TOP パン 「ひょうご五国」の魅力をたっぷり紹介! 第4回はパン作りに適した土地を求めて丹波へ移住した中山さんをピックアップ♡

「ひょうご五国」の魅力をたっぷり紹介! 第4回はパン作りに適した土地を求めて丹波へ移住した中山さんをピックアップ♡

2022.04.08

『ひょうご五国』を知っていますか? 『兵庫県』の成り立ちは、『摂津(神戸・阪神)』『播磨』『但馬』『丹波』『淡路』の5つの国が、明治の廃藩置県をきっかけに統合されたことが始まりなのだそう。

そんな5つのエリアの魅力をたっぷり紹介する『ひょうご五国博覧会2022』。読売テレビでは、番組やwebでスペシャルコンテンツを発信しています。

そしてannaでも、その土地でしか味わえない海の幸・山の幸、そこでしか出合えない景色や体験など、読者にぴったりなお役立ち情報を5回シリーズで紹介します!

第4回となる今回の記事では、2022年3月21日(祝・月)に放送された『ひょうご五国博覧会×ten. コンシェルジュ探偵団inHYOGO』から、『丹波』の魅力や移住者のライフスタイルをお届けします♡

■丹波には山の幸がいっぱい!

画像:読売テレビ『ひょうご五国博覧会×ten. コンシェルジュ探偵団inHYOGO』

画像:読売テレビ『ひょうご五国博覧会×ten. コンシェルジュ探偵団inHYOGO』

『丹波』エリアといえば山の幸。松茸や黒豆など、全国に名高い丹波ブランドの特産物で知られています。おいしいものを求めて、足を運ぶ人多いのではないでしょうか?

■パン作りに適した土地を求めて丹波へ移住

画像:読売テレビ『ひょうご五国博覧会×ten. コンシェルジュ探偵団inHYOGO』

今回紹介するのは、2018年に丹波へ移住をした関東出身の中山大輔さんのライフスタイル。週に1回、“国産オーガニック小麦”を使ったこだわりのパンを焼き、ネット販売のみで即完売するほど人気の高いパンを作っているんです……!

自然が豊かでパンが焼ける場所を探していた中山さん。丹波市は盆地で湿度が年中高く、朝露が地面を濡らしていることで土壌が豊かになり、作物がおいしく育つ環境。この地がパン作りに適していると感じ、移住を決意したのだそう。

■手作り窯で焼き上げるこだわりのパンが人気に♡

画像:読売テレビ『ひょうご五国博覧会×ten. コンシェルジュ探偵団inHYOGO』

もともとパン作りを始めたきっかけは、学生時代に環境問題の研究で鹿児島県の宝島に行った経験から。
宝島でもらった小麦でお菓子やパンなどを作るうちに、「環境に良いことをしたい」という思いが生まれ、ガスや電気を使わない、薪窯のパン作りにたどりついたといいます。

画像:読売テレビ『ひょうご五国博覧会×ten. コンシェルジュ探偵団inHYOGO』

画像:読売テレビ『ひょうご五国博覧会×ten. コンシェルジュ探偵団inHYOGO』

画像:読売テレビ『ひょうご五国博覧会×ten. コンシェルジュ探偵団inHYOGO』

窯づくりはイチからの手作業で作ったのだそう。丹波には窯が置ける広い土地もあり、“パン作りには最適”な場所だといいます。

画像:読売テレビ『ひょうご五国博覧会×ten. コンシェルジュ探偵団inHYOGO』

画像:読売テレビ『ひょうご五国博覧会×ten. コンシェルジュ探偵団inHYOGO』

中山さんがパンを焼くのは週に1日。130個限定で焼きますが、いつもすぐに完売するほどの人気ぶり♡ 生計もそれで成り立っているのだそう。

日本では取り扱う店が少ない“国産オーガニック小麦”にこだわり、自身で粉を挽き、パンを焼き上げます。そのおいしさに魅了される人が続出です……♡

■タネから小麦を育てる取り組みにも挑戦!

