クレカで電車に乗れる「stera transit」は試した?関西548駅で提供開始!
2024年10月28日(月)、なんばスカイオ コンベンションホールにて「stera transit 関西鉄道利用エリア拡大発表会」が行われました。発表会には人気芸人・中川家、タレントの村井美樹さんも出席。電車好きならではのトークセッションで盛り上げました。
大阪メトロ、近鉄、阪急、阪神でスタート
「stera transit」って?
この発表会は、三井住友カードの提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」の関西圏利用可能エリア拡大を告知するため行われたもの。
「stera transit」はカード(クレジット、デビット、プリペイド)のタッチ決済による鉄道乗車サービスのことで、関西エリアでは、これまで南海電気鉄道・大阪モノレール・京都丹後鉄道・神戸市営地下鉄・神戸新交通・神戸電鉄・神戸六甲鉄道(六甲ケーブル)・泉北高速鉄道で利用可能。2024年10月29日(火)より、新たに4社(Osaka Metro、近畿日本鉄道、阪急電鉄、阪神電気鉄道)・548駅で一斉に利用が可能となりました。
■新たにタッチ決済乗車が利用可能となった鉄道事業者
2024年10月29日~
Osaka Metro:全駅
近畿日本鉄道:全駅(柏原駅および生駒鋼索線の各駅を除く)
阪急電鉄:全駅
阪神電気鉄道全駅(西代駅を除く)
■すでにタッチ決済乗車を利用可能な鉄道事業者
南海電気鉄道・大阪モノレール・京都丹後鉄道・神戸市営地下鉄・神戸新交通・神戸電鉄・神戸六甲鉄道(六甲ケーブル)・泉北高速鉄道
※タッチ決済乗車が利用可能な駅については各鉄道事業者のホームページ等をご確認ください。
決済ブランド:Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯
※Mastercard🄬については、順次追加予定
今後もエリア拡大予定!
まず主催者の三井住友カード株式会社 代表取締役社長 兼 最高執行役員 大西幸彦氏の挨拶から。
大西氏は明日の始発からタッチ決済の乗車がスタートすると話すと、東は名古屋駅から西は高速長田駅までの利用が可能になること、ここからタッチ決済利用が一気に広がることをアピール。関西エリアは順次拡大予定で780の駅での利用が可能になることも明かし、タッチ決済はグローバルスタンダードで世界中での利用が急拡大している、日本も同じ傾向にあり、タッチ決済の時代に突入していると明言。
さらに新しいマースアプリを準備していることにも言及し、複数の交通機関をつなぐ、交通以外の決済もスムーズにできるようになる、「stera transit」はマースと最も相性の合う決済手段では、と話しました。
続いては、交通事業者の挨拶。
「stera transit」の狙いと今後の展望などについて、大阪市高速電気軌道株式会社 常務取締役 交通事業本部長 堀元治氏が説明。今回4社が関わることで多様なニーズ、利用シーンに対応できるようになると話し、海外からの観光客を中心に関西エリアにおける鉄道の新たな決済方法の提供となると強調。
そして、大阪・関西万博開催前にサービスがスタートできるということは、万博会場の最寄り駅である夢洲駅をはじめとする混雑対応に有効である、期間中に多くの乗客が利用することで乗車方法として定着していけばと期待を込めました。
南海電気鉄道株式会社 取締役 常務執行役員 公共交通グループ 鉄道事業本部長 梶谷知志氏は、2024年度中にほぼ全駅に拡大することを伝えると、カード発行国別の利用比率、利用件数についても説明。
今後はインバウンド旅客の利用数増加、鉄道利用に限らない施設利用との連携、鉄道データと顧客データを掛け合わせた分析などのデータを用いた新たな需要創出について期待していることを伝えました。
三井住友カード株式会社 Transit事業推進部長 石塚雅敏氏は「stera transit」について、乗車方法や決済手段、利用履歴の確認方法などを説明したほか、タッチ決済がグローバルスタンダードな交通乗車方法であること、国内の普及も拡大中であることなどを強調。
そして、訪日外国人の受け入れ環境整備として自国と同様に乗車ができることを挙げ、ほかに沿線の利用者もチャージの手間が不要になることなど、さまざまなメリットがあることを伝えました。その後の質疑応答では、サービスのスタートにあたっての意気込みや期待感などを、登壇者それぞれが話しました。
車掌&乗客姿で中川家&村井美樹さんが登場
続いてのトークセッションでは、タッチ決済の改札が準備されたステージに、中川家のお二人、村井美樹さんが登場。
おなじみの車掌コスチュームで登場した礼二さんは「このカッコは何回してもエエもんです」と笑顔。逆に車掌姿が新鮮な剛さんは「ちょっとズボン、大きいですけど」と笑わせます。村井さんは旅行者に扮してタッチ決済も行いました。
今でも大阪に帰ってくるといろいろな電車に乗りに行っているという礼二さんは、鉄道の魅力について「かぶりついて見る先頭車両からの景色」を挙げ、いろんな沿線の風景を見て楽しむのも魅力のひとつと話します。
そんな礼二さんを小さなころから見ていたという剛さんは「子どものころも踏切のあたりで一日中電車を見ていた、金網にしがみついて全然帰らなかった」と話すと、顔を近づけて見すぎていたので金網の跡が顔についていたとひとボケ。
ソフト鉄道ファンを自称している村井さんは、最近オタク知識も増えてきたものの「あえてあくまでソフ鉄(ソフト鉄道ファン)と言っている」と話すと、普段はこけしといっしょに旅をしていることが多いことを明かします。しかし、ロケで一緒になったという剛さんからは、こけしを車内によく忘れていることを暴露されていました。
お得で便利で関西人にぴったり!
「stera transit」について剛さんは「せっかちな関西人にぴったり」、礼二さんも「便利で簡単でお得」と太鼓判。しかし「料金表をおっちゃんが見ているみたいな昔の風景はなくなっていく」と、独自の視点から寂しさを語るシーンも。
さらに礼二さんは、買い物もできてポイントも貯まる、鉄道にも乗れる、便利で非常にいいサービスと話すと、剛さんも改めて関西人にぴったり、どんどん電車に乗ってくださいと呼びかけました。
村井さんは別のエリアで実際に利用したことがあると明かし「めっちゃ便利、これが進んでいくと海外の方も楽に移動ができると思う」と話します。
「stera transit」へ期待することについては村井さんが、大阪・関西万博には国内外からたくさんの来場者があることに触れ、「移動が楽になるとより多くの方が来やすくなる、たくさんの方にご来場いただきたい」と期待を込めます。そして「普段自分が買い物で使っているクレジットカードで鉄道に乗れるのは本当に便利、国内外の人も便利さを体感してほしい」とアピール。
フォトセッションでは登壇者全員でテープカットも実施。その後の囲み取材では、各社が「stera transit」への期待や今後について答えました。
発表会のあとには、南海電鉄なんば駅で実際の「stera transit」改札機を使い、タッチ決済を体験するメディアツアーも行われ、たくさんの決済サービスがあるなか、「stera transit」はより便利で使いやすいものになっていると感じました。来年の万博に向けて、特に海外からやってくる方々にはこのサービスが必須になるのでは? みなさんもぜひその便利さを体験してみてください!
※最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
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