「ひょうご五国」の魅力をたっぷり紹介!第5回は「但馬」山の幸編。「本わさび」に「豆腐そば」など絶品ご当地グルメ♡
『ひょうご五国』を知っていますか? 『兵庫県』の成り立ちは、『摂津(神戸・阪神)』『播磨』『但馬』『丹波』『淡路』の5つの国が、明治の廃藩置県をきっかけに統合されたことが始まりなのだそう。
そんな5つのエリアの魅力をたっぷり紹介する『ひょうご五国博覧会2022』。読売テレビでは、番組やwebでスペシャルコンテンツを発信しています。
そしてannaでも、その土地でしか味わえない海の幸・山の幸、そこでしか出合えない景色や体験など、読者にぴったりなお役立ち情報をシリーズで紹介します!
第5回となる最終回は、2022年3月21日(祝・月)に放送された『ひょうご五国博覧会×ten. コンシェルジュ探偵団inHYOGO』から、『但馬』山の幸情報をお届け。春のお出かけの参考にしてくださいね♡
■兵庫北部を代表するリゾート「神鍋高原」
今回ご紹介するのは、兵庫県北部に位置する『但馬』エリア。天空の城として注目される『竹田城跡』や『城崎温泉』など、人気観光スポットが揃っています。
エリアを代表するリゾート地として知られるのが、豊岡市にある『神鍋高原』。ウインタースポーツでも知られていますが、これからの季節は豊かな大自然の中、おいしいグルメを味わえるんです♡
■地元の食材を郷土料理店で味わう
『神鍋山荘 わらく』は、古民家風のつくりの趣あふれる郷土料理店です。
地元でとれた山菜や川魚などを使い、この地方に伝わる料理をいただけます。
『喜楽(きら)ら』は、豊かな自然が育んだ山の幸、郷土の味覚がセットになったごちそうメニューです。※数量限定、時期により提供できない場合があります。
■清流が育んだ「本わさび」には300年の歴史が
まず注目したい食材は、清流が育む『本わさび』。なんと約300年の伝統を誇るご当地食材です。
この地域の湧き水は、神鍋火山の噴火でできた土を通ることでミネラルが豊富に。さらに兵庫県随一の水量を誇り、栄養分豊富な湧き水だけで育つため、辛味の中に甘さを感じられる上質なわさびに育つのだそう。
■「マス」と「本わさび」のおいしさをどんぶりで
こちらが『本わさび』を使った郷土料理『マスの漬け丼 わさびのせ』。
湧き水で育てた川魚のマスはほどよく脂がのり、わさびとの相性も抜群です♡
わさびは丁寧にすりおろすことで甘さに辛味が加わり、より香り高くなります。時間が経つと風味や辛味が飛んでしまうため、注文が入ってからすりおろす徹底ぶりなのだとか。
ほかにも注目の料理が! 『但馬牛の朴葉(ほおば)焼き』は、朴葉の上に具材を乗せて焼き、たっぷりの味噌と白ネギを絡めていただきます♡
■地域に伝わる豆腐をつなぎにした手打ち蕎麦
続いてご紹介するのは、この地方に古くから伝わる『豆腐そば』です。
ペースト状にした豆腐を独自ブレンドのそば粉に練り込んだ郷土料理です。その昔、但馬地方では手に入りにくかった小麦の代わりに大豆がたくさん手に入り、小麦の代わりとして豆腐をつなぎに使う文化(諸説あります)があり、もともとは家庭で親しまれていました。現在では、豆腐そばが食べられるお店はたったの2軒だけなのだそう。
何もつけずにそのままいただいてみると……。最初は“そばの香り”が口の中に広がり、そしてのどごしがよく、あとからほんのり“豆腐の香り”が感じられます。ひとくちいただくと、箸がどんどん進むおいしさです♡
ほかにも冬季限定の『するめの糀漬け』は、お土産に人気。ごはんのお供やお酒のアテにぴったりです♡
新緑の季節を迎える神鍋高原。山の幸満載の郷土料理を求めて、おでかけプランを立ててみませんか?
<店舗情報>
神鍋山荘 わらく
住所:兵庫県豊岡市日高町太田1348-1
最寄駅:JR『江原駅』から全但バスで約25分、ゆとろぎ前下車
電話番号:0796-45-0101
通常営業時間:11:30~14:30、17:30~21:00
定休日:月曜日(祝日の場合、火曜日休)
詳細:http://www.kannabe-waraku.com/
■『ひょうご五国』についておさらい!
北は日本海に面し、南は瀬戸内海から淡路島を介して太平洋へと続く『兵庫県』。摂津(神戸・阪神)・播磨・但馬・丹波・淡路の五国もの個性が集う県は、日本中でここだけなのです。あらためて、それぞれのエリアの特徴をおさらいしてみましょう!
摂津(神戸・阪神):変化に富んだ街・海・山の至るところに多彩な魅力を誇る“神戸エリア”と、神戸~大阪、2つの大都市と隣り合わせる“阪神エリア”から成り立っています。
播磨:国宝『姫路城』をはじめ、赤穂や龍野などの城下町には、歴史散策スポットが充実。伝統に培われた文化にふれることができます。
但馬:雄大な自然、極上の温泉、山海の幸が魅力。城崎や湯村、出石をはじめ、最近では和田山の『竹田城跡』が注目されるなど、人気観光スポットが集結しています。
丹波:松茸・栗・黒豆など、全国に名高い丹波ブランドの特産物。豊かな山の幸を育む丹波の自然は、アウトドアスポーツにも最適です。
淡路:神話と伝統文化が息づくロマンあふれる花の島。農産物、水産物など豊かな食材を誇り、海水浴やキャンプも楽しめる身近なおでかけスポットです。
■兵庫5エリアそれぞれの魅力にふれよう!
『ひょうご五国』の魅力をたっぷりとお伝えしたシリーズ。最終回は「但馬」山の幸情報をお届けしました。山々の息吹を感じる美しい季節、大自然とおいしいグルメをお目当てに、家族や友人と出かけませんか?
シリーズで紹介した、ほか4エリアの記事もぜひチェックしてみてくださいね!
■1記事目:春が旬!但馬の港町「浜坂漁港」で水揚げされるホタルイカグルメをチェック♡!
■2記事目:『姫路おでん』や『加古川和牛』など播磨地方のご当地グルメも見逃せない♡
■3記事目:「淡路島」での移住ライフを決めた20代の3人にインタビュー!
■4記事目:パン作りに適した土地を求めて丹波へ移住した中山さんをピックアップ♡
兵庫の5つのエリアには、個性を競う土地の魅力が満載です。観光から移住まで、まだ出合ったことのない兵庫の魅力に触れてみてはいかがでしょうか♡(文/谷尻知子)
【画像・参考】
※読売テレビ『ひょうご五国博覧会×ten. コンシェルジュ探偵団inHYOGO』
※この記事は2022年3月21日(祝・月)放送時点の情報です。最新の情報はお問い合わせください。
※各自治体のルールに従い、新型コロナウイルス感染症対策を講じたうえでお楽しみください。
※各店舗の営業時間が異なる可能性があります。必ず店舗へ確認のうえでお出かけください。
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