神戸で何する？「ラスイートルパンビル」で見つけたとっておきの楽しみ方

ショップの始まりは「ル・パン神戸北野」

「ル・パン神戸北野」の成り立ちをさかのぼってみましょう。2008年11月に「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」がオープン。オーシャンビューのラグジュアリーホテルとして話題になり、なかでもレストランで出されるパンがおいしいと評判になりました。

パンを食べたお客さまの「買って帰りたい」という希望に応えるかたちで、2012年4月、異人館が建ち並ぶ北野に「ル・パン神戸北野」ができたのです。この工房で作り出されるパンや洋菓子は、ますます人気を呼び、大阪の百貨店や空港への出店にもつながりました。

さらなるサービスを提供するために

店舗が増えると、北野の小さな工房だけでは生産が追いつかなくなり、工房を広げる必要が出てきました。同じスペースで無理に合理化してクオリティを下げたくない、という強い思いもありました。そこで、新たな場所として候補にあがったのが再開発が進むニューシーポートエリアです。

近年、水族館、アリーナ、ミュージアムのほかにレストランやカフェなどのオープンが続いている注目の場所ということもあり、姉妹施設の「神戸みなと温泉 蓮」の広い駐車場の一角に、工房と店舗の入るビルを建設することになったのです。そして完成したのが、「ラスイートルパンビル」です。

「ラスイートルパンビル」の1階はカフェとショップ

「ラスイートルパンビル」の1階はル・パンのパンやスイーツのショップ「ル・パン総本店」です。従来から人気の塩パン、クリームパンなどはもちろんのこと、テイクアウトできるおそうざいやプレゼントにも喜ばれそうなクッキーなども並んでいます。

ショーケースには、定番のショートケーキやタルトのほかに、その時季限定のものも。目の前で作ってもらえる「クレープ」に、「神戸ジェラート」と、目移りしてしまいます。

コーヒーやジュースの種類も豊富で、店内とテラスにあるカフェスペースでいただけます。訪れた日は小雨がふっていたのですが、屋根のあるテラス席が心地よくて、外でゆっくりカフェタイムを過ごしました。

テラス席から横を見ると足湯が！ この「天然温泉 みなと足湯カフェ」で、足湯につかりながら食べるのもOKなんです。お湯は 「美肌の湯」で、保湿もできて湯冷めしにくい「温まりの湯」でもあります。ここでしか体験できない至福の時間、おすすめです。

ランチからディナーまで楽しめるレストラン（2階）

2階は「レストランカフェテラス アミ神戸」。ゆったりとした空間で、窓越しに神戸らしい景色を眺めながら食事ができます。広いテラス席で潮風を感じながらの食事も心地よさそう。

メニューは地元の野菜、魚介類を使った洋風料理が中心です。「ル・パンの焼きたてパンの食べ放題付きのランチ」なら、メイン料理を選んで好きなパンを心ゆくまで食べることができます。ほかにもパスタやピザ、アラカルトもあって、カップルでもグループでも楽しめます。

バンケットルーム（3階）とルーフトップバー（4階）も

3階の「ラ・テラスホール神戸」はパーティやウエディングに使えるバンケットルーム。着席で最大160人まで利用でき、人数によって部屋を区切ることもできます。控室もあるので、ゲストを招いてのパーティにも重宝しますね。

最上階の4階は「ルーフトップレストランバー エス神戸」。港神戸を象徴するポートタワーや対岸のumie MOSAIC、停泊中の客船や帆船など、神戸らしい景色を眺めながらお酒が楽しめます。ビアガーデン＆BBQを10月31日まで開催中です。冬には対岸のルミナリエが見えるかも。

【関連記事】兵庫県出身・藤原紀香さんも祝福！ 神戸の新ランドマーク「TOTTEI」がついにオープン


＼from Writer／
「心を込めた手作り」「地産地消」というコンセプトのパンや料理を、心ゆくまで楽しめる新スポット。ラスイートパンビルでランチを食べて、近隣を散策して、足湯でカフェタイムを過ごして、できたてのパンやスイーツを買って帰るという、休日のプランが出来上がりました。

※最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。

必見！annaとっておき情報をご紹介♡【AD】

■あなたは鳥取派？島根派？今年の夏はJTBの往復JR＋お宿のセットプランを利用して賢く電車旅

■大阪から往復7,800円で城崎日帰り旅♡湯めぐり＆街歩きで特別な休日を

■今大注目！大阪・関西万博でライブを披露したタイのボーイズグループ「BUS」に初インタビュー！

■【2025年おでかけ】神戸・ベイサイドで「アトア」と最新スポットをハシゴめぐり♡

■【京都】京都の酒蔵とコラボした注目の日本酒酒場って？