TOP PR あなたならどっちを選ぶ?神戸からフェリーで行く、スローな小豆島旅 or レトロな新門司旅♡

あなたならどっちを選ぶ?神戸からフェリーで行く、スローな小豆島旅 or レトロな新門司旅♡

2025.03.07
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ひとたび船に乗り込めば、ゆったりくつろいでいるうちに目的地へ到着! 海を眺めながら優雅なひと時を満喫できる神戸発のフェリー旅を anna編集部が体験してレポート。神戸⇄小豆島(坂手港)をつなぐ「ジャンボフェリー」と、六甲アイランド⇄新門司をつなぐ「阪九フェリー」の魅力をお届け。船内の過ごし方はもちろん、旅先のおすすめスポットも併せて紹介します。

三ノ宮⇄小豆島をつなぐ「ジャンボフェリー」

「ジャンボフェリー」は、神戸⇄高松、神戸⇄小豆島を毎日4便運航しています。高松は讃岐うどん、小豆島はそうめんや醤油、佃煮、オリーブなどの名産品を有し、豊かな自然に囲まれた観光地です。

今回は、三宮にあるミント神戸バスターミナル発の連絡バスで神戸港に向かい、8:15に出発する新造船「あおい」を利用しました。2022年に就航した「あおい」は、島を象徴するオリーブ・醤・⽯・棚⽥をデザインソースにした、遊び心溢れる空間作りが特徴。乗り場は三宮駅から徒歩15分ほどの距離でアクセス良好。「QRスマート乗船システム」を採⽤して完全チケットレスを実現。乗船名簿の記入や窓口での手続きが一切不要なのが嬉しいポイントです。

予約もWebから簡単・便利!「ジャンボフェリー」 の予約はこちらから!

船旅のワクワクを高めるエントランスロビー

船に乗り込むと、棚田をイメージしたエントランスロビーが広がります。天井は吹き抜けになっており開放感抜群。ピアノも設置され、通常時は自動演奏で、腕に覚えのある人は船上演奏が楽しめます。

おもちゃや絵本などを備えたキッズルーム「石の遊び場」もあり、子ども連れでも安心して利用できます。
ロビーの階段を登った3階中央には、醤油樽をモチーフにした「醤(ひしお)のベンチ」が。写真映えも抜群です。

客室スペースは、プレミア席専用エリア・自由席エリア・ペット専⽤エリア・トラックドライバー専⽤エリアに分かれ、各エリアの入退場はQRゲートで管理されています。ゆったりくつろぎたい方は、足湯や展望風呂、カフェラウンジなどの専用施設を利用できるプレミア席がおすすめです。

美しい眺望のコンフォートリクライニング席

ニーズに合わせてタイプが選べるプレミア席の中でも、一押しは、大きな窓からの眺望と抜群の座り心地が魅力の「コンフォートリクライニング席」。新幹線のグリーン席と同じクッション素材を用い、足を伸ばせるフットレストはもちろん、座席ごと倒せる仕組みを備えることで、より快適な座り心地を叶えています。しかも、全席コンセント付き、前後左右の席との間隔も広く嬉しい設計。実際に利用しましたが、座席のふかふか感が心地よく、フラットに近い姿勢で過ごせて楽ちんでした。船首部分に位置するエリアにあり、美しい眺めが堪能できます。

<DATA>
コンフォートリクライニング席(2階プレミア席専用エリア)
料金:乗船代+1,500円(繁忙期2,000円/席)

▼グループ旅ならこちらがおすすめ!

家族やグループでクルーズを楽しみたい方は、プライベート空間でのんびりくつろげる「のびのびバルコニー個室」をぜひ。部屋ごとに温度調節が可能なエアコンと遠赤外線床暖房を備え、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます。ウッドデッキを備えた専用バルコニーは、ガラス張りの手すりで見晴らしがよく、高級そうなチェアも設置されていて、爽やかな風を感じながら優雅な気分を味わえますよ。

<DATA>
のびのびバルコニー個室(2Fプレミア席専用エリア)
料金:乗船代+8,000円(繁忙期9,500円/室)

▼そのほか、こんなシートも!

