【夏バテ対策にも】ぬか漬けコンシェルジュが教える超簡単「進化系ぬか漬け」とは
8月に入り、毎日暑い日が続いていますよね……。すでに夏バテ気味という方も少なくないのではないでしょうか? そんな時は夏に食べやすい、ぬか漬けを作ってみるのがおすすめです!
今回は、2020年7月27日(水)に放送された読売テレビ『朝生ワイドす・またん!』のコーナー『まるトクZIP!』より、今や副菜ではなくメインディッシュにもなる、夏を乗り切る“進化系ぬか漬け”の作り方をご紹介。おうち時間が長い今年の夏。ぜひ料理のアクセントになるぬか漬けを作ってみて!
■え、これだけ?超お手軽ぬか床の作り方
今回教えてくれたのは、兵庫県三田市でぬか漬けの教室をされている“ぬか漬けコンシェルジュ”の椎木ゆかりさん。
椎木さんは、毎日欠かさずぬか漬けを作り、アレンジ方法を研究されているのだとか!
そんなスペシャリスト・椎木さん直伝のぬか床の作り方はこちら! 材料は以下の通り。5つの材料で簡単にぬか床が作れちゃうんです。
<材料>
米ぬか・・・700g
昆布・・・5~8cm
鷹の爪・・・1~2本
塩・・・120g
水・・・1リットル
水(1リットル)で塩(120g)をよく溶かし、細かく切った鷹の爪(1~2本)と昆布(5~8cm)、米ぬか(700g)を混ぜるだけ! 作業時間はわずか3分ほど。
発酵させるために、野菜を入れて野菜についている乳酸菌を育てていくのだとか。野菜と米ぬかの乳酸菌が増えて、約2週間でぬか床が完成しますよ。
「2週間も待てない!」という方には『無印良品』の『発酵ぬかどこ』(890円・税込)がおすすめです。
すでにぬか床ができあがっているので、袋の中に食材を入れて、袋ごと揉むだけ! 手が汚れることもなく、とっても楽にぬか漬けが作れちゃいますよ。
■前菜からデザートまで!ぬか漬けのフルコース♡
椎木さんが考案したぬか漬けフルコースをご紹介。なんとぬか漬けで前菜からデザートまでできちゃうんです。
前菜で使用する食材はオクラ、トウモロコシ、コンニャク。オクラは表面をタワシで洗い、うぶ毛を取ってつるつるに。トウモロコシは水洗いをしてひげを取り、コンニャクは下茹でしてアクを取り、火を通していきます。
トウモロコシをぬか床に入れ、上からぬかをしっかり被せます。漬け時間は4~5時間ほどです。
同様に食材が見えないようにしっかりぬかを被せてコンニャクは7~8時間、オクラは5~6時間漬けます。
コーンはシャキシャキ。ぬか漬けにすることで甘さが際立つんだとか。甘さとぬか漬けの塩っぽさが合わさってサッパリ♡
コンニャクにもぬかの味がしっかり染み込みますよ。
■フルコースのメインはやっぱりお肉!お肉もぬか漬けに!?
メイン料理はなんとお肉! お肉もぬか漬けにしちゃいます。
お肉は直接ぬか床に入れず、チャック付きの袋などに入れ……、
発酵したぬかをお肉の表面全体にくまなく塗りこんだら、袋の空気をしっかり抜いてチャックを閉めます。熟成期間は3日くらい。お肉が柔らかくなって旨味成分が増えていくんだとか。
お肉は必ず冷蔵庫へ。チルド室に入れるのがオススメですよ。
熟成させた豚肉は、ぬかを洗ってシンプルに焼いてポークソテーに。
鶏肉は、ぬか漬けにしたネギを挟んで焼き鳥に。なんとこの焼き鳥、塩やタレを使っていないのが特徴。塩の焼き鳥とはまた違った美味しさです!
■デザートまでもできちゃう♡ぬか漬けフルーツ
フルコースの〆はやっぱりデザート。なんとフルーツまでもぬか漬けにできちゃうんです! 漬けていくのは、キウイ、スモモ、バナナです。
キウイはタワシでよくこすって洗い、毛をとります。タテ半分に切って、漬けること3~4時間。
スモモは、洗って切り込みを入れるだけでOK。漬け時間は3時間です。
バナナは皮をむいてそのまま漬けちゃいます! しっかりぬか床をかぶせて3時間漬けます。
できあがったフルーツたち。見た目はあまりおいしそうに見えませんが……、
ぬかを洗って盛り付けると、なんともさわやかなデザートに大変身します!
旬のすももは皮ごと漬けるのがおすすめ。すもも特有のすっぱさを残しつつも甘みのある味わいにきっと驚くはず! ぬか床に漬けている間に熟していくのだそうですよ。
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【画像・参考】
※ 『朝生ワイドす・またん!』(月曜~金曜朝5時20分~)
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