TOP ライフスタイル 【整理収納のプロ伝授】不織布マスクの箱を有効活用?賢いマスクの収納術

【整理収納のプロ伝授】不織布マスクの箱を有効活用?賢いマスクの収納術

2021.09.04

マスク生活がまだまだ続く日々。市場には今まで見たことないくらい多種多様なマスクが販売されていますね。作ってみたり、プレゼントされたりする機会が増えた人も少なくないはず。

また、好みや使う目的によって使い分けている人もいるのではないでしょうか?

画像:コープステーション

情報誌『コープステーション』のオフィシャルブログ『わたしのステーション』では、整理収納アドバイザー・はらむらようこさんの暮らしの中から整えていること、すっきりしたこと、そして気持ちがほっとしたこと、ときには新しい発見を見つけたことなど、普段の暮らしで大切にしているエピソードをお届けしています。

今回annaではその中から、はらむらさんに教えてもらった“マスクと今後長く楽に付き合うための快適な収納”をお届けします♡

■1:マスクの買い溜めを終わらせよう

ものが捨てられない心理に加えて、「買えなくなったらどうしよう」という不安がありますよね。マスクはまさにそうでしたね。はらむらさんのお客様宅からも、使い捨てマスクのストックが何箱も出てきたそうです。

まずは、不安を解消することが大切です。家にあるすべてのマスクを出して数えてみてください。ご家族全員分のストックが十分にあるか確認しましょう。さらに、災害用の備蓄品としても必要です。なので、ストック量は2か月分ほどを目安にしてください。

はらむらさんの場合、3人家族のため、60日分×3人で180枚必要となりますが、洗えるマスクを3枚所持しているため、ストックは120枚にしているのとのこと。常に1~2箱はある状態にして、必要以上の備蓄をしないで済むようにすることで、必然的に安心感が生まれますね。

■2:お気に入りのマスクだけを残そう

家にあるすべてのマスクを出して数えてみると、かなり多くなった人もいるのではないでしょうか。

どこか気に入らず使用していなかったものや、国からの配給マスクでも、することはないと言いながらマスク不足の経験からなんとなく持っている人も多いはず。ですが、先ほどの通りにすれば使い捨てマスクを2か月分ストックし、マスク不足は解消されましたね。落ち着いて、選び取りましょう。

まずは、今気に入って使っているマスクを3~4枚選んでください。使い捨てマスクでしたか? 洗えるタイプでしたか? 今から家に置くマスクは、使いやすく自分にあったマスクだけにしましょう。

■3:置き場所を定着させよう

はらむらさんは、洗濯できるタイプのマスクはハンカチと共に置くことが最もスムーズだと提案しています。

画像:はらむらようこ

はらむらさんの場合は、クローゼットの収納ケースに入れています。そのうちの1段を“鞄の中身”を入れる引き出しにしているとのこと。

そこには、毎日持ち歩くお財布やハンカチ、お化粧ポーチ、名刺入れやイヤホン、常備薬など細々としたものを入れているポーチと、巾着には毎日の仕事道具のエプロンが入っているそうです。

画像:はらむらようこ

また、洗ったあとのハンカチとマスクも入れるようにしているんだとか。マスクはお出かけ時に、財布や鞄と共に必要なものだからです。ハンカチとマスクを共に置く理由は、ハンカチとマスクは毎日使い、毎日洗い……と同じサイクルで、同じ流れをするからです。そのため、同じ場所に戻すことにしているとのこと。

クローゼット収納では、マスク入れ、ハンカチ入れ、靴下入れ……とアイテムごとに分けている人が多いと思いますが、使うときのことを思い直し、同じときに使うものは同じ場所に納めると便利になりますよ。

画像:はらむらようこ

外出時、マスクだけを忘れやすい人は特に「ぜひマスクをコーナーにセットしてほしい」とはらむらさんは話します。

そうすると、洗濯が終わったものをクローゼットに戻すときに楽になるんです。とってもビックリされるかもしれませんが、はらむらさんの総所持量はハンカチ2枚、マスク3枚のみと、かなり少ない枚数でローテーションされているそうです。マスク1枚は念のため細々ポーチに入れて、基本的に2枚をまわしているんだとか。

洗濯は夜にし、マスクはポリエステル、ハンカチはリネン100%のため、干して朝に乾いています。そのため、干した1セットだけが、クローゼットのコーナーに残るようになり、仕事に行くときは、忘れ物がほぼない毎日を過ごせているそう!

画像:はらむらようこ

また、はらむらさんは、「不織布マスクの収納は玄関がよいと思います」と話します。

不織布マスクは使い回さないので、外に近い場所がよく、靴を減らし、玄関収納の中に上の写真のようにマスクを置いています。はらむらさんのお家は、玄関収納スペースに空きがあるので、空間を広くもたせ、衛生上できるだけ離して設けているとのこと。

画像:はらむらようこ

「玄関カウンター上にマスクを置く場合は玄関収納に余白がなく、玄関収納のカウンターの上にマスクを置きたい人もいらっしゃるでしょう。ただ、カウンター上は広いため、マスクが散乱しやすいと思います。家に帰られるたびに、それが目に付くのはしんどいでしょう。」と話しました。

画像:はらむらようこ

玄関カウンターの上に置かれる場合は、マスク商品の箱のままにせず、好きな入れ物に移し替えると気持ちがいいそう! 例えば、お皿。デザインは好きだけど稀にしか使わないお皿がきっとあると思います。また、重すぎる、高すぎて使いにくい大皿などを利用しても楽しいですよ。

やはり衛生上むき出しが気になる人は、蓋つきのすてきな箱を見つけて、しっかりと蓋をしめて飾ってくださいね。

■4:マスクの箱を有効利用しよう

マスク商品は箱のまま使われている人がほとんどだと思います。それでよいと思いますが、いちいち蓋を開け閉めするのが面倒だったり、1枚1枚取り出しにくかったり、在庫の残り枚数がわかりづらかったり……と、不便な点があると思います。

画像:はらむらようこ

そこで、一工夫して上の写真のように箱の上辺をはさみで切り取り、寝ているマスクを縦におこすと、見やすくなって便利になります。ぜひマネして作ってみてください(フィルムがないマスク商品は衛生上、商品箱か蓋つきのケースに入れることを優先してください)。

【関連記事】狭いからって諦めないで!収納のプロが教える「玄関収納の裏ワザ」3つ

コロナによるストレスが増していると思いますが、ご紹介した少しの工夫で、気持ちが晴れることを祈っています。みなさま、健康で過ごしましょうね。『わたしのステーション』では、毎月はらむらようこさんの特集を更新中。ほかにも、季節ごとに食べたくなるレシピなど、ここでしか読めないとっておきの情報が満載です♡ ぜひチェックしてみて!(文/内藤こころ)

【取材協力】
※ はらむら ようこさん・・・整理収納サービスを重ねるにつれ、家くらい自分の本当に好きなことやものだけにしてあげたいと思いが募る。元デザイナーの経験を活かし、今の本当の「好き」を見つけ出し、今へアップデートさせる独自の片づけ論をもつ。好きなものだけだから自然と片づく。自分がアップデートされ楽しい。とファンが多く、予約の取れないアドバイザーでもある。神戸育ち大阪在住。『「好き」から始まる暮らしの片づけ』 ワニブックス社から出版

【画像・参考】
※ コープステーション/はらむらようこ





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