プレミア席の利用者は、ホワイトイオン泉の大浴場「雲の湯」や足湯を備えた「海のテラス(足湯&Seaスルーデッキ)」を無料で利用できます。泡がプチプチ弾ける炭酸泉の心地よい刺激に包まれながら、瀬戸内海の島々を眺めれば、まるで豪華なクルーズ船に乗っているようなぜいたくな気分に。
自由席の方も、お風呂&足湯券(通常期500円、繁忙期1,000円)を船内で購入すれば利用できます。

小豆島&香川名物が満載の船内グルメ

「ピッピ」とは、「うどん」を意味する幼児語の讃岐弁のことだそう。

船内には、到着前から旅行気分が味わえる小豆島&香川の名物グルメが満載。2階の棚田ロビーに構えるうどんコーナー「ふねピッピ」では、しっかりとしたコシがある細麺タイプのうどんに、いりこの名産地である伊吹島産のいりこダシを合わせた1杯を提供しています。

香川県仁尾町で収穫された国産レモンやオリーブを添えたり、たこ焼きを浮かべたり、スタンダードなうどんはもちろん、個性が光るうどん合わせて10種類以上がラインナップ。朝から動いてお腹が空いていたので、早速うどんをいただきました。

皮まで食べられる香川県仁尾町のレモンをたっぷり乗せて、オリーブとミントの葉を添えた1杯。レモンの酸味を感じられるさっぱりとしたダシがやみつきに。さぬきレモンうどん450円
オリーブ牛の挽肉100%のキーマカレーにさぬきレモンをトッピング。ピリリと辛いカレーとレモンの酸味との相性が抜群。オリーブ牛とレモンのキーマうどん690円
季節などによって変わる6種類から好みのフレーバーを2種類チョイス。

「ふねピッピ」の隣にあるカフェ&ショップ「うまげや」では、小豆島の人気店「MINORI GELATO」のジェラートや高松にある挽きたて豆の名店「トイ珈琲」のコーヒーを販売。なかでもジェラートは、醤油やオリーブ、「小豆島酒造」の酒かすなど地元の特産品を取り入れた魅力的なフレーバーがたくさん!海と一緒に写真を撮るのもおすすめです。

(左)コーヒー100円、(右)ジェラート550円

「空のテラス」から明石海峡大橋を望む

船の最上部には、天然ウッドデッキの屋上テラス「空のテラス」が設置され、海を眺めるのにぴったり。半円形のステージや子どもが遊べる芝生広場もあり、思い思いの場所で爽やかな海風を感じられます。

画像は春夏の様子

神戸港を出港しておよそ1時間後、クルーズの見どころでもある明石海峡大橋くぐりが体験できます。ちなみに、阪神港のフェリーでお昼に明石海峡大橋をくぐるのはジャンボフェリーだけなのだとか。橋をくぐる約10分前に流れる船内放送を合図に、お客さんが続々とデッキへ。普段は見られない、大迫力の光景に出合えて感無量でした。
※強風や暗い時は、デッキへ立ち入り禁止の場合もあり。

高さ280mを超える明石海峡大橋。見上げればこの大迫力!

▼そのほか、おすすめの設備やサービスをチェック!

約3時間半で小豆島・坂手港に到着!

神戸港から約3時間半で小豆島の坂手港に到着。瀬戸内海クルーズは波が穏やかで揺れにくく、ゆったりくつろぎたい方にぴったり。ふかふかの座席から海を眺めたり、友人と足湯に浸かってお喋りしたり、おいしいうどんやジェラートを味わったり……と、移動中とは思えないぜいたくな時間を過ごすことができ、船を降りるのが名残惜しい気持ちでした。

スローな時間の流れを楽しむ小豆島旅

ここからは、anna編集部が厳選したおすすめの立ち寄りスポットをご紹介!

kamos

フードメニューはピザのみという潔さ。生地作りに並々ならぬこだわりを持つ店主・山本友則さんが営むピザ専門店。山本さんは、パン好きが高じてアパレル業界からパン職人に転身。岡山のピッツェリアで働くうち、一つの生地を追求できるピザの奥深さに魅了され、やがて醤油蔵や佃煮、地ビールなどの“発酵”文化に興味を持って、小豆島に移住し自身の店を開きました。

