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世界遺産・高野山でannaアンバサダーが映え名所めぐり&ラグジュアリーな宿坊で修行体験♡

2023.03.18

天空の聖地として知られる世界遺産・高野山。豊かな自然や荘厳な建築物はSNS映えする美しさを誇り、近年リニューアルされた宿坊にはきれいでおしゃれなお部屋も。気軽な修行体験やヘルシーな精進料理で心も体もデトックス気分を味わえると、今、高野山は“関西屈指の女子旅スポット”に♡

さらに、2023年は高野山を開いた弘法大師(空海)の御誕生1250年にあたり、普段は非公開のご本尊が特別公開されたり、限定御朱印が登場するなど、パワースポットとしての魅力も急上昇。

今回、そんな高野山を旅してくれたのは、FM802DJの板東さえかさんと、アパレルショップ『UNMINOU』のプロデューサー大橋あゆみさんの、人気annaアンバサダーコンビ。

いざ、悠久の歴史を紡ぐ高野山へ出かけましょう!

1:聖地へいざなう「極楽橋駅」の天井絵巻は必見!
2:高野山の見どころポイント5選
3:宿坊に泊まって、修行体験三昧!
4:お寺カフェから名物グルメまで大充実♡
5:高野山ゆかりの近隣スポット
6:弘法大師誕生1250年で、記念イベントを開催
7:パワーあふれる高野山でリフレッシュを♡

■1:聖地へいざなう「極楽橋駅」の天井絵巻は必見!

画像:annaTV

南海電鉄『なんば駅』から『特急こうや』に乗って約1時間30分。終点『極楽橋駅』では、頭上いっぱいに広がる極彩色の天井絵巻がお出迎え♡ 高野山ゆかりの動植物が描かれていると聞いて、2人は伝説の“極楽鳥”探しに夢中になっています。

画像:anna

駅名の由来となった『極楽橋』は、俗世と聖域の境界だと伝えられているそう。そこで南海電車側の天井絵は黒を背景に、ケーブル側は干支や縁起物を描いた紅白の絵柄にすることで、雰囲気を一変させています。
本当に別世界へ一歩踏み入れたような気分が味わえます。

画像:annaTV

いざ、ケーブルカーに乗り込んで、一気に高野山へと上ります! 高低差328mを約5分かけて進んでいくので、これからの季節は新緑の自然が広がる景色も楽めますよ♡

■2:高野山の見どころポイント5選

画像:annaTV

やってきたのは『総本山金剛峯寺(こんごうぶじ)』。高野山全体をひとつのお寺としてとらえ、約48万坪の境内には数多くのお堂や門が建ち並びます。徒歩やバスで散策しながら、見どころを巡っていきましょう!

(1)巨大楼門「大門」からスタート!

画像:anna

高さ25mを超える『大門』は、高野山の入り口ともいえる一山の総門。その荘厳さもさることながら、日本で2番目の大きさを誇る金剛力士像の迫力は圧巻! ここをくぐると、高野山にやってきたことを実感できます。

(2)「壇上伽藍」の「根本大塔」で曼荼羅にトリップ

画像:anna

高野山の中でも二大聖地と呼ばれる場所のひとつが『壇上伽藍(だんじょうがらん)』。高野山の本堂である『金堂(こんどう)』や『根本大塔(こんぽんだいとう)』があり、高野山の“核”ともいえるスポットです。

画像:和歌山観光連盟

800年代に完成したとされる『根本大塔』は、鮮やかな朱色が青空に映えて優美さ満点♡ 外から眺めるだけではなく、内部を拝観することもでき、堂内は金色に輝く胎蔵界大日如来(たいぞうかいだいにちにょらい)を中心に、四仏を祀った“立体曼荼羅(まんだら)”として構成されています。密教世界を描く曼荼羅の世界に入り込めるなんて、とても貴重で神秘的な体験ですね!

