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子どもがいちごを持っている写真

いちご電車に乗って時間無制限のいちご狩りへ!地元民が教える「いちごづくしの旅」【和歌山】

2022.03.05

和歌山県紀の川市には、“いちご狩り”を体験できるスポットがたくさんあります。今回は、その中でも紀の川市在住の筆者が電車やレンタサイクルを使っていちご狩りを目指す“いちごづくしの旅”をご提案。

いちごを、目で見ても香りでも乗り物でも……!? めいっぱい味わい尽くしちゃいましょう♡

■貴志川町に行くならマスト!ぜひ「いちご電車」に乗って

いちご電車外観

画像:DESIGNED BY EIJI MITOOKA + DON DESIGN ASSOCIATES

紀の川市貴志川町を訪れる際、ぜひ利用してほしいのが『和歌山電鐵』の貴志川線。貴志川線には、猫の駅長をモチーフとした『たま電車』など、バラエティ豊かな車両が走っています。

その中でも、白と赤のコントラストがかわいい『いちご電車』は、いちご狩りに向かうワクワク感を高めてくれます。

いちご電車シート

画像:DESIGNED BY EIJI MITOOKA + DON DESIGN ASSOCIATES

よく見ると、電車のシートにもたくさんのいちごが! いちご狩り園に向かう途中も、シャッターを押す手が止まりません♡

■いちご狩り園へはレンタサイクルがスムーズ!

自転車

画像:ikeari

終点の『貴志駅』で電車を降りると、いちご狩り園までは徒歩15分。歩けない距離ではないですが、できることならいちご狩りを楽しみ尽くすために体力を温存したいですよね。

そんなときにおすすめなのが、レンタサイクルの利用です。貴志駅のすぐそばにある『自然食品の店 しおん』では自転車の貸し出しが行われています。レンタルできる自転車は10台以上あるため、家族でいちご狩りを行う場合でも安心!

いちご自転車

画像:ikeari

3台限定で、いちごのマークがついた『いちご自転車』も。事前に電話で予約を行い、レンタサイクルでスムーズにいちご狩り園へと向かいましょう!

<店舗詳細>
自然食品の店 しおん
住所:和歌山県紀の川市貴志川町神戸802
営業時間:9:00~18:00
電話番号:0736-64-2315
定休日:第1月曜日・火曜日
※火曜が祝日なら営業、翌水曜日が振替休業

■買い忘れた際も安心!最寄りのスーパーでトッピングを入手して

練乳とチョコソース

画像:ikeari

いちご狩りには、トッピングは欠かせませんよね。「買い忘れちゃった」という方、安心してください。今回ご紹介するいちご狩り園は、徒歩1分の距離にスーパーがありますよ♡

筆者はかなりの甘党なため、練乳とチョコレートソースをチョイスしました。他には、チューブ型の生クリームも! しかし、ビニールハウスの熱でクリームが柔らかくなりやすいので気をつけてくださいね。

トッピングの持ち込みについては、いちご狩り園によって方針が違います。予約の際、事前に確認を行ってくださいね。

■いざ参らん!時間無制限のいちご狩りを楽しんで♡

いちご狩り園

画像:ikeari

今回いちご狩りを申し込んだのは『貴志川観光いちご狩り園』。こちらはなんと、時間無制限なんです。筆者は何度か時間制限ありのいちご狩りを体験していますが、「とにかく食べなきゃ!」といちごを食べるマシーンのようになってしまい、味わうとは程遠い体験に……。時間を気にせずゆっくりと好きなだけいちごを味わえるなんて、とっても贅沢な体験ができそうです♡

体験価格は大人1,500円(税込)、小学生1,000円(税込)、幼児700円(税込)。現地で現金払いのみです。

田んぼの真ん中を歩く

画像:ikeari

受付を済ませると、いちご狩りの会場へと案内され、会場へは田んぼに作られた道を歩いていきます。田んぼの真ん中を歩いていく、不思議な体験にワクワク感が止まりません。

いちご畑

画像:ikeari

会場に到着しビニールハウスの中に入ると、いちごの香りが漂ってきます。『貴志川観光いちご狩り園』では土にこだわりがあり、どのいちごも糖度が高いのだそう!

収穫できるいちごは、食べた際に甘みと爽やかな香りが広がる『紀の香』、しっかりとした果肉と酸味・甘みのバランスが絶妙な『紅ほっぺ』、すっきりとした味わいで、くどくない甘みが特徴の『さちのか』、酸味が控えめで高い糖度でまろやかな味わいの『まりひめ』の4種類です。

たくさんのいちご

画像:ikeari

いちごは花から実になるまで35日~40日かかるため、花の咲き具合を見て予約可能な人数を調整しているそうです。「おいしく作ったいちごを、たくさん食べて幸せな気持ちになって欲しい」という想いからなんだとか。なんだかほっこりしちゃいますね。

子どもがいちごを取っている様子

画像:ikeari

いちごの採り方もレクチャーがあり、3歳の子どもでも自分で収穫できました。

取っ手付きのドリンクホルダー

画像:ikeari

収穫したいちごを入れるために、紙コップが提供されるので、取っ手付きのドリンクホルダー持っている方は、持参すると両手が空き、収穫のしやすさがアップしますよ。

いちごを洗う

画像:ikeari

収穫したいちごは、ビニールハウス外の水道で洗うことができます。園の方いわく、寒い時期は冷たい水で果実が締まり、おいしさがぐぐっとアップするそう。外があたたかくなる頃は、スーパーで氷を買って冷やすのもいいかもしれませんね。

美味しいいちごの見分け方

画像:ikeari

いちご農家さんから聞いた、おいしいいちごの見分け方もお伝えします♡ 左のように、ヘタがめくれ上がり、根元まで赤く色づいているいちごが食べごろなのだそう。写真のいちごを食べ比べてみましたが、確かに左のいちごは甘さがあり豊かな味わいでした。

子どもがいちごを食べている

画像:ikeari

大きいいちごを収穫し一口で食べることが難しい場合は、ヘタの方から食べると甘さが増していきおすすめです。どの品種のいちごもおいしく、30個を超える頃には何個食べたか数えられなくなりました。

チョコレートソースをかけたいちご

画像:ikeari

定番の練乳はもちろんおいしいですが、チョコレートソースはいちごの酸味を味わいたいときに試してみてください。品種の違いがよく分かります。

汚れたズボン

画像:ikeari

筆者は結局1時間半食べ続け、気付くと服が土で汚れていました。大人が服を汚しても気にならないほどおいしいいちごの魔力、すさまじいです。

あまりのおいしさにいちごを持って帰りたかったのですが、お持ち帰り用の販売はしていないそう。『貴志川観光いちご狩り園』でしか味わえないいちご、ぜひ体験してみてくださいね。

<店舗詳細>
貴志川観光いちご狩り園
住所:和歌山県紀の川市貴志川町神戸238
営業時間:9:00~15:00(受付は14時まで)
電話番号:0736-64-7212
開催期間:2022年1月9日~5月中旬を予定(無くなり次第終了)
定休日:開園期間中は休園日なし
駐車場:30台
※満員の時は入園時間を指定される場合があります。
※当日のいちごの状態によりご利用時間内でも閉園する場合がありますので、必ずお問い合わせの上来園ください。

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いちご電車に、いちご自転車に、いちご狩り。いちごづくしの満足感、ぜひ味わってみてくださいね。(取材・文/ikeari)

【画像】
※ ikeari/DESIGNED BY EIJI MITOOKA + DON DESIGN ASSOCIATES

最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。





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