香川県産さぬきの夢や小豆島の天然酵母を厳選し、72時間以上低温熟成した手ごねの生地は、もっちりしていて噛み締めるたび酵母の旨みが溢れます「生地を触っていると幸せな気持ちになれるんです」と話しながら成形する山本さんの優しい手つきには、溢れんばかりの生地への愛情が感じられました。

(手前から)瀬戸内しらすと小豆島レモンの“瀬戸内ピザ”1,800円、まめまめビール1,000円、ビスマルク1,900円、ブラッドオレンジ×ソーダのアランチャ500円

ふわふわのしらすをたっぷりトッピングした瀬戸内ピザは、レモンの爽やかな酸味やニンニクの風味がアクセント。定番人気のビスマルクは、フレッシュなモッツァレラチーズと濃厚な半熟卵、生ハムの塩味が三位一体になり、見た目のインパクトも抜群。小豆島のクラフトビールなどに合わせて楽しんで。

<SHOP INFO>
kamos
住所:香川県小豆郡土庄町甲吉ヶ浦6190-80
電話:0879-62-8731
営業時間:11:00〜14:00(売切れ次第終了)
定休日:月曜日(祝日は営業)
IG@pizza_kamos

小豆島酒造/MORIKUNI

小豆島唯一の酒造。蔵の隣には、築70年以上の佃煮工場を再利用したショップがあり、酒粕を使った料理やおやつが味わえるカフェ&バー、お酒などのお土産が購入できる物販コーナー、酒造りの道具などを展示したギャラリーを併設しています。

酒蔵では、酒造りの工程や原料となる米について学べる工場見学を実施。生産量100~150石とごく小さな酒造のため、なるべく機械を入れず、1つひとつ手作業で仕込んでいるのが特徴です。オリーブ酵母の使用や酒米作りによる休耕田の復活などを通して、“島らしさ”を追求した酒造りをしています。

工場見学が終わったら、カフェ&バーに移動して試飲タイム。上品な香りとしっかりとした旨味を両立した柔らかい飲み口の「ながら、」や、中山地区の棚田で育った米を島内の精米店で88%まで磨いた「はちはち」など、小豆島のオリーブの実から採取した香り高い酵母を用いた銘柄も。いろいろ飲み比べて違いを感じつつ、お気に入りを見つけましょ♡。

好みの銘柄が見つかったら、併設の物販コーナーでお土産探し。日本酒はもちろん、季節の日本酒ジャムやなら漬け、酒粕なども販売しています。

(左)オリーブ酵母酒 呑みくらべセット4,840円、(右)はちはち純米酒2,860円
(左)粕汁のやさしい味わいに心がほころぶ、杜師のまかない飯1,700円、(右)古い梁など生かしつつ改装した内観。

カフェ&バーの一番人気は、酒造りの際に生まれる吟醸粕と季節の野菜を使い、蔵元のおばあちゃんが丁寧に作る特製粕汁をメインとした数量限定のランチセットです。小豆島で獲れた魚の南蛮漬けや佃煮、奈良漬けがセットになり、地元の味覚を存分に楽しめます。酒粕ケーキや甘酒ドリンクなどカフェメニューも充実していて、島観光の合間にひと息つくことができますよ。

<SHOP INFO>
小豆島酒造/MORIKUNI
住所:香川県小豆郡小豆島町馬木甲1010-1
電話:0879-61-2077
営業時間:11:00〜17:00(ショップは9:00〜)
定休日:木曜日
HP:https://www.morikuni.jp/

うすけはれ

里山の原風景が今なお残る中山地区に佇む「うすけはれ」は、衣服と陶器、雑貨を扱うギャラリーショップ。店内には、薪ストーブがパチパチと小気味よい音をたて、なんとも居心地の良い雰囲気が漂います。

店主の上杉新さん、道代さんご夫婦。

島出身の道代さんのUターンに合わせて、東京に住んでいた新さんも移住を決意。そうめん工場の跡地を少しずつ改装し、2017年にお店をオープンしました。作り手の人柄にも魅力を感じたものや、2人が実際に使って良かったもののみをセレクトしているそう。1階は物販スペース、2階はギャラリースペースになっており、不定期で展示を実施しています。

