地元の生き物を展示する関西最古の水族館!「京都大学白浜水族館」
おなじみの魚や海の生き物を観察するのも楽しいですが、その地域にしか生息していない珍しい生き物の観察を楽しむのも魅力的ですよね♡
今回は、2022年12月8日(木)に放送された読売テレビ『朝生ワイドす・またん!』の『イマコレMITENA』から、地元の海の生き物を展示する『京都大学白浜水族館』をご紹介します。
※この記事は2022年12月8日(木)放送時点の情報です。最新の情報は各店舗・各施設にお問い合わせください。
■関西最古の水族館!「京都大学白浜水族館」
やってきたのは関西最古の水族館『京都大学白浜水族館』。1922年に『京都大学』の研究所の水槽室として建造、1930年に水族館として一般公開されました
今も敷地内には実験所があり、さまざまな生き物の研究がおこなわれています。
お値段もとっても魅力的! 大人 600円/小・中学生 200円/未就学児 無料(各税込)で入館できますよ。未就学児は無料なので、お財布にも優しいですよね♡
■500種類以上いる生き物は、白浜の海を泳ぐ魚たち!
水族館に入り、最初に目にするのは白浜の海を泳ぐ魚たち! こちらでは、白浜周辺の生き物だけ展示しているんだそう。
なんと500種類以上の生き物を展示しています。
この水族館が特徴的なのは、無脊椎(むせきつい)動物(背骨を持たない動物)を国内トップクラスに展示していること。エビ、カニ、ウニなどの生き物がズラリと並んでいます。
他の水族館ではなかなか見ることのできない珍しい生き物たちが細かく分類ごとに展示され、間近でじっくりと観察することができますよ。
こちらは『セミエビ』。
子どもの時と姿が全く異なるのがおもしろい! フィロソーマ幼生といい、子どもの頃は虫っぽい外見なんだとか。
またセミエビの子ども(幼生)は“何か”に乗って、旅をしているのですが……、
実はなんと“クラゲ”に乗って旅をしているんです! クラゲに乗ることで、より遠くへ移動できるという理由があるんだとか。
■珍しい生き物はどのようにして水族館にやってきたの?
今回は特別にバックヤードにも案内していただきました! バックヤードでは、無脊椎動物をストックしています。展示している生き物が病気になった場合などに、ここの生き物とかわってもらうんだそう。
この生き物たちは飼育員さんたちが自身で採集してくるか、漁師さんに獲ってきてもらうんだそう。日々、珍しい生き物を求めて海に向かうのも飼育員さんの仕事です!
この体長1mを超える『ロウニンアジ』も飼育員さんが捕獲したそう。
実は、白浜にはこれほど大きな『ロウニンアジ』はいません。黒潮に乗って南の海から流されてきて、秋になると白浜周辺で小さめのサイズが獲れます。
水族館にて、何年もかけて大きく育てていって今のサイズになったんだとか! 20歳を超えているかもしれません。
■「京都大学白浜水族館」のかわいい生き物Best3
ここで、『京都大学白浜水族館のかわいい生き物Best3』をご紹介します。
まず第3位は、『オオカワリギンチャク』。白浜と伊豆だけでしか見つかっていない激レアなイソギンチャクです。しばらく見ていると、どこかかわいく見えてきます。
第2位は、『オオモンカエルアンコウ』。なんと、魚なのに泳ぐことが苦手なんだとか! 胸ビレや尻ビレが足みたいになってテクテク歩ける魚なんです。かわいいですよね。
堂々の第1位は、『ソメンヤドカリ』! 最大の特徴は背中にイソギンチャクをくっつけていることです。
タコから身を守るためにイソギンチャクをくっつけているんだとか。普段は『ソメンヤドカリ』がイソギンチャクを大事にしているのですが……、
あまりにおなかがすいたら“非常食”にしてしまうんだそう……! ちょっとした性格のずるさもかわいく見えるかもしれません。
<詳細情報>
京都大学白浜水族館
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町459
電話:0739-42-3515
営業時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日:なし
ぜひ皆さんも白浜の珍しい生き物のなかから、お気に入りを見つけてみてくださいね!(文/Yuikomore)
【画像・参考】
※ 読売テレビ『朝生ワイドす・またん!』(月曜~金曜 5時10分~)
この記事は2022年12月8日(木)放送時点の情報です。最新の情報は各店舗・各施設にお問い合わせください。
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