幻の高級塩を使用!? 大阪の「こだわり塩ラーメン」2選
濃厚なこってりラーメンもおいしいけれど、たまには塩味がきいてあっさりした塩ラーメンが食べたいときもありますよね。
2018年6月5日(火)放送の読売テレビ『朝生ワイド す・またん!』のコーナー『森ちゃんの関西ラーメンファイル』では、塩ラーメンを特集!
幻の高級塩を使ったラーメンや、こだわり抜いた塩ラーメンを2つご紹介します。
■1:日本一高級!幻の塩を使ったラーメン『会津山塩らーめん』(大阪・玉川『塩々』)
大阪・福島にある『会津山塩らーめん塩々(しょっぺしょっぺ)』。こちらで扱われているのは、日本で一番高級ともいわれる“会津山塩(あいづやましお)”という幻の塩です。
会津山塩とは、福島県・磐梯山(ばんだいさん)のふもとから湧く温泉水を汲み上げて、薪窯で煮詰めて作られた塩のこと。海塩とは異なり、塩分が少なくカルシウムやマグネシウムが豊富という特徴があります。
幻といわれる所以は、100Lの源泉から800g程度しか採れない希少価値の高いものだから。市販の塩が1kg200円程度のところ、会津山塩は1kgで14,000円ほどにもなるというから、驚きですね!
この幻の塩を使ったラーメンが『会津山塩ラーメン』(750円・税込)です。
麺はブレンドしたオリジナル麺で、多加水熟成麺。手もみされた、平打ちちぢれ麺が使われています。
会津山塩は、塩ダレに使われており、魚介と合わせたスープは驚くほどクリア! 魚介は、山塩を引き立てる日高昆布とカタクチイワシ、ウルメイワシを使用しているのだとか。
スープは、想像しているよりもまろやかで、角のない塩味となっています。
トッピングの豚バラチャーシューも、醤油を使わずに会津山塩で煮込んだもので、口の中に入れればとろけるよう。しかも、塩スープとの相性も抜群で、何枚でも食べられてしまいそうです。
<店舗情報>
会津山塩らーめん塩々(しょっぺしょっぺ)
住所:大阪府大阪市福島区玉川1-2-51
最寄り駅:京阪中之島線『中之島駅』
営業時間:11:00~15:00/18:00~22:30
定休日:月曜日(祝祭日の場合は営業)
■2:激戦区の実力派!極上塩ラーメン『塩らーめん(味玉付き)』(大阪・塚本『麺や ひなた』)
ラーメン店の超激戦区ともいわれるJR神戸線・塚本駅近くにある『麺や ひなた』。こちらでは、塩ラーメンの名店で修業した店主が、こだわりぬいた塩ラーメンを提供しています。
店主イチオシのラーメンが『塩らーめん(味玉付き)』(850円・税込)です。
麺は、オリジナルブレンドの自家製中細ストレート麺が使われています。全粒粉を合わせた、わずかに平打ちされた麺は、口当たりとのど越しが良いのが特徴的です。
スープには、塩ダレに、鶏と魚介を合わせたものが使われています。鶏油(チーユ)に香味油、塩ダレを合わせ、そこへ昆布や煮干し、鶏ガラなど6種類の材料を加えたスープを注いで、塩スープの完成です。
使われている塩は、たった1種類のみ。なんとモンゴルの塩を使っているのだそう。くっきりとした塩味に、厚みを感じさせる鶏と魚介の風味が味わい深く、おいしい一品となっています。
『塩らーめん』のおすすめポイントは、麺と塩スープだけではありません。
トッピングされるチャーシューは、2種類。豚バラと鶏モモ肉を炙ってから、麺の上へのせていきます。豚バラチャーシューは、噛むごとに豚肉の程よい甘みを感じられるよう計算されていて、ローストされた鶏モモ肉は、厚みをもってカットされているので、炙られた皮目のパリパリ感も楽しめます。
食べ進めるにつれて、器に最初にインされた海老パウダーの風味が口の中に広がるので、最後まで多彩な風味を楽しむことができるラーメンになっています。
<店舗情報>
麺や ひなた
住所:大阪府大阪市淀川区塚本2-29-7
最寄り駅:JR神戸線『塚本駅』
営業時間:11:30~14:30/18:00~22:00
定休日:木曜日
いかがでしょうか? あっさりとした塩ラーメンといえども、その深い味わいは侮れませんよ! ぜひご賞味あれ。(文/浜田 みか)
【画像・参考】
※ 読売テレビ『朝生ワイド す・またん!』(月曜~金曜 5時20分~)
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