天然素材を生かした「HiHiHi」のウェアや草木染めのアイテムをはじめ、どれも細部にわたるこだわりと温かみを感じられるものばかり。小豆島の作家さんによる手仕事品も並びます。

自分たちでデザインを手がけ、島の縫い手に縫製を依頼したオリジナルブランド「宇生」もラインナップ。オーガニックコットンやヘンプを使った着心地の良さが自慢です。害獣駆除の際に出るイノシシやシカなどの革を再利用した「min.good」は、新さんが手がけるレザークラフトブランド。使い込むほどにツヤが増し、深みのある表情が現れます。

<SHOP INFO>
うすけはれ
住所:香川県小豆郡小豆島町中山131-1
電話:090-8284-6171
営業時間:10:00〜17:00
定休日:火、水曜日休、不定休
IG@usuqefare

かりえん

「瀬戸内ならではのおいしい魚介が食べたい!」とディナーに訪れたのは、島で30年以上愛される和食料理店「かりえん」。島の漁港を中心に、その日の朝に水揚げされたばかりの鮮魚を生かした一品がコース形式で楽しめます。

(左)熱々のイリコダシが疲れた身体に染み渡る、帆立貝の入った蓮根饅頭。
(右)タイラギ(貝柱)、コチ、ブリ、アオリイカの活け造り。瀬戸内らしいラインナップ。
(左)春を告げる魚、宍道湖で水揚げされた白魚の唐揚げ。
(右)松葉蟹の甲羅蒸し。蟹味噌が絶品でした。

活け造りから揚げ物、煮込み料理まで幅広く、どれも大将の丁寧な仕事を感じられるものばかり。その日仕入れた食材によってメニューが変わるので、訪れるたび違う味わいに出合えるのも魅力です。夫婦で仲良く切り盛りされていて、おいしい料理はもちろん温かい人柄にも癒やされました。

<SHOP INFO>
かりえん
住所:香川県小豆郡土庄町甲1317
電話:0879-62-2261
営業時間:17:00〜22:00(予約制)
定休日:日曜休、不定休

番外編|合間に行きたいおすすめスポット

エンジェルロード

映画やドラマのロケ地として話題になることも多い、言わずと知れた小豆島きっての観光名所「エンジェルロード」。1日2回、潮の満ち干きによって現れたり消えたりする砂の道は、その神秘的な現象から、大切な人と一緒に渡ると願いが叶うと言われています。

砂の道を渡る手前の小高い丘にある「約束の丘展望台」で鐘を鳴らしたり、貝殻に愛の言葉を綴って木に吊るしたり、恋人や友人との仲を一層深めることができます。

ジャンボフェリーのHP内でもエンジェルロードの見頃を調べることができるので、ぜひ活用してみてください!

エンジェルロードの見頃はこちらから

<SHOP INFO>
エンジェルロード
住所:香川県小豆郡土庄町甲24-92
HP:https://www.town.tonosho.kagawa.jp/gyosei/soshiki/shoko/4/3/172.html

文次郎農園

「肥土山農村歌舞伎」や「虫おくり」など、豊かな自然と歴史が息づく小さな集落・肥土山にある「文次郎農園」。ここで生まれ育った太田翔さんは、高齢化や後継者不足による耕作放棄地を借り受け、先人に教えを乞いながら柑橘栽培をスタートしました。

(左)右から、「間引きの青みかん」から作る蜜柑胡椒と「早摘みレモン」から作る檸檬胡椒、希少なはっさくの花のシロップ、皮まで安心して食べられる、化学農薬不使用の小豆島産温州みかんドライフルーツ2,160円
(右)みかんの大トロと称されるせとか。雨の少ない瀬戸内だからこそ栽培できる、コクのある甘さ。

「誰もが安心・安全に食べられるよう、化学肥料や農薬に頼らない農園を目指し、手間ひまかけて栽培をしています」と太田さん。両親と協力して農園を管理しており、現在は年間を通して14種類の柑橘を栽培。規格外の商品は奥さんと一緒に加工品にしています。
瀬戸内に浮かぶ島の温暖な気候に育まれながら、大切に育てられた柑橘類は、豊かな甘みと香りが段違い。対面で買うのは難しいかもしれませんが、ぜひオンラインショップで商品をチェックしてみてください。

