逆に使いづらいかも!? 整理収納のプロが教える「洗面所」のNG収納3選
片づけたいけど、どこから片づけていいかわからない……という人に、まず整理整頓してほしい場所のひとつが洗面所です。シャンプーやトリートメントなどの消耗品から、ドライヤーや歯ブラシなど日常的に使うものなど、さまざまなものが集まる場所なので、ものが上手く収納できていないご家庭も多いはず!
でも、最初から完璧な収納を目指さなくても大丈夫です。少しずつ使いづらさを解消して、心地いい洗面所を目指していきましょう。
そこで今回は、整理収納アドバイザーである筆者が、ごちゃつきがちな洗面所の“NG収納”をご紹介します。
■NG1:アクション数の多い収納
朝の身支度やお風呂上がり、洗濯時など……洗面所を利用するときってバタバタ慌ただしいことが多いですよね。
洗面所での行動がなるべくシンプルでスムーズに済ませられるように、収納するためのアクション数は少ないほうがいいです。
例えば、洗面台の鏡裏スペースにふた付きの収納グッズを重ねて収納している場合、上の箱の中身を出そうとすると、
(1)扉を開ける
(2)ふたを開ける
(3)中身を出す
アクション数は3です。
下の箱の中身を出そうとすると、
(1)扉を開ける
(2)上の箱をどかす
(3)下の箱のふたを開ける
(4)中身を出す
アクション数は4です。
当然ですがアクション数が少なければ少ないほど、出し入れは楽ですよね。なので、グッズは重ねずに収納し、さらにはふたのないものを選んだほうがアクション数は減ります。
ちなみに筆者は、1日2~3回使用する歯ブラシと歯磨き粉は出しっぱなしにしています。扉の裏側に収納するよりも通気性がよく、衛生面でもおすすめです。
他にもティッシュや綿棒、ブラシ、スキンケアグッズも出しっぱなしです。よく使うものはあえて出しておくことが、使いやすさにつながってきます。全部収納しないとダメ!という考え方はやめてみるといいかもしれません。
■NG2:中身が見えない収納
洗面所には、シャンプーやトリートメント、ボディーソープ、整髪料、洗濯洗剤、掃除用の洗剤などたくさんの消耗品をストック収納している人が多いと思います。
種類が多く、カラフルなパッケージも多いので、見た目をスッキリさせようと、中身が見えない収納ボックスを使っている人もいるかもしれませんが、片づけが苦手な人や家族にも家事を手伝ってほしい人にはおすすめできません。
買いすぎや買い忘れを防ぎたい、家族にも手伝ってもらいたいのなら、ひと目でわかる収納が取り入れましょう!
そこで、中身が見える透明、もしくは半透明の収納ボックスを使えば、わざわざ確認しなくても何となくストック数が把握できます。また、家族もどこに何があるか一目でわかるので、お手伝いや協力がしやすくなりますよ。
■NG3:湿度に弱い収納グッズ
洗面所は水を使う場所なので、湿度が高くなることもあります。なので、紙製や布製の収納グッズはカビの原因になる場合も。
水に強く、濡れたときに洗えるプラスチックや陶器、ガラスなどの収納グッズがおすすめです。
特に、コスメ類を布製ポーチのまま収納している人も多いので要注意!
【関連記事】逆に使いづらいかも!? 整理収納のプロに聞いた「キッチン棚」のNG収納4選収納グッズを選ぶとき、「何となく使えそう」ではなく、「◯◯を入れるため」と中身をはっきりさせることが大事です。また、置く場所のスペースを有効に使えるサイズと形の収納グッズを先に測ってから選んでくださいね。さらにその前に、そもそも「洗面所で使わないものが置かれていないか」「ストックの量が多すぎないか」と置かれているものの整理をすることもお忘れなく!(文/non)
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