1月後半は生温かく、2月は雪模様?気象予報士が教える「関西の天気予報」
年が明けて、寒さが本格的になってきましたよね。この寒さはいつまで続くの!?と思っている方も多いのでは?
そこで今回は、読売テレビ『かんさい情報ネットten.』のお天気コーナー『スケッチ予報』でお馴染みの気象予報士・蓬莱大介さんに、1月末から2月にかけての天気を教えていただきました。
■2月は関西でも雪模様!?
―2021年になり、最近はすっかり寒くなってきましたね!
この冬は、2020年12月中旬、年末、1月上旬と3度も寒波がやってきました。1月に来た寒波が、いわゆる数年に一度といわれるレベルの最強寒波といわれるものだったんです。日本海側は、平年の3倍以上雪が多く積もり、記録的な雪の降り方のところもありました。
―1月後半から2月にかけの天気はどうなりそうですか?
この先の冬の天気ですが、ここまでの最強寒波がくる可能性はグッと低くなります。
ただし、1月29日(金)頃から2月3日(水)の立春あたりまで冬将軍がきますので、気温の変化にご注意ください。
2月になると、南岸低気圧という気圧配置になり、日本海側だけでなく太平洋側の東京や大阪でも雪が降りやすくなります。寒さと雪には、まだしばらく注意が必要です。
―乾燥や雪はいかがですか?
乾燥に注意なのは、雪の少ない都市部です。関西だと京阪神エリアになりますが、周期的に雨が降っているので、1月後半もひどくはならなそうですよ。
雪に関しては、日本海側は1月前半にしっかり雪が降りましたよね。後半は気温が上がり、雨の日もあるため、雪解けによる雪崩や屋根から落ちてくる雪に注意が必要です。
雪の性質は時間とともに変化します。極寒の中降ったばかりの“新雪”は、時間が経ったり雨が降ると“しまり雪”になります。しまり雪は新雪よりも重さが3倍くらいになります。
大阪市内で雪に注意となると、2月の南岸低気圧が発生する時ですね。
―この冬、過ごし方で注意しておくことはありますか?
向こう1ヶ月は、たまに気温が春先の暖かさになる日もあります。一方、急に真冬の寒さになる日も。いわゆる“三寒四温”の状態ですね。
暖かくなると言われた日でも朝と昼間の気温差が激しくなるので、まだ当分は冬服の方がいいかと思います。コートを開け閉めしたり、マフラーなどで調節ができるようにしておくのがおすすめです。
1月後半は、気温が2月や3月並みの暖かさの日もあります。ただし、一時的に気温の下がる日もあり、いわゆる“三寒四温”の状態。気温差が激しくなるので、体調管理にも注意が必要です。特に暖かい日から寒くなる時は、風邪をひきやすいので注意してくださいね。
―蓬莱さんは、おうち時間をどう過ごしていますか?
おうち時間は運動不足になりがちなので、定期的にウォーキングをしています。
今年は、梅の開花が早く、1月後半にも咲き始めてきそうです。もうすでにチラホラ咲き始めているところもあり、ウォーキングの途中で鑑賞しています。
太陽が沈む時間も少しずつ遅くなってきましたよね。晴れた日は、1月後半なら夕方5時半ごろ、太陽が沈んだ直後のトワイライトがすごくきれいですよ。
【関連記事】寒い今こそゲットしたい!ワークマンの「メンズブルゾン」がめっちゃ使える♡2月からは、また寒い日々がやってくるとのこと。少しあたたかい日々が続く1月後半に、寒さ対策をしっかと備えておきたいですね。(文/筒井麻由)
【取材協力】
※ 蓬莱大介さん・・・2011年より読売テレビの気象キャスターを担当し、現在は『情報ライブ ミヤネ屋』、『かんさい情報ネット ten.』、『ウェークアップ!ぷらす』に出演中。翌日の天気のポイントをイラストで教えてくれる『スケッチ予報』では、ユーモア溢れるイラストが大人気!
【画像】
※ 蓬莱大介/anna
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