<SHOP INFO>
文次郎農園
住所:香川県小豆郡土庄町肥土山甲1185-1
電話:090-5711-5434
HP:https://bunjiro.co/

2025年は「ジャンボフェリー」で瀬戸芸へ

『オリーブのリーゼント』(小豆島町馬木甲262)

ジャンボフェリーで行くスローな小豆島旅、いかがでしたか?足湯に浸かってくつろいだり「ふねぴっぴ」でうどんをすすったり、思い思いに旅の序章を盛り上げることができます。快適な座り心地のコンフォートリクライニング席はもちろん、バルコニー付きの個室やソファー式のボックス席はグループ旅にもおすすめ。めいっぱい遊んで夜便に乗り、展望風呂で疲れを癒やせば、帰宅後も楽ちんですよ。

今年は、瀬戸内の島々を舞台に開催される現代美術の国際芸術祭「瀬戸内国際芸術祭2025(通称:瀬戸芸)」が開催されます。豊かな自然や伝統文化が息づく小豆島でも、さまざまな作品展示やアートイベントが開催される予定。ぜひジャンボフェリーで瀬戸芸を見に行きませんか?

ジャンボフェリー

兵庫県神戸市中央区新港町3-7
087-811-6688(カスタマーセンター)※9:00~18:00
料金:一般旅客 大人片道1,990円〜、往復3,790円〜
※ネット予約にすると運賃が5%OFF

予約もWebから簡単・便利!「ジャンボフェリー」の予約はこちらから!

神戸⇄新門司をつなぐ「阪九フェリー」

※写真は「せっつ」

関門海峡を中心に多くの歴史的建造物が立ち並び、ノスタルジックな街歩きが楽しめる北九州・新門司と神戸(六甲アイランド)、大阪(泉大津)を結ぶ「阪九フェリー」。日本で初めて長距離フェリーを就航させた海運会社としても知られています。

今回は、阪神御影→阪急御影→JR住吉→六甲ライナーアイランド北口→さんふらわあ→阪九フェリーへと向かう連絡バスを使い、20:00に出発する「やまと」を利用しました。レストランでおいしい魚介を堪能したり大海原が一望できる露天風呂に浸かったり、まるで優雅なホテルステイを楽しむように移動中のひと時を過ごせます。新門司には翌朝到着するので、金曜の仕事終わりに直接船に乗り込み、週末旅を満喫するのもおすすめです。

予約もWebから簡単・便利!「阪九フェリー」はこちら!

レトロな雰囲気にときめく船内

天井に円形のネオンを配したエントランスロビーには、ほんのり昭和レトロな雰囲気が漂います。まるでホテルのような佇まいに私たちも興味津々!5階から7階までの3フロアに、客室からレストラン、展望ルーム、大浴場、ゲームセンターまでさまざまな施設があり、到着までの時間を思い思いに過ごせます。

九州と関西のお土産が並ぶ売店も。お酒やアイス、お菓子のほか、化粧落としなどのトラベルグッズも揃い、買い忘れがあっても安心です。

“ふね”と“ねこ”を掛け合わせた阪九フェリーのオリジナルキャラクター「ふねこ」のグッズは要チェック。

ホテルの客室のような部屋でくつろいで

宿泊したのは、テレビや洗面台、お風呂・トイレが付いて、最大2名まで利用できる「スイートルーム」。程よい広さがあり清潔感たっぷりの空間は、「ここは本当に船の中……?」と疑いたくなるほどハイクオリティ!個人的には、冷蔵庫や電気ケトルが備えられ、アメニティが充実していたことが本当にありがたかったです。館内用の浴衣があるので、パジャマを用意しなくていいのも嬉しいですね。

(左)ホッとひと息つきたい時に使える茶器セット。
(右)タオル、使い捨てスリッパ、歯ブラシ、浴衣といったアメニティ&備品も充実。

<DATA>
スイートルーム(1名での利用時は貸切料別途要)
料金:1名20,240円〜(乗船代含む)

▼そのほか、こちらの部屋もおすすめです!