(3)「金剛峯寺」で壮大な石庭美を堪能

画像:anna

しだれ桜が迎える正門を抜けて、檜皮葺の屋根が美しい金剛峯寺に参拝を。ちょうど真上の装飾に古来より伝わる「猪目(いのめ)」模様を発見した2人は、「ハート型がかわいい♡」と大盛り上がり。実物は訪れた際に探してみてくださいね。

画像:anna

寺内に入り、奥殿(非公開)を囲む日本最大級の石庭『蟠龍庭(ばんりゅうてい)』に到着! 雲海に見立てて一面に敷き詰められた白川砂に、うねる龍の背中をイメージした大小の石が配置されています。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪と、四季を通して色とりどりに変化する景色は何度でも訪れたい美しさです。

ほかにも、寺内には襖絵が美しい広間や休憩所の新別殿、阿字観道場などがあるので、ぜひ立ち寄って♡

(4)弘法大師が瞑想を続ける「奥之院」へ

画像:anna

『一の橋』から、約2kmに渡って樹齢数百年の杉木立が続く『奥之院(おくのいん)』。最奥の御廟(ごびょう)では、今も弘法大師が永遠の瞑想を続けていると信仰されています。静謐な空気が漂う『奥之院』は、まさに高野山信仰の中心。『壇上伽藍』と並ぶ、高野山二大聖地のひとつです。

画像:anna

参道を歩く途中、2人が見つけたのは『化粧地蔵』。このお地蔵様に化粧をしてあげると願い事がかなうと聞き、さっそく2人も実践! 板東さんはパッチリ目元祈願でアイカラーを、あゆみさんはふっくら唇を願ってグロスをチョイス。「トレンドを意識して目頭にポイントを……」と、板東さんはかなり本気の様子でした。※諸説あります

(5)約1200年、毎日欠かさない「生身供」

画像:和歌山県観光連盟

弘法大師が835年に御廟に入定してから現在まで、なんと1200年近く続けられているのが『生身供(しょうじんぐ)』です。早朝6時、10時30分の1日2回、僧侶が御廟まで食事を届ける様子を見ることができます。

<施設情報>
高野山真言宗 総本山金剛峯寺
住所:和歌山県伊都郡高野町高野山132
電話:0736-56-2011(代表)
拝観時間:8:30~17:00(受付終了16:30)
拝観料:【金剛峯寺】中学生以上1,000円、小学生300円、未就学児無料 【根本大塔】中学生以上500円、小学生以下無料 ※金堂・徳川家霊台は別途料金要。共通内拝券あり。
詳細:https://www.koyasan.or.jp/

■3:宿坊に泊まって、修行体験三昧!

画像:anna

高野山には50以上もの宿坊があり、今回紹介する『恵光院(えこういん)』もそのひとつ。宿泊者なら無料でさまざまな修行体験ができるので、“おこもりしてしまう宿坊”として人気です。

(1)集中力アップ!客室でできる写経体験

画像:anna

お部屋で過ごすゆったりした時間には、般若心経を書き写す『写経体験』をぜひ。「文字の意味を考えるのも楽しい!」と板東さんが楽しそうに筆を進める横で、願いを書くスペースに「いつも笑顔で過ごしたい」と書いたあゆみさんがニッコリ。書き終えたお経は恵光院で奉納してくれるほか、プラス1,000円で奥之院に奉納することもできます。

(2)注目の密教瞑想!阿字観体験

画像:恵光院

ゆっくりと呼吸をして、宇宙と一体になる感覚を得る阿字観(あじかん)は、真言密教独自の瞑想方法。毎日16時30分から院内の阿字観道場で開催されていて、お作法を丁寧に教えてくれるので初心者さんでも安心です。最近話題の瞑想で、心身ともにリフレッシュしましょう!

(3)お勤めや祈祷にも参加OK

画像:恵光院

毎朝7時から行われる本堂でのお勤め、続いて7時30分から行われる護摩祈祷にも、自由に参加可能。客室に置いてある“添護摩木”に願いを書いておけば、その場で祈祷していただけます。僧侶の祈りを間近で見ると、背筋がピンと伸びるような気持ちになれますよ。

(4)豪華客室が誕生!宿坊体験

画像:anna

お寺に宿泊する『宿坊』も、高野山ならではの体験。恵光院にはさまざまなタイプのお部屋がそろい、2022年には高野山最大級のスイートルームが登場!  壁には“月輪(がちりん)”アートを大胆に描いた広いリビングのほか、寝室、半露天風呂、専用の庭園が付いた特別室です。

画像:anna

大きなソファに座ってのんびりしたり、縁側で庭園を眺めて過ごしたり、2人は完全にリラックスモード。「静かだねぇ」「これは癒されるねぇ」と、鳥のさえずりしか聞こえない非日常空間を満喫していました。

