TOP ライフスタイル 忙しい人でも必ず片づく!? 「脱・汚部屋」のための収納プログラム3STEP

忙しい人でも必ず片づく!? 「脱・汚部屋」のための収納プログラム3STEP

2019.01.08

新しい年を迎え、今年こそはスッキリ片付いた部屋で過ごしたい!と思っている方も多いことと思います。

ですが、忙しい日々の合間を縫ってちょこちょこ片づけに挑戦してみたり、収納本などを読んでチャレンジしてみてはいるものの、すぐにリバウンドしてしまったりなかなか思うように進まない……というのもよくある話です。

そこで今回は、『自動的に部屋が片づく 忙しい人専用 収納プログラム』の著者であり整理収納アドバイザーの七尾 亜紀子さんに、忙しい人でも“自動的に部屋が片づく”収納テクニックについて紹介してもらいました。

 

 

STEP1:どんな部屋に住みたい?「理想」をイメージしよう

出典: GATTA(ガッタ)

片づけがうまく進まない大きな原因の1つが、“ゴールが明確になっていない”ということです。

まずは“どこを”“どんな風に”したいのかをじっくり考え、自分はどうなったらハッピーなのかという“理想”を頭の中で整理してみましょう。

“理想”はあくまで“理想”なので、妄想をどんどん膨らませてOKです。すっきり片づいた部屋で自分はどんな日常を過ごしたいのか、キラキラしたイメージが明確にあるほどやる気がアップします。

インテリアのイメージを固めるうえでは、雑誌やネットの写真などをスクラップしてみるのも効果的です。

出典: GATTA(ガッタ)

そして“理想”のイメージが固まってきたら、それを達成したかどうかが客観的に判断できる“目標”に置き換えます。

“理想”と“目標”は似ているようですが、実は全くの別物です。

例えば、「家族みんながくつろげる心地よいリビング」という“理想”を掲げたとしても、それが達成できたかどうかというのは判断がしづらいですよね。

そのため、その“理想”をもう一歩掘り下げて、「床やテーブルの上にモノが置きっぱなしになっていない状態にする」といった、客観的にできたかどうかが判断できる“目標”に置き換えることが重要です。

“理想”だけではなんとなくフワッとしてしまっていてアクションに落としづらいですが、これを“目標”に変換することで、具体的なアクションに移しやすくなるのです。

 

STEP2:目標と現実との「差」を見つけて、TODOを洗い出す

出典: GATTA(ガッタ)

具体的な“目標”が決まったら、今度はそれに対して現状の部屋がどうなっているのか見つめ直してみましょう。

目標と現状を比較すると、そこには必ず“差分”があります。

例えば、先程挙げた「床やテーブルの上にモノが置きっぱなしになっていない状態にする」という目標の例で考えてみると、

・テーブルの上に読みかけの新聞や雑誌などが放置されている

・床の上に脱いだ服が散らかっている

などといった状態が見えてきて、“目標”と“現状”との間にある“差分”が見えてくるはずです。そして、その差分が出てしまう原因を考えていくと、おのずとやるべきTODOが見えてきます。

そしてそのTODOは、単に「テーブルを片づける」といった漠然としたものではなく、「読みかけの雑誌を入れるためのボックスを無印良品で探して購入する」というように、自分が何をすればいいかがきちんとイメージできるまで、できるだけ細かく具体的に洗い出すことも大事なポイントです。

 

STEP3:無理のない範囲でスケジュールを組む

出典: GATTA(ガッタ)

そしてやるべきTODOが決まったら、それを“いつやるか”を明確に決めましょう。

ただし、スケジュールを決めるときは無理のない範囲で計画することも重要。

平日は仕事や家事で忙しかったり、休みの日も家族や自分の急な体調不良などで予定が狂ってしまったりすることもあります。

そのため、詰め込みすぎず、多少予定通りにいかなくても挽回できるような無理のないスケジュールを立てることが挫折しないコツです。

また、最初は簡単なTODOから始めるようスケジュールを組むことで、自分に自信がつくように工夫するのも大事ですよ。

 

忙しいからといって、闇雲に片づけをして途中で挫折したり、リバウンドを繰り返したりしていては本末転倒です。

時間がないからこそ、自分はどこに向かいたいのか、そのためには何をすべきなのかをしっかり考えてから行動に移すことが、結果的に時短で効率的に片づけを進めることにつながります。

今年こそは片づけたい!と考えている方は、ぜひこの“収納プログラム”のSTEPを実践してみてくださいね。

【参考文献】
※ 『自動的に部屋が片づく 忙しい人専用 収納プログラム』(七尾亜紀子) / KADOKAWA

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