費用を抑えたい学生さんやグループの方は、数人でシェアできる「スタンダード洋室」がぴったりです。最大16名まで使えるレディース専用ルームもあり、女性だけで利用する際も安心です。ちょっとした修学旅行気分が味わえて、学生時代に戻ったような気分になれますよ。

<DATA>
スタンダード洋室
料金:1名8,800円〜(乗船代含む)

船内のレストランでおいしい夕食を堪能

和洋中のおかず約60種類が揃うショーケースから好きなものを選び、自由に組み合わせて楽しめるセルフスタイルのレストラン。できるだけ手作りにこだわる料理は、フェリー業界でもおいしいと評判なんだとか。宮崎県産黒瀬ぶり、長崎県産本マグロ、熊本県産みやび鯛など、九州から日替わりで仕入れるブランド魚のほか、鶏天やチキン南蛮、長崎皿うどんといった九州グルメも味わえます。

(左)柔らかく煮込んだ厚切りビーフとハンバーグの鉄板シチュー1,980円(パンorご飯、サラダ付き)
(右)2種類のお肉が味わえてボリューム満点!鶏モモ肉とイベリコ豚“yokubari”ステーキ2,180円
(左)長崎県産地ダコ650円、辛子明太子320円、瓶ビール680円
(右)マシュマロをトッピングした定番人気のしおかぜプリン、あったらラッキーな自家製ティラミス各360円

ガッツリお肉を食べたい人から刺身などをアテにお酒を楽しみたい人まで、さまざまなニーズにマッチする多彩なラインナップ。生ビールや日本酒、焼酎、酎ハイなど、アルコールの種類も豊富です。プリンやティラミスなどの自家製スイーツも用意され、食後のデザートにぴったり。季節ごとにメニューが変わるのも楽しみの1つです。

船に乗り込んで1時間ほどで、明石海峡大橋の通り抜けが見られます。キラキラと輝く神戸の夜景にライトアップされた橋が映え、夢中で見入ってしまいました。

大浴場と露天風呂にゆったり浸かる

夕食後は、大浴場や露天風呂でゆっくり疲れを癒やします。特に、潮風を浴びながら浸かる露天風呂は格別でした。私が入った際は、すでに日が落ちていたので外がよく見えませんでしたが、早い時間に入ると景色もきれいで最高なのだそう!

朝はすっきり目覚めてモーニング

(左)ご飯と焼き鮭、卵焼き、味噌汁、日替わりの小鉢が付く和定食760円
(右)トーストと茹で卵、サラダ、コーヒー、フルーツが付くモーニングセット710円

ぐっすり眠って目覚めたら、レストランで朝食を食べてパワーチャージ。和定食やトーストモーニング、朝カレーといったセットメニューに加え、ディナーと同じく1品ずつ選べるおかずも揃い、食べたいものや量に応じてチョイスできます。甘いもの好きな方は、土日限定のワッフルをぜひ♡。

約12時間半で北九州・新門司に到着!

早めに起きて撮影した、船から見える朝の風景。

六甲アイランド港から約12時間半で北九州の新門司に到着! 波静かな瀬戸内海を航行するので、船の揺れはほとんど感じることもなく、快適に過ごす事ができ、ぐっすり眠れたので朝から元気いっぱいでした(船の揺れの感じ方には個人差があります)。航海中はWi-Fiが繋がらないことも多いので、この機会にデジタルデトックスをするのもおすすめ。スマホなどのデジタル機器から離れてくつろげば、穏やかな気分でリフレッシュできますよ。友人や家族とのおしゃべりも弾んで、密度の濃い時間を過ごせるはず。

新門司に到着したら、フェリーターミナル前に駐車している連絡バスに乗り込んでJR門司駅で下車。今回は、門司港エリア周辺の観光がメインということで、10分ほど電車に揺られてJR門司港駅へ。レトロな駅舎がとってもかわいかったです。

レトロな魅力を満喫できる新門司旅

ここからは、anna編集部が厳選したおすすめの立ち寄りスポットをご紹介!