<施設情報>
高野山 準別格本山 宿坊 恵光院
住所:和歌山県伊都郡高野町高野山497
電話:0736-56-2514
IN14:00~22:00/OUT10:00
料金:1名45,000円~(1泊2食付き/税サ込・2名1室利用時)
詳細:https://www.ekoin.jp/

■4:お寺カフェから名物グルメまで大充実♡

ここでは、旅に欠かせない高野山グルメを集めてみました! しっかりごはんからカフェまでシーンに合わせて利用してみて。

(1)お寺カフェでほっこりひと息

画像:高野山 別格本山 西南院

大門近くの『西南院(さいなんいん)』では、寺内にカフェがオープン♡ 日本庭園を望む回廊に並ぶ椅子に座ってホッとひと息をついても、散策途中に立ち寄ってテイクアウトしてもOK。ドリンクはコーヒーや紅茶、ラテなどのほか、SNS映えしそうなさくら風味のドリンクも。すべてオリジナルお煎餅付きで500円。

<施設情報>
高野山 別格本山 西南院
住所:和歌山県伊都郡高野町高野山249
電話0736-56-2421
営業時間:10:00~17:00
定休日:不定休
詳細:https://sainanin.com/

(2)絶品ごまとうふづくしの懐石ランチ

画像:anna

精進料理の中でも貴重な栄養源として受け継がれてきた“ごまとうふ”は、高野山に来たら絶対に食べておきたい名物グルメ。『角濱』のごまとうふは、無農薬の胡麻の芯のみを使用し、吉野葛で仕上げた逸品です。

画像:annaTV

いただくのは、密教に伝わる胎蔵曼荼羅をモチーフにした『胎蔵懐石』(1,900円)。中央の大日如来の位置には『ごまとうふ 木野子ソース掛け』を配置し、ごまとうふのお造りや白和え、飛龍頭にデザートまで、8種類の小鉢が並びます。

画像:anna

「コクはあるのにあっさりしているから、いろんなソースと合う!温かいごまとうふのトロリとした食感にハマりそう♡」とあゆみさん。なかなかお目にかかれない『生ごまとうふ』を食べた板東さんは「驚くほどなめらかで、今まで食べてきたものとは全然違う!」と驚いていました。

多彩なアレンジが楽しめる懐石のほか、ごまとうふを使ったスイーツやドリンクなどもそろっているので、「次に来たときはコレ食べたいな!」と、予習を欠かさない2人でした。

<店舗情報>
角濱ごまとうふ総本舗 飲食部
住所:和歌山県伊都郡高野町高野山230
電話:0736-26-8700
>営業時間:9:30~17:00
定休日:不定休
詳細:https://www.gomatohu.com/

(3)高野山銘菓「みろく石」をお土産に

画像:みろく石本舗 かさ國

明治4年創業の老舗店『かさ國』は、金剛峯寺御用達の菓子司。特に高野山銘菓として有名なのが『みろく石』です。
その起源は、山を登り、高野山を目指した人たちの疲れた体を癒すために宿坊で提供されていたお菓子なのだとか。上品な自家製粒あんの風味がやさしく、ほっこりした味わいをお土産に持って帰りたいですね。

<店舗情報>
みろく石本舗 かさ國
住所:和歌山県伊都郡高野町高野山764
電話:0736-56-2327
営業時間:8:00~18:00
定休日:不定休
料金:6個入り750円~
詳細:http://www.mirokuishi.com/

■5:高野山ゆかりの近隣スポット

1200年以上の歴史を持つ高野山の麓の町には、ゆかりの社寺がたくさんあります。ご紹介するスポットも世界遺産に登録されていて、高野山に向かう途中にあるので、ぜひ一緒に訪れて♡

(1)古来より女性の願いを聞いた「慈尊院」

画像:和歌山県観光連盟

高野山で女性の参拝が認められていなかった時代、弘法大使の母公が過ごしたことから“女人高野”と伝わる古刹『慈尊院』。今でも安産祈願や乳がん平癒、子宝成就、良縁のご利益があると人気が高く、乳房型の絵馬が有名です。

<施設情報>
慈尊院
住所:和歌山県伊都郡九度山町慈尊院832
電話:0736-54-2214(受付8:00~17:00)
拝観時間:8:00~17:00
拝観料:無料
詳細:http://jison-in.org/

(2)導きのご利益「丹生官省符神社」

画像:和歌山県観光連盟

弘法大師が『慈尊院』を開創した際に建立した、地元ゆかりの二神を祀る神社です。白と黒の2頭の犬が弘法大師を高野山へ導いたとされる伝説から、ここでは犬が神の使い。縁結び・導きの神様として知られています。

<施設情報>
丹生官省符神社(にうかんしょうぶじんじゃ)
住所:和歌山県伊都郡九度山町慈尊院835
電話:0736-54-2754
拝観時間:9:00~17:00
拝観料:無料
詳細:http://niujinja.sakura.ne.jp/

(3)弘法大使に高野山を授けた「丹生都比売神社」

画像:和歌山県観光連盟

創建は1700年以上前と、高野山よりも古い歴史を誇る神社。天照大御神の妹神『丹生都比売大神(にうつひめのおおかみ)』や、弘法大師を高野山へと導いた神『高野御子大神(たかのみこのおおかみ)』を祀ることから、さまざまな災いを払いのけ、幸福に導いてくれるご利益があるとされています。

<施設情報>
丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)
住所:和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野230
電話:0736-26-0102(受付8:45~16:30)
拝観時間:自由(授与所は8:45~16:30)
拝観料:無料
詳細:https://niutsuhime.or.jp/

■6:弘法大師誕生1250年で、記念イベントを開催

2023年は弘法大師の誕生から1250年を迎える記念の年。高野山はもちろん、高野山にゆかりのある各地で楽しめる、今だけの限定イベントをチェックして!

(1)金剛峯寺の特別御開帳と限定ご朱印

画像:和歌山県観光連盟

画像:和歌山県観光連盟

『金剛峯寺』では、「いのちよ輝け~大師のみこころと共に~」をテーマに“宗祖弘法大師御誕生1250年記念大法会”を開催。普段は非公開のご本尊“弘法大師坐像”の特別公開に加え、各拝観所のご朱印が限定バージョンになるので、この機会を逃さないで♡

<詳細情報>
宗祖弘法大師御誕生1250年記念大法会
開催期間:2023年5月14日(日)~7月9日(日)、限定御朱印は~2023年12月31日(日)
場所:金剛峯寺
料金:御朱印料各300円
詳細:https://www.koyasan.or.jp/birth1250/

(2)「3霊跡巡礼スタンプラリー」を開催

画像:和歌山県観光連盟

弘法大師が誕生した香川の『善通寺』、弘法大師が開いた京都の『教王護国寺(東寺)』、そして弘法大使がご入定された和歌山の『金剛峯寺』からなる弘法大師ゆかりの3寺を巡ると、特製日本手ぬぐいがもらえるスタンプラリーを開催中!

<詳細情報>
弘法大師空海御誕生1250年記念 3霊跡巡礼スタンプラリー

実施期間:~2024年12月31日(火)
料金:無料
詳細:https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/062400/d00212608.html

■7:パワーあふれる高野山でリフレッシュを♡

画像:anna

1日では周りきれないほど数多い見どころと、何度でも体験したいお手軽修行にと、リピーターが多いのも納得の聖域・高野山。特に2023年は弘法大師誕生1250年で注目度はさらにアップ。いつも以上にパワーをもらえちゃうかもしれませんね!

さらに、今回ご紹介した内容は動画でもチェックしてみてください。

そのほか、和歌山県魅力はたくさん。これまでにご紹介した2エリアも見逃さないで!(取材・文/小林梢)

【那智勝浦編】熊野古道を歩いて聖地・那智山へ!annaアンバサダーが旅する癒しのネイチャートレッキング
【白浜編】白浜で海沿いサイクリング!絶景スポットや豪華グランピングにannaアンバサダーも夢中♡

【画像・参考】
※和歌山県観光連盟
※恵光院
※みろく石本舗 かさ國
※高野山 別格本山 西南院
※anna
※annaTV

※本記事内はすべて税込価格です。
※撮影シーンのみマスクを外して撮影しております。
※各自治体が発出しているルールに従い、新型コロナウイルス感染症対策を講じたうえでお楽しみください。
※2023年3月17日(金)時点の情報です。情報が変更になる場合があります。詳細は各施設・店舗等にご確認ください。

Sponsored by 和歌山県観光連盟

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