ポイントは「高掃除」と「裏掃除」！ お掃除インフルエンサーAYAKAさんに聞く「時短掃除」のトリセツ【大掃除編】

AYAKAさん

大前提として大掃除はしないほうがいいと思っています。日々「コツコツ掃除」や「小掃除」を習慣化しておけば、年末に「大」掃除する必要がなくなります。日頃からそれらの小さな掃除を心がけている人は、大掃除の時期は焦らず必要最低限のお掃除で余裕が生まれます。

ただ、頻繁に掃除をしなくてもいいけれど、一年に一回、この時期に掃除をしておくといい場所があって、それが「高掃除」と「裏掃除」です。

AYAKAさん

そうです。天井や壁、家具の上などです。チリやホコリは上から下に落ちてきますから、床や廊下などをきれいに掃除しても、高いところのホコリをとらないとまたそのホコリが下に落ちてきてしまうんです。

AYAKAさん

高掃除の基本は、から拭きでOK！ 水拭きはかえってホコリが付着してしまいます。洗剤も特に目立つ汚れがなければ、基本は不要。洗剤を使わなくても大丈夫な場所は、から拭き、水拭きだけでも綺麗になります。フローリングワイパーにドライシートをつけて拭くだけでも、十分です。

AYAKAさん

家具や電化製品の裏にあるホコリもこの時期にきれいにしておきたいところです。冬は乾燥していますが、それらのホコリを放置しておくと、梅雨の時期に湿気でカビ発生の原因になったりします。カラッと乾燥した冬の大掃除シーズンにはホコリを取りのぞかないと、“ホコリ以上のもの”になってしまいます（笑）。「高掃除」とセットで、掃除してしまいましょう。

AYAKAさん

玄関は念入りに掃除したほうがいいですね。新しい年を迎えるにあたり、幸せな空気が入るように。

AYAKAさん

玄関まわりはもとより、シューズロッカーも砂や土をはらうのがポイントです。土と水が合わさるとドロになってしまうので余計に汚れが酷くなってしまうんです（笑）。小さいブラシやほうきでささっと砂をはらってあげましょう。その際、靴を表に出し「不要だな」と思うものは思い切って捨ててスペースを作るのもおすすめです。

AYAKAさん

これ、皆さんも感じたことがあるかもしれませんが、手伝ってもらいたいはずなのに、人の掃除を見ると文句を言いたくなっちゃうと思うんですよね。

よくいわれることですが、やってもらうからには、文句を言わず「ありがとう」の感謝の気持ちで締めることが大事ですね。ささいだけれど、相手のモチベーション、ひいては自分の気分にも影響しますから。