門司港レトロ

展望室を設置した門司港レトロハイマートが堂々とそびえる。

かつて国際貿易港として栄えた古い街並みを修復&復元した地区「門司港レトロ」は、門司港観光の定番スポット。国の重要文化財にも指定された門司港駅や旧大阪商船、旧門司税関をはじめとした歴史的建造物が点在し、散策しているだけでノスタルジックな情緒を感じられます。

エリア内には商業施設やお土産店もあり、買い物やお土産探しにもぴったり。関門海峡の雄大な景色を眺めながら、歴史を感じる街歩きを楽しんでください。

1917年に大阪商船門司支店として建造。八角型の塔やオレンジ色のタイルが目を引く旧大阪商船。
明治の巨匠と称された建築家のもと設計。シャンデリアなど当時のしつらえが残る旧門司税関。

<INFO>
門司港レトロ
福岡県北九州市門司区港町
HP:https://mojiko-retoro9.jp/

門司港レトロ地区の中でもぜひ訪れてほしいのが、関門海峡にまつわる歴史、文化、自然などについて紹介する「関門海峡ミュージアム」。国内外の人形作家とのコラボ展示や最先端の技術を駆使した映像作品、子どもが喜ぶ体験&ゲームコーナーなどもあり、楽しみながら学びを深めることができます。ちなみに施設の外観は、豪華客船をイメージしているそう。

古くから交通の要として使われていた関門海峡は、その複雑な潮の流れで多くの人々を翻弄し、時代の転換における重要な出来事の舞台となってきました。「海峡歴史回廊」では、そんな関門海峡で繰り広げられてきたドラマを、国内外の人形作家10名によるアートを通して学ぶことができます。源平合戦の壇ノ浦の戦いや安徳天皇の入水など、歴史の奥深さはもちろん、多種多様な造形作品にも心惹かれました。

展示室を出た先にある「海峡アトリウム」の螺旋状スロープには、海の生き物や歴史にまつわるゲームが体験できるコーナーが設置されています。入場券のQRコードを読み込むと、画面に自分の顔が写ったり歴史的な人物の1人になれる面白い仕掛けも。

ミュージアムに常設する中では日本最大級のスクリーンがあり、関門海峡の自然や歴史をドラマティックに紹介するアニメーションが映し出されます。迫力満点の映像作品に、思わず引き込まれてしまいました。

<SHOP INFO>
関門海峡ミュージアム
住所:福岡県北九州市門司区西海岸1-3-3
電話:093-321-4151
営業時間:9:00〜17:00(最終入館16:30)
定休日:年5回不定休
料金:大人500円、小中学生200円
HP:https://mojiko-retoro9.jp/spot/kanmon_kaikyo_museum/

ベアフルーツ

門司港のご当地グルメとして知られる焼きカレー。そのブームの火付け役と噂される「ベアフルーツ」は、街で20年以上愛される焼きカレー専門店。メディアに取り上げられる機会も多く、壁には有名人のサインが描かれた色紙が並びます。

定番のスーパー焼きカレー1,210円

自家製のフォンドボーに十数種類のスパイスを配合した焼きカレーは、じんわりとした辛さの中に果物のまろやかな甘みが感じられます。あえて生の玉ねぎやピーマンを入れて焼き上げることで、シャキシャキとした食感をプラス。表面に乗ったとろとろのチーズがおいしさを引き立てます。

<SHOP INFO>
ベアフルーツ
住所:福岡県北九州市門司区西海岸1-4-7 門司港センタービル1階
電話:093-321-3729
営業時間:11:00〜21:00(L.O.20:30)、金・土・祝前日〜22:00(L.O.21:30)
定休日:無休
HP:https://bearfruits.jp/

日音 Bion

門司港駅にほど近い雑居ビルにひっそりと入居する焼き菓子店。幼い頃からお菓子作りが大好きだったという店主の寺井きよみさんがスタートしたお店です。入り口付近には個包装の焼き菓子が並べられ、奥はイートイン可能なカフェスペースになっています

きよみさんが手がけるのは、厳選した国産小麦や発酵バターのおいしさが生きるシンプルなフランス菓子が中心。そのほか、知り合いの農家さんから仕入れる旬の食材を使ったタルトやケーキ、マフィンなども並びます。どれも素材の魅力が引き立つ味わいで、毎日食べたいと思わせてくれるものばかり。

