元プロ野球選手・鳥谷敬が“競歩”に初挑戦！立命館大学・柳井綾音が熱血指導

「走ってたよね!?」速すぎる“歩き”に鳥谷さんも驚き！

「今日も走らされるのかな……」
そう話す鳥谷さんにスタッフが「今日は走りません」と告げると、トラックの向こうから軽やかに歩いてくるひとりの選手が。

登場したのは、学生競歩界を代表する立命館大学女子陸上競技部の柳井綾音選手。見た目は“歩いている”のに、実際には1kmを約5分で進むという驚異的なスピード。そのスピードに、鳥谷さんは思わず「走ってますよ！」と驚きの声を上げました。

ルールはたった2つ。でも奥が深い“競歩”の世界

競歩には、「いずれかの足は地面についた状態でなければならない」「前脚は接地の瞬間から垂直の位置になるまで、まっすぐに伸びていなければならない」という2つのルールがあります。簡単そうに聞こえますが、スピードを出すには全身の筋肉と集中力が必要です。

柳井選手は「歩き方を変えるだけで速くなるのがおもしろいんです」と話します。

これまで数々のスポーツに挑戦してきた鳥谷さんも、初めての動きに苦戦。柳井選手から「ペンギン歩き」「綱引きのイメージ」「腿裏で地面を蹴る」などのアドバイスを受け、何度もフォームを確認しながら少しずつ感覚をつかんでいきます。

柳井さんは「説明は下手かも」と笑いながらも、何度も動きを見せて丁寧にレクチャー。
その熱のこもった指導に、現場のスタッフも思わず見入ってしまうほどでした。

400mハンデマッチで真剣勝負！

レクチャーのあとは、鳥谷さんと柳井さんの“400mハンデマッチ”が実現。鳥谷さんは280m、柳井さんは400mです。

審判を務めてくれたのは、立命館大学2年生で日本インカレ出場経験を持つ髙田智生さん。「鳥谷さんのファンですが、公平に判定します」と笑顔でコメント。

スタートの合図とともに、二人が一斉にトラックを進みます。
勝負の結果は放送でのお楽しみですが、現場には笑いと緊張が入り混じった空気が流れていました。

ロケ後のインタビューで見せた、互いへのリスペクト

ロケ後のインタビューでは、鳥谷さんが「見ることはあっても、なかなか、自分でチャレンジすることはないので、競技の難しさや、ゴルフにも活かせるような体の使い方を感じました」と振り返り、「止まった状態で力を使うのは野球と似ているけれど、動きに出すのは全く別の競技ですね」と語りました。

一方の柳井さんは、「鳥谷さんの『目標を人に言葉で伝えることが大切』というお話が心に残りました。目標を人に言って、自分の頭の中に入れるっていうのがすごく大切だと教えていただいたので、これからは“声に出すこと”を意識したいと思いました」と話しました。

鳥谷さんの探究心と、柳井さんのまっすぐな姿勢が響き合った今回のロケ。“歩く”ことの奥深さを改めて感じさせる、印象的な収録となりました。

柳井綾音選手と鳥谷敬さんの“競歩体験ロケ”の模様は、読売テレビ『あすリート』で2025年11月15日（土）・22日（土）深夜0時55分〜放送予定！ 立命館大学のトラックを舞台に繰り広げられた真剣勝負と、鳥谷さんの初挑戦のリアルをぜひ映像でもお楽しみください。

競技にかけるまっすぐな姿勢と、取材で見せてくれた素顔。
競歩への情熱と笑顔の理由をもっと知りたい方は、柳井綾音さんの単独インタビューもぜひ。

競歩と駅伝、二刀流で挑み続ける柳井綾音さんの“笑顔の理由”

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