TOP ライフスタイル 今年はゲリラ豪雨が少ないってホント!?関西のお盆の天気予報を解説

今年はゲリラ豪雨が少ないってホント!?関西のお盆の天気予報を解説

2019.08.10

世間では、もうじきお盆休みに入る人が多いのではないでしょうか? そこで気になるのがお天気!

今回は、読売テレビ『かんさい情報ネットten.』のお天気コーナー『スケッチ予報』でおなじみの気象キャスター・蓬莱大介さんにお盆期間中の天気と注意点を教えていただきました。

 

■今年のお盆も暑い!しかし、ゲリラ豪雨は少ないかも?

──もうすぐお盆休みが始まりますね。これからの天気を教えてください。

お盆前後になると猛暑のピークが過ぎ暑さは少し治まりますが、8月下旬も30度を超える日が続くため、平年よりも今年の8月は気温が高くなる予報が出ています。

引き続き、暑さ対策をしっかり行ってくださいね。

──お盆の時期はゲリラ豪雨が多い気がするのですが、今年はどうですか?

画像:読売テレビ『かんさい情報ネットten.』

今年は平年並み、もしくはゲリラ豪雨が少ないという予想が出ています。昨年はちょうどお盆期間の8月中旬にゲリラ豪雨が多かったのですが、去年と比べると今年はかなり少ないと予想されています。

画像:ウェザーニューズ

しかし、油断はできません。こちらの図はゲリラ豪雨の発生回数を年間で予想した図になります。年間でみると、特に、大阪・兵庫でゲリラ豪雨が起きやすいという予想もされています。

今年のお盆はゲリラ豪雨が少ないと予想されていますが、それでも急な雷や大雨が一気に降る“ゲリラ雷雨”が起きやすい時期なので注意が必要です。

 

■急なゲリラ雷雨は午後3~6時に発生しやすい!その理由は……?

画像:蓬莱大介

──どうしてゲリラ雷雨が起きやすいのですか?

太陽に地面が照らされ続けると地面から暑い湯気がもわもわと上空に上がります。そうすると、空には大きな雲が出来ますよね。それが原因でゲリラ雷雨が発生するのです。

──ゲリラ雷雨が発生しやすい時間帯は?

午後3時~6時が最も発生しやすいですね。この時間帯は、地面が太陽に照らされて暑くなり、気温が一番上がることが影響しているからです。

しかし、雷雨は1時間ほどでおさまるため急な雷雨が降っても室内に避難すれば、すぐに雨は上がるでしょう。

 

家族旅行や帰省など、予定を立てている方も多いお盆期間。お出かけの際は、空模様の変化に注意してくださいね!(文/原田静香)

【取材協力】
※ 蓬莱大介さん・・・2011年より読売テレビの気象キャスターを担当し、現在は『情報ライブ ミヤネ屋』、『かんさい情報ネット ten.』、『ウェークアップ!ぷらす』に出演中。翌日の天気のポイントをイラストで教えてくれる『スケッチ予報』では、ユーモア溢れるイラストが大人 気!

【画像・参考】
※ 読売テレビ『かんさい情報ネットten.』(月曜~金曜 夕方4時47分~)
※ 蓬莱大介/anna

Recommend あなたにおすすめ