“マスク老け”を回避!口もと美容スペシャリストが教える「顔トレ」
SNSなどネット上でのコミュニケーションが主流になってきましたが、自粛期間は会話をする機会もぐっと減りましたよね。マスク生活になったことで、外出先でも口を大きく開けることが少なくなり、私たちの表情筋は衰える一方……。
そこで、今回は歯科医師・口もと美容スペシャリストである石井さとこ先生に、マスク老けを撃退する“顔トレ”テクニックを教えていただきました。
■舌が下がっていると要注意
―マスク老けってなんですか?
マスク老けは、歯のくすみや汚れ、口臭、表情筋の運動不足からきています。口臭に関しては、マスクをすることで若い方でも自分の口臭が気になり出した方も多いのではないでしょうか。
また、マスクを着用する生活が当たり前になったことで鏡を見る機会が減った方も多いのではないでしょうか。鏡を見ながら顔トレをするなど、意識してチェックしておくことが大切ですね。
―顔トレは何分くらいすればいいのでしょうか?
1回の顔トレ30秒!
私の場合は、起床時に太陽光の下で「は・に・ふ・え・ろ」と口を大きく動かしています。顔トレ自体は、無理のない範囲であれば、1日に何回やっても大丈夫です。隙間時間を見つけて、トレーニングしてみてくださいね。
―先生が一番よくやっている顔トレを教えてください。
『モダイオラスほぐし』です。口角の内側の少し上の部分を舌先で下から上にほぐしてあげるトレーニングです。1日1回はやっています。
このトレーニングは、舌の筋肉をよく使う点もポイントです。舌が下がっていると、飲み込む力が弱くなり、ほうれい線や口呼吸の原因にも繋がってくるので舌の筋肉を鍛えておくことは健康面でも大切だと考えています。
―自分の舌が下がっているか見極める方法を教えてください。
まずは、口を閉じてみてください。その時に、舌はどこを触れていますか? 上の歯と歯茎の隙間辺りについていればOKです。下の歯についていたりすると、舌が落ちている証拠です。花粉症の時期などは口呼吸する人も増えますが、舌が下がりやすいですね。意識的に舌をアップさせて下さい!
■唾液は天然のデンタルリンス
―他にも先生がよくやっているトレーニングはありますか?
耳の上部の横にある小さなくぼみを指の腹で押して、離す、を10回ほど繰り返す『美唾液プッシュ』をしています。こうすることで、自然と唾液が増えてくるでしょう。
―唾液の量が増えると、どんなメリットがあるのですか?
唾液は天然のデンタルリンスと言われるほど、大切なものなんです。唾液の量は年齢とともに減ってきます。唾液の量が減ってしまうと虫歯や歯周病のリスクにも繋がってくるので、意識的に唾液は増やしてあげましょうね。
また、噛む回数を増やすことで、自然と唾液の量が増えてくるかと思います。年齢を重ねると、噛むことが辛く柔らかい食べ物を選びがちですが、噛む回数が減ると認知症のリスクも高まると言われています。1口あたり30回ほど噛む習慣をつけることが大切です。
【関連記事】姿勢が良い人って素敵♡ プロが教える「日常生活に取り入れたい簡単ヨガポーズ」いかがでしたか? 今回、“マスク老けを撃退する顔トレテクニック”を教えてくれたさとこ先生は、歯や口臭だけではなく、 口もとから印象を変えていく“口もと美容”のスペシャリストとして活躍されています。
現在発売中の『マスクしたまま30秒!! マスク老け撃退顔トレ』では、マスク生活中が続く今だからこそ知りたい、マスクの下でもできる顔トレも紹介されています♡他にも、石井さとこ先生のブログ(石井さとこオフィシャルブログ)や、先生監修の『NATURAL DROPS(ナチュラルドロップス)』の『薬用歯磨きジェル』(3,300円・税込)と『ユーカリマウスウォッシュ』(2,090円・税込)もチェックしてみてくださいね。
教えていただいた『モダイオラスほぐし』や『美唾液プッシュ』は、マスクをしたままでも取り組めます。ぜひ、隙間時間に取り入れてみてくださいね。(文/筒井麻由)
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※anna
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