画像:読売テレビ『ひょうご五国博覧会×ten. コンシェルジュ探偵団inHYOGO』

画像:読売テレビ『ひょうご五国博覧会×ten. コンシェルジュ探偵団inHYOGO』

タネから小麦を育て、ゆくゆくはその小麦で作ったパンを販売したいと考える中山さん。今育てているのが、古代小麦と呼ばれる約9000年前からある品種で、育つと一般的な小麦より穂が高くなるんだそう。そんな挑戦ができるのも「新しいことをはじめやすい丹波だったから」だといいます。「畑もすぐに借りることができ、地元の人がサポートしてくれる環境も丹波には整っている」と話してくれました。

■ピザ作りを移住者仲間にレクチャー

画像:読売テレビ『ひょうご五国博覧会×ten. コンシェルジュ探偵団inHYOGO』

この日は、移住者仲間である淡路島在住の武政彰吾さんが訪れ、ピザの作り方や焼き方をレクチャーすることに……!

薄く伸ばした生地に具材をのせ、窯入れへ。ピールと呼ばれる棒の使い方のコツを伝授します。“テーブルクロス引きの要領で”という中山さんからのアドバイスに、武政さんもコツをつかんだ様子です。

画像:読売テレビ『ひょうご五国博覧会×ten. コンシェルジュ探偵団inHYOGO』

焼きあがったピザは、「パリッパリの食感で極上の味わい!」と感激する武政さん。淡路島に戻ってからも、自作の窯と淡路島の食材でおいしいピザを作ることができました。

丹波の地でおいしいパン作りに励む中山さん。そんな移住を経験した2人のライフスタイルに刺激をもらいますね♡

※東京から淡路島に移住した武政さんのピザ作りも紹介しています。あわせてチェックしてくださいね。

<店舗情報>
薪火野
住所:兵庫県丹波市氷上町中野40
電話番号:070-4411-1859
詳細:https://makibino.com/main/
※パンの購入や詳細についてはホームページで確認を

■『ひょうご五国』についておさらい!

画像:兵庫県公式観光情報「HYOGO!ナビ」

北は日本海に面し、南は瀬戸内海から淡路島を介して太平洋へと続く『兵庫県』。摂津(神戸・阪神)・播磨・但馬・丹波・淡路の五国もの個性が集う県は、日本中でここだけなのです。あらためて、それぞれのエリアの特徴をおさらいしてみましょう!

摂津(神戸・阪神):変化に富んだ街・海・山の至るところに多彩な魅力を誇る“神戸エリア”と、神戸~大阪、2つの大都市と隣り合わせる“阪神エリア”から成り立っています。

播磨:国宝『姫路城』をはじめ、赤穂や龍野などの城下町には、歴史散策スポットが充実。伝統に培われた文化にふれることができます。

但馬:雄大な自然、極上の温泉、山海の幸が魅力。城崎や湯村、出石をはじめ、最近では和田山の『竹田城跡』が注目されるなど、人気観光スポットが集結しています。

丹波:松茸・栗・黒豆など、全国に名高い丹波ブランドの特産物。豊かな山の幸を育む丹波の自然は、アウトドアスポーツにも最適です。

淡路:神話と伝統文化が息づくロマンあふれる花の島。農産物、水産物など豊かな食材を誇り、海水浴やキャンプも楽しめる身近なおでかけスポットです。

■次回の記事もお楽しみに!

いかがでしたか? 『ひょうご五国』の魅力を紹介する第4回の記事では、丹波でパン作りに励む移住者・中山さんにお話をうかがいました。その土地ならではの充実したライフスタイルを知ることができましたね。すでに公開中の兵庫県3エリア記事は下記から楽しめますよ!

■1記事目:春が旬!但馬の港町「浜坂漁港」で水揚げされるホタルイカグルメをチェック♡!

■2記事目:『姫路おでん』や『加古川和牛』など播磨地方のご当地グルメも見逃せない♡

■3記事目:「ひょうご五国」の魅力をたっぷり紹介! 第3回は「淡路島」での移住ライフを決めた20代の3人にインタビュー!

シリーズは最終回に続きます。最終回は『但馬』エリアの“山の幸編”。次回もお楽しみに! この機会に、まだ出合ったことのない兵庫の魅力にふれてみませんか♡(文/谷尻知子)

【画像・参考】
※読売テレビ『ひょうご五国博覧会×ten. コンシェルジュ探偵団inHYOGO』
※この記事は2022年3月21日(祝・月)放送時点の情報です。最新の情報はお問い合わせください。
※各自治体のルールに従い、新型コロナウイルス感染症対策を講じたうえでお楽しみください。
※各店舗の営業時間が異なる可能性があります。必ず店舗へ確認のうえでお出かけください。

Sponsored by ひょうご五国博覧会

Recommend あなたにおすすめ