ホテルの地下で“47年間”守り続けている「秘密部屋」って?
細やかな心配りで極上のひとときを提供してくれる『リーガロイヤルホテル大阪』。その地下には、サービスやこだわりを支えている“ある部屋”があるのをご存じですか?
今回は、2020年10月25日(日)に、読売テレビ『大阪ほんわかテレビ』で放送された『情報喫茶店』より、リーガロイヤルホテル大阪の地下の裏側をご紹介します!
※ この記事は2020年10月25日(日)放送時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
■普段は目にすることができないホテルの地下にある部屋は…?
今回訪れたのは、大阪発、全国屈指の一流ホテル『リーガロイヤルホテル大阪』。
創業85年の歴史を持ち、国内外のVIPや国賓クラスをもてなす、まさに大阪の迎賓館です。
実はその地下に、名門ホテルの屋台骨を支える秘密の部屋があるというのです。
さっそく案内してもらおうとしますが、地下室までの道のりはセキュリティ上の都合で撮影禁止!
カメラは回さずに、秘密の地下室へと降りていくと……。
何やらタイヤや工具、部品などが所狭しと並ぶ部屋に到着しました。ここ、何をする場所だと思いますか?
正解は、ホテルで使われている椅子やテーブルなどの備品を修理するためだけの専用部屋。さっそくその仕事の裏側を教えてもらいましょう!
■ホテルのサービスを支える確かな職人技と万全の24時間体制
ここで働いているのは、備品の修理や施設の管理を専門に行う、職人と呼ばれるホテルのスタッフたち。
『リーガロイヤルホテル大阪』では開業当初から管理部施設課という部署があり、たった25人のスタッフで、1041室もある客室の全てを点検・修繕しているんです。
家具の修理以外にも、水回りの配管やボイラーの点検、電気系統の管理まで、全て自分たちで行っているそう。また、夜中にトラブルが起きても対応できるよう、24時間体制で待機しているのだとか。
職人たちの作業の様子を見せてもらうことに。今回は、足がぐらついた椅子を修理します。ここに勤めて40年になるという職人さんが、手際良くぐらつきを固定し、その際に使った穴をパテで埋めて処理。
あとは修繕部分をペーパーで削り、着色をして完成です。
自分たちでなんでも処理してしまう地下の職人たち。ほかにも、バスタブに入った傷をわずか10分ほどで直してしまったり、客室の大理石の危険なひび割れもたった20分ほどできれいに修復。
さらにこちらの椅子は、新館が建てられた当初から47年もの間、修繕を繰り返しながら使い続けているというから驚きです。
実はこれらの家具は、新館が建てられた際にトータルでデザインされたもの。そのためできるだけ修理を重ね、長く使い続けているのだそうです。
設計当初のデザインを今もなお守り続けるホテルの徹底したこだわりが感じられますね。
実はメインロビーのデザインも、47年前とほとんど変わっていないのだそうです。
大阪が誇る一流ホテルのこだわりやサービスは、地下で24時間働く職人たちによって支えられていたのですね!
<施設詳細>
リーガロイヤルホテル大阪
住所:大阪府大阪市北区中之島5-3-68
最寄駅:京阪『中之島駅』/JR・阪神『福島駅』/JR『新福島駅』
電話番号:06-6448-1121
お客さんに知られることのないところに、日夜ホテルを支える職人さんたちがいるんですね。その技あっての一流ホテル。裏方のお仕事の大切さを感じます!(文/ななえ)
【画像・参考】
※ 読売テレビ『大阪ほんわかテレビ』(毎週金曜 よる7時~)
※ この記事は2020年10月25日(日)放送時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
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