TOP ビューティ “持たない”ではなく、お気に入りだけを持つ暮らしを実践するシンプルライフ研究家・マキさん

“持たない”ではなく、お気に入りだけを持つ暮らしを実践するシンプルライフ研究家・マキさん

2023.07.12
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「あんなぁ」と、明日誰かに伝えたくなる人を紹介する、annaの人気企画「あんな、ひと」。今回は人気スキンケアアイテム「肌ラボ® 極潤®」とのコラボレーション企画として、「素敵な彼女と、パーフェクトシンプル」をテーマに、3人のインタビューを3回にわけてお届けします。

第2回はシンプルライフ研究家のマキさんのお宅にお邪魔しました。娘2人と夫の4人暮らし、母であり妻であり会社員としても働くマキさんが自身のブログや著書で伝えるのは本当に好きなものだけを選ぶ、というパーフェクトシンプルなセオリー。そこから生まれるのは身の回りのものを最小限に減らすようなストイックなライフスタイルではなく、無理のない心地よい暮らしです。

同じ時代をサバイブする女性たちから絶大な共感を得るマキさんに、シンプルライフにたどり着くまでのことや、忙しい日々に余裕と豊かさを作るコツを教えてもらいました。

◆当たり前の家事を見直して、自分も家族も幸せに

マキさんが提案するシンプルライフの軸となるのは、“ラク家事”。まだ子どもが産まれたばかりの頃、やりたいこともやるべきこともたくさんあるのに時間が足りない。当時、苦手だった家事はマキさんの悩みの種になっていました。

家事をラクにしたい! という思いから、仕事で培った効率的な働き方を日々の生活に活かすことを閃き、当たり前にやってきた家事の中の手間をどんどんやめてシンプルにしてみたら、ぐんと気持ち良く過ごせるように。

やめていい家事が意外とたくさんあることに気付き、さまざまなコツをブログで発信すると、家事にストレスを抱えていた女性たちから大反響!

例えばマキさんにとって料理のゴールはおいしく健康的に食べられることだと言います。料理自体を丁寧にすることは目的ではないから、手間を減らして料理しやすい仕組み作りに工夫すればラクに。

「支度をするときのハードルがめちゃくちゃ下がるので、野菜をおいしく食べきれますよ」と教えてくれたのが、この彩り豊かな『半調理』です。野菜を洗っておいたり卵を茹でたり、器に盛る一歩直前まで下ごしらえをしておくことで料理の時短を叶えてくれます。

◆シンプルでパーフェクトなモノ選びで気持ちよく暮らす

マキさんのすっきりとセンスの良いご自宅にあるのは、日用品から家具に至るまでしっかりと吟味した「お気に入り」だけ。「お気に入りを決められると、他に心が動かないからモノが増えない。消耗品ひとつにしてもその都度どれにしようと悩まないから時間にもゆとりが生まれました」と、ラク家事のように、シンプルライフに磨きをかけて行き着いたアイデアのひとつです。

ミニマルライフを極めたい人の家なら観葉植物も不要かもしれませんが、マキさんにとっては「生活の質を上げご機嫌を作るもの」だと言います。でも、素敵だという理由だけでは選ばないのが彼女らしさ。「水やりの頻度やケア方法を調べ、自分がちゃんとメンテナンスをできるかと、植物の置き場所を確認してから買うようにしています」という徹底ぶり!

反対にお気に入りがモチベーションになることも。「娘が飼いたいと我が家にお迎えしたメダカ。プラスチック容器の時は夫がお世話係でしたが、この水槽に変えてからは俄然私がするように(笑)」と器も含めて愛着が湧き、お世話を頑張れるようになったそう。

いつもストックしている家族用のお茶セットは使いやすく、ひと工夫! 緑茶とルイボスティーのティーバッグは、パッケージからガラス瓶へ入れ替えておくと残量も分かりやすく、出し入れもラクに。「輪ゴムやクリップを使うのは、いちいち手間がかかるなと。この蓋はのせているだけだから取り出しやすいんです」と、快適さも見た目の良さもアップします。

肌ラボ® 極潤® ヒアルロン液(販売名:ハダラボモイスト化粧水d)

透明感あふれる美肌なマキさんのスキンケアは、「肌ラボ®」の化粧水がスタメン。お気に入りになった理由を聞いてみると「無香料で肌への刺激を感じず、うるおうのに、さっぱりとしたテクスチャーが好み。毎日使うものはストレスフリーであることが一番だと思っています」と迷いなくきっぱり! モノ選びの基準がはっきりしていることが、自分にとってのパーフェクトを見つける近道になっているようです。さらにシンプルなパッケージデザインで洗面台に馴染んでくれること、生活圏内ですぐ手に入るということも大事なポイントに。

◆無駄を減らす“時産アクション”3箇条

シンプルライフを研究してきたマキさんが今見直しているのが、時間の使い方です。慌ただしく毎日が過ぎていく中で「趣味など自分のため、休息のため、家族や友人と過ごすためにもっと時間を充てたい!」、そんな思いを発端に苦手な作業をひと工夫してみたら、楽しい時間を産み出せるようになりました。

数秒の無駄な動きも積み重なれば、チリツモ。マキさん流時産アクション3箇条は暮らしの様々なことに当てはまり、誰でも実践しやすいヒントがいっぱいです。

1.毎日使うものは、自分が把握しやすい配置にする。

キッチンの収納は動線に合わせてモノを配置。マキさんはオープン収納の方が性格的に使いやすいことから、このスタイルに。「食器類は作業台から振り返ればパッとすぐ手に取れるように棚中央に配置しています」と数歩を省略。さらに器の選択肢も少なくして、迷う時間を減らし数秒をメイク!

2.お気に入りの定番を決め、バリエーションで揃える。

マキさんのワードローブは「微妙に違う色形の服を着るよりも、全く同じシルエットで色が違う服の方が新鮮に見えると思うんです」と、色違いで揃えておくのがスタンダード。洗濯や収納するときも、同じアイテムは扱いやすいという利点も! 似合うシルエットやこだわりたいポイントを把握しておくと、求める服に出合ったときにすぐ分かり、お買い物の失敗や迷いが激減すると言います。

3.晩ご飯をパターン化する。

家事が苦手だったからマキさんだからこそ気がついた、やる気スイッチが入るまでの苦労。平日の夕飯は白いご飯とお味噌汁を必ず、メインはフライパンで焼くことを決めたら、毎晩の支度は短く気分もぐっとラクになったそうです。「まずお米を研ぎ、お味噌汁の出汁を取って……と手順がパターン化していると、疲れている日もスムーズに動けるんです」。調理器具が毎回同じになるので、食器洗いの負担を減らすことに成功。

◆マキさんに聞きたい! 一問一答

Q

旅先に必ず持っていくものは?

A

ベッドや寝具が変わって、寝つきが悪かったら困るなと、ホットアイマスクなど睡眠導入グッズを持っていきます。ホテルでは家よりリラックスするというのは難しいので、グッズがお守り代わりに。

Q

頑張った時のご褒美おやつは?

A

生活クラブのスイーツはハズレなく、どれもおいしい! 特にチョコレートとあんこはクオリティが高く、毎回感動します。

Q

自分だけのリラックスタイムは?

A

読書が息抜きに。現代や未来を描いた作品より過去の歴史に興味があって、明治・大正時代の恋愛小説、平安時代の後宮物語など昔の人の暮らしぶりを垣間見て楽しんでいます。

◆肌が求めるうるおいを届ける「肌ラボ® 極潤®」

肌が本当に求めるうるおいを追求した、「肌ラボ® 極潤®」。うるおい成分であるヒアルロン酸にこだわり抜き、本当に必要なものだけを厳選した「肌ラボ® 極潤® ヒアルロン液」は、使うたびに健やかな素肌へ導くパーフェクトシンプルなアイテムです。

「肌ラボ® 極潤® ヒアルロン液」(販売名:ハダラボモイスト化粧水d)(左)ボトル 170mL(右)つめかえ用 170mL/ともにオープン価格

「肌ラボ® 極潤®」の詳細はこちら

マキMaki

シンプルライフ研究家/時産アドバイザーとして活動。無駄なものは持たない、無駄な家事はしないライフスタイルを提唱する。YouTubeチャンネル「エコナセイカツ」やオンラインサロン「シンプルライフ研究会」を主宰。最新刊は「笑う家事には福来る(主婦の友社)」。

次回の「あんな、ひと〜素敵な彼女と、パーフェクトシンプル〜」Vol.3は2023年7月26日(水)に公開予定! かつての下町の定食屋を彷彿とさせる、「夕方食堂コノリザ」の店主マミさんに迫ります。

Vol.1【陶芸家・前田麻美さん】の記事をチェック

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