TOP グルメ 神戸の小さなコーヒースタンドで味わう、土鍋コーヒーとは?

神戸の小さなコーヒースタンドで味わう、土鍋コーヒーとは?

関西には、おいしいものや素敵なスポットがたくさん! 連載「推しミセ」では、anna編集部が実際に訪れてよかった、2府4県の隠れた名店や注目スポットをご紹介します。

JR神戸駅や高速神戸駅からほど近い湊川神社の西側に、2023年にオープンした「TENT-COFFEE STAND」。カウンターだけの小さなお店で、湊川公園の近くにある「tent-coffee」の2号店です。全国でも珍しく、神戸で唯一という土鍋焙煎によるコーヒーが味わえます。一杯ごとに込められたオーナーの情熱と、香り高い味わいを求めて、ふらりと訪れてみませんか?

土鍋焙煎で届ける、唯一無二のコーヒー

「TENT-COFFEE STAND」最大の特徴は、自家焙煎のコーヒー豆を「土鍋」で焙煎していること。土鍋ならではの遠赤外線効果で豆の芯までじっくりと火を通し、クリアな味わいを引き出します。

焙煎に使うのは、市販の土鍋で最大サイズの直径30cm。1日に3~4回、少量ずつ丁寧に焼き上げることで、いつでも新鮮な豆を提供できるのもこだわりです。土鍋は熱や煙がこもらないため、スモーキーさが出にくいのが特徴。空焚きの状態なので、コーヒー豆から出る油でコーティングされた土鍋が、使い込むほどに艶やかになっていきます。

沖縄の農園仕込みの独自スタイル

そんなこだわりのコーヒーを手がけるのは、オーナー・佐藤聡一さん。「いつか喫茶店を開きたい」という思いから、国産コーヒー豆の存在を知ったことをきっかけに、沖縄の農園へ弟子入りを志願。最初は断られたものの、現地へ足を運び、焙煎から店舗運営まで多くのことを学びました。

現在の「TENT-COFFEE STAND」外観

神戸へ戻った後、2011年に1号店「tent-coffee」をオープン。2号店である「TENT-COFFEE STAND」も、もともとはゲストハウスの倉庫を利用した2畳ほどの小さな店舗からスタート。独自のスタイルが評判を呼び、予定よりも長く営業を続けたのち、偶然出会った現在の場所へ移転。今も、こだわりの一杯を丁寧に届け続けています。

ここだけのコーヒーを味わって

「TENT-COFFEE STAND」の店内は、白を基調にしたシンプルなデザイン。オーナーが立つカウンターと、お客さんの席との間に流れる、ほどよい距離感も心地よい空間です。

「マイルド」「ダーク」各R500円(L600円)

店内では、あっさりしているのにコクがある中煎りの「マイルド」と、ほろ苦さをしっかりと味わえる中深煎りの「ダーク」のオリジナルブレンド2種、シングル数種を用意。濃いめのコーヒーにたっぷりのミルクを加えた「カフェオレ」(R550円・L650円)や、氷もコーヒーで作る「BLACK×BLACKアイスコーヒー」(R550円・L650円)なども人気です。

さらに、2号店ならではの「神戸産クラフトビール」(950円)や「珈琲焼酎」(600円)といったアルコールメニューも揃っていて、昼でも夜でも、さまざまな楽しみ方ができます。

小さなカウンターで、思い思いの時間を

コーヒーの香りに包まれながら静かに過ごす時間も、カウンター越しにオーナーと会話を楽しむひとときも、それぞれに魅力があります。

ふらりと立ち寄ってテイクアウトするのはもちろん、ゆっくりと店内で味わうのもおすすめです。

\from Writer/
テイクアウトでもイートインでも、おいしいコーヒーをサクッと1杯。お気に入りのコーヒースタンドです。オープンして10年以上の本店も2坪ほどの小さな店舗で個性的。近くに賑やかな市場もあるので、コーヒー片手に街歩きが楽しめますよ。

TENT-COFFEE STAND

住所:兵庫県神戸市中央区多聞通4-4-8
電話:なし
営業時間:12:00~20:00(土・日曜、祝日12:00~18:00)
定休日:不定休 ※SNSで確認
https://www.instagram.com/tentcoffee_stand/

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