デザートプレート1,650円

おすすめは、お好きなケーキと小さなお菓子、ドリンクが付くデザートプレート。この日はイチゴ&白桃のフルーツタルトとクグロフ、ハーブティーをいただきました。バターが香るクッキー生地に優しい甘みのクリームやフレッシュフルーツをトッピングしたタルトはもちろん、表面はさっくり、中はほろりと崩れるような食感のクグロフも絶品。大分県の大神ファームから取り寄せたハーブティーの豊かな香りに包まれて、ホッと安らぐことができました。

<SHOP INFO>
日音 Bion
住所:福岡県北九州市門司区西海岸1-4-24 101
電話:093-331-3338
営業時間:12:00〜17:00
定休日:日・月曜日
※水曜は焼き菓子のテイクアウトのみ、火曜は予約のお菓子受け渡しのみ
IG@bion.kiyomi

寿し処 光本

掘りごたつ式の小上がりもあるので、子ども連れでの来店も安心です。

ランチは観光客、ディナーは地元の人でにぎわう寿司処。店主の光本健二さんは、寿司職人の父親の元で10年ほど修行した後、奥さんと共に地元・門司港にお店をオープンしました。

茶碗蒸し、おすましが付くランチの特海鮮丼1,850円

毎朝小倉や下関の市場に出向き、可能な限り地のものにこだわりながら仕入れを行っているそう。一番人気の海鮮丼は、脂乗りのいい関門アナゴやプリプリの関門タコなど、関門海峡の潮に揉まれた鮮魚を中心に、タイやマグロ、ウニなどの魚介が12〜13種類も乗ってボリューム満点。ネタはどれも分厚くカットされ、ぜいたくな気分が味わえます。

<SHOP INFO>
寿し処 光本
住所:福岡県北九州市門司区西海岸1-4-24 101
電話:050-5589-6756
営業時間:11:30〜14:00、17:00〜21:30(L.O.21:00)
定休日:月曜休(祝日の場合は翌日休)
HP:https://sushidokoro-mitsumoto.gorp.jp/

四稀

複雑に入り組んだ細い路地を進むと現れる、隠れ家のようなカフェ。古民家を改装した木目調の空間で、四季の移ろいを感じられるスイーツなどが楽しめます。大きな窓からは自然光が優しく注ぎ、温かみのある雰囲気にも心がほぐれます。

季節限定キャラメルナッツとダークチョコレートのタルトレット750円、気まぐれパウンドケーキ450円、アイスカフェオレ650円、有機和紅茶630円

毎回旬の食材を盛り込んで作るタルトは、期間&数量限定の人気メニュー。取材時は、キャラメリゼしたナッツを合わせて甘さや香ばしさをプラスした濃厚なチョコレートタルトでした。スタッフがその日の気分で作るパウンドケーキや福岡県・うきは市「Zelkova Coffee」の豆を使ったカフェオレ、オーガニックの「うきは山茶」を用いた和紅茶もおいしかったです。

<SHOP INFO>
四稀
住所:福岡県北九州市門司区清滝4-4-7
営業時間:11:00~17:00(L.O.16:00)、※土・日曜日のみランチ~L.O.13:30
定休日:不定休
IG@shiki.mojiko

神戸から新門司へ行くなら「阪九フェリー」

地上103mから関門海峡を一望できる門司港レトロハイマートの「門司港レトロ展望室」で日没の絶景を堪能。

レトロな街歩きと共に楽しむ新門司旅、いかがでしたか? 阪九フェリーなら、おいしい夕食を食べて海の見える大浴場に浸かり、部屋でゆったりくつろいでいるうちに目的地に到着。まるでホテルステイをしているような感覚で、移動中も快適に過ごすことができますよ。古い建築物や歴史に興味がある方はもちろん、カフェ巡りが好きな方にもおすすめです。

神戸からフェリーで行く、スローな小豆島旅&レトロな新門司旅。あなたならどちらを体験してみる? ぜひこの記事を参考に、訪れてみてくださいね!

阪九フェリー

北九州市門司区新門司北1-1
0570-01-8989(予約センター)
料金:旅客 大人片道7,700円〜

予約もWebから簡単・便利!「阪九フェリー」の予約はこちらから!

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