーツを！ 山陽電鉄の大塩駅から徒歩5分のところにある、青い屋根が目を引く「パティスリー ル・プティブルー」。お店の中には、旬のフルーツをふんだんに使ったタルトがずらりと並びます。「果実そのもののおいしさやクッキーの生地のサクサク感を楽しんでもらいたい」というパティシエのこだわりから、ほとんどのタルトが生クリーム・カスタードクリーム不使用なのだそう！

アールグレイの茶葉を練り込んだタルト生地に、小夏のジャムをたっぷりとのせた「高知県 岡宗農園の小夏のタルト」。深みのあるベルガモットの香りに爽やかな甘さの小夏。異なる柑橘の組み合わせに、パティシエのセンスが光りますね！

夏のフルーツの王様といえば、もちろんマンゴー！ 「宮崎県産 完熟マンゴーのタルト」は食べた瞬間、濃厚なマンゴーの甘さが口いっぱいに広がるのだそう。

姫路・家島産の塩を使った「姫路 家島 塩レモンケーキ」は旅のお土産にぴったり！甘酸っぱいレモンにほどよく塩気を効かせた、夏こそ味わいたい清涼感のある焼菓子ですね。

おやつ系からおかず系まで！ 新感覚フード「高砂パンケーキ茶屋 パンドウィッチ」

大塩から移動して、山陽電車「高砂駅」へ。改札を出るとすぐに、リスが描かれたかわいいのれんが目印の「高砂パンケーキ茶屋 パンドウィッチ」が現れます。古い町屋のような造りも風情があってステキ！

お店の名前にも入っている「パンドウィッチ」とは、パンケーキで具材を包んだオリジナルメニューなのだそう！ 片手で持ちやすく手が汚れないので、テイクアウトして街を散策しながら食べてもよさそうですね。

いちごの甘みとレアチーズの酸味が絶妙にマッチしているという定番の「いちごレアチーズクリーム」。いちご好きなら迷わず注文ですね！

さっぱりとした鶏ささみをマヨネーズと合わせて、上にゆかりをトッピングした「鶏ささみの梅マヨ和え」。素材を聞くと和風の味に思えますが、パンケーキとの相性が気になります！

高砂名物「にくてん」＆「チャンポン」を味わう！ 「お好み焼き ミナミ」

続いては「高砂のソウルフード」といわれる「にくてん」が味わえるお店を目指します。高砂周辺では、少なくとも8つのお店で味わえるとのことですが、今回は高砂の町で50年以上の歴史を持つ「お好み焼き ミナミ」へ。

熱々の鉄板の上に運ばれてきた「高砂にくてん」。一見お好み焼きのようですが、実は具材に秘密があるのだとか！

普通のお好み焼きと違い、中には甘辛く炊いたスジ肉とこんにゃく、そして同じ出汁で炊いたじゃがいもがたっぷり！ 断面からわかる“スジこん”のプリプリ感とジャガイモのホクホク加減。関西人ならきっと誰もが好きな味でしょう！

店主曰く「にくてん」に並ぶ高砂のソウルフードが「チャンポン」なのだとか。焼きうどんと焼きそばを “チャンポン（＝ミックス）” して作った麺料理。「うどんもそばも両方食べたい！」という欲張りなお客さんの声から生まれた高砂を代表するご当地グルメなのだそう。

太さの違う麺を合わせることで豊かな食感が生まれ、食べ応えもあるのだとか！ うどんのもちっと感とソースの相性も絶妙とのことで、姫路・高砂旅のシメに味わいたい一皿ですね。

姫路・高砂の名スポットや個性豊かなご当地グルメはいかがでしたか？ 夏の思い出作りに、ぜひ遊びに行ってみてください！

＼from Writer／
姫路には行ったことがあるのですが、今回登場したお店は全く知りませんでした。麺類好きの私は「お好み焼き ミナミ」の「チャンポン」が気になるので、高砂を中心にした日帰り旅プランを立ててみようかな！

※この記事は2023年5月30日（火）放送時点の情報です。最新の情報は店舗にお問い合わせください