結局一番楽だった!収納のプロが実践する「失敗しない衣替え」のコツ
気温が下がり、夏服から秋冬服への衣替えの季節になりましたね。
今回は、整理収納アドバイザーの筆者が失敗しない衣替えのコツをご紹介。クローゼットから衣類があふれている……服はあるのに着る服がない……衣替えが憂鬱……こんな方はぜひ参考にしてみてくださいね。
■1:着なかった衣類を見直す
普段、持ち物を見直す機会がない人は、衣替えが見直しの絶好のチャンスです。今シーズン一度も着なかった服、ファッション小物はありませんか?
着なかったのには理由があるはずです。着なかった服はしまう前に、本当に必要かどうかを改めて考えてみてください。
次のシーズンに着たい、着ると思うものだけを収納し、それ以外は衣替えの機会に思い切って処分しましょう。
■2:収納する前に洗濯や修理
収納をする前に、次のシーズンに着たい時にすぐに気持ちよく着られる状態にしておきましょう。
しまう衣類は洗濯を。汚れをしっかり落とさずに収納してしまうと、黄ばみや虫食い、ダニの原因になることも。
また、取れたボタン、ほつれは修理してから、シミは落としてからしまいましょう。
本当に着たい服ならすぐに修理できるはずです。もし、修理が面倒くさく感じるなら、その衣類をそれほど大切に思っていないのかもしれません。
■3:目的に合った収納方法
シーズンオフの衣類はなるべくコンパクトに、オンシーズンの衣類は出し入れしやすいようにゆとりをもたせて収納します。
収納方法は大きくわけると“かける収納”と“たたむ収納”にわけられます。
それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分にとって収納しやすい方法を試してみてください。
(1)かける収納
かける収納のメリットは、たたむ手間が省ける、シワにならない、ひと目でわかるので選びやすいなど。よく着るオンシーズンの衣類の収納におすすめです。
デメリットは、スペースが限られていること、ニットなど素材によっては形が崩れたり生地が伸びることです。
(2)たたむ収納
たたむ収納のメリットは、省スペース、生地が伸びないこと。シーズンオフの衣類の収納におすすめです。デメリットは、たたむのが面倒くさいことやたたみジワがつくことです。
さらに、たたむ収納の場合、たたんだ衣類を立てて収納する方法と重ねて収納する方法があります。
立てて収納するメリットは、持っている服がひと目でわかること。デメリットは、慣れるまでは収納ケースの高さに合わせてたたむのが難しいことです。
ひとつを取り出すと一緒に収納している服が倒れることも。これは、ブックエンドで解決できます。
重ねて収納するメリットは、たくさん収納することができることですが、デメリットは、下のものが取り出しにくいこと。下や奥のものが見えないために持っていることを忘れてしまうことがあるので気をつけましょう。
■4:アイテムに合った収納方法
アイテムによって、適した収納方法もあります。
例えばニットはたたむ収納、シワになりやすいものはかける収納がおすすめです。
筆者にとって一番ラクなのは掛ける収納です。洗濯したら、ハンガーを使って干して、乾いたらたたまずにクローゼットにかければたたむ手間がなくなります。しかし、現実的には小さなクローゼットにすべての衣類をかけることは無理です。そのため、シーズンオフの衣類はたたんで収納し、オンシーズンの衣類をかける収納にしています。
また、服の量は収納スペースに入るだけと決めて、少しでもラクに片づけられること、整って見えるように意識しています。
【関連記事】やめてよかった!プロに聞いた「使いづらいNG収納」7選衣替えの機会にぜひ紹介した4つのコツを試してみてくださいね。どの収納方法がいいかは、収納のスペースと持っている服の量のバランス、使う人の出し入れのしやすさなど、人それぞれです。あなたに合ったラクな方法を探してみてください